リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

雨漏りして初めて見えた高層マンションの壁の中

2024年12月14日 | 日々の風の吹くまま
12月12日(木曜日)。☁🌧。きのうマルコが10時頃と言っていたので、普通にのんびり起床。朝ご飯を食べながらメールをチェックしていたら、マルコからラマンディープ宛のメールのコピーが入っていて、「早急の対応に感謝します。本日現場に出向いて、被保険者と今後の予定とフローリングの選定を行います」というメッセージ。送信時刻を見たら何と午前1時16分。前にも夜中過ぎにメールが来ていたけど、この人、いったいいつ寝るんだろうなあ。いつもエネルギッシュでバリバリ仕事という感じで、まさにスーパーマン。

そのマルコがやって来たのが10時ちょっと過ぎ。フローリングのサンプルを2枚持って来て、「どっちがいいかな」。どっちも似たような色だけど、サンプルAはオリジナルの2枚分くらいの幅があって、色も少々赤みがかった明るめの色調。もう一方のサンプルBは木目模様も色調もオリジナルによく似ていて、幅は少し広い程度。カレシもワタシも最初は幅が広い(つまり水が浸み込む継ぎ目が少なくなる)サンプルBの方がいいと思ったけど、マルコは色調が近いサンプルAを薦めて来たので、オフィスのすぐ外に置いてしげしげと見比べて、なるほど、色調も幅もひと目見てぱっと目に付くような違いじゃないから、気分的に落ち着くような気がするな。ということでサンプルAに決定。損害保険請求のために費用を見積るのに「LKQ」という方式があって、要するに損害の復旧は原状復帰が基本だから、オリジナルと「同じような種類と品質」のものを選ぶわけ。それでも、質的にはやや上という感じがするのは、マルコが言うように「デベロッパー向けに作ったものは安っぽ過ぎて売れないよ」。なるほど、そりゃそうだな。

フローリングの選定が終わったところで、「うちの連中」2人が工具を持って来て、雨漏りした角の壁を切り取る作業。表面が一般的な石膏ボードで、その後ろにビニールのバリアーが貼ってあって、暖房ベースボードやコンセントへのワイヤが通っていて、その向こうに断熱材のグラスウール。それを取り出したら、そこはピンクの断熱ボードで、分厚いボードを切り取ったら見えるのがコンクリートの壁という構造。なるほど、壁自体はしっかり断熱と防音の処置が施されているわけね。でも、窓は高層ビル用の厚いガラスが二重に入っているけど、サッシや窓壁のフレームは金属で断熱材が入っていないから結露しやすいし、寒波の時なんか室内のフレームに霜が付くくらいで、それで最初は結露が敷居から壁の中に入り込んだと思ったわけ。調べに来た専門家が雨漏りと断定してくれたので、ある意味でほっとしたけど、外からとなると、管理会社が発注する修理が済んで雨漏りが止まったのを確認するまではコンクリートの床のままかもしれないな。やれやれ・・・。

午後、何となく雨っぽい空模様になって、道路向かいのヴィクターの店に肉を買いに出たら、ぽつん、ぽつん。ヴィクターが何やら商談をしていて、弟のステファンが客の相手。プライムリブのパティを4枚と大きなストリップロイン・ステーキ1枚とコニャック味のパテと(ヴィクターの奥さんが焼くとびきりおいしい)クッキー2袋。ステーキは川側の脂身を切り落として、半分に切り分けて2人分。グリルの代わりにフライパンで焼いて、少し残っていたスコッチ(グレンモ―レンジ)を空けてウィスキーソースを作ってみたら、イケるじゃないの。ちょっぴりほの暗いテーブルでのご馳走ディナーにぴったり。外では予報通りにまとまった雨になって、はて、雨漏りするかな・・・。


サンタが来れるかどうかわからないけど・・・


コメントを投稿