リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

お茶しにフェリーに乗って

2016年10月01日 | 日々の風の吹くまま
10月1日(土曜日)。曇りのち雨。早めに起きたので、朝ごはんも早めに終わって、さっそく
土曜日の掃除。火曜日は忙しかったし、木曜日もシーラが来ていて、1週間掃除をしないま
まだったので、念入りに床の掃除。バスルーム担当のカレシは留守中にシーラが徹底的に
掃除をしてくれるからと、トイレの掃除だけで後は省略してしまったらしい。いい加減、もう!
まあ、カレシとしては目に見えない場所の汚れは「ない」ことになるようで、見えるところしか
掃除しないから、いつもシーラがやってくれていることには変わりがないような・・・。

今日は友だちとランチ。一緒に『Billy Elliot』を見て以来だから、ほんとに久しぶり。ワタシは
現役15%で毎日けっこうのんびりとやってはいるけど仕事がないわけじゃないし、友だちは
現役100%でメトロバンクーバー中を飛び回っているから、「カフェでお茶する」なんていう
専業主婦の都市伝説みたいな優雅さとはまったく無縁で、同じ空の下にいながらまるで牽
牛と織女。落ち合うのはバラード入江の向こうのノースバンクーバー。駅まで歩いて約20
分、電車で終点のウォーターフロント駅まで29分で、乗り換え時間を考えて12時16分の
Seabusに乗れば約12分だからロンズデール・キーに着くのがちょうど約束の時間・・・と、
うまく時間を見計らったつもりだったけど、歩くのが早すぎたのか12時1分のSeabusに乗
れてしまった。

入江を渡るSeabusは公共交通網の一部で、文字通り「海上バス」。平べったいカタマラン
(双胴船)が往来している。入江は水上飛行機が離着陸するし、いくつもの貨物埠頭がある
ので大きな貨物船のそばを通り抜けたり、貨物船やボートが前を通ると航跡を横切るときに
ちょっと揺れたりして、たまにしか乗らないからけっこう楽しめる。ロンズデール・キーは万博
の頃にあちこちにできた公共マーケットのひとつで、(ニューウェストミンスター・キーを含め
て)ほとんどが衰退した中でロンズデールはいつの間にか高層マンションが林立しているし、
マーケットの中もわんさと人がいて、グランヴィルアイランドよりも繁盛しているという感じ。

ロンズデールでもウォーターフロントでも、Seabusターミナルの桟橋の一番奥にふくろうの
置物があって、何でこんなところに?と思ったら、どうやらハト除けらしい。怖い顔で睨んで
いたけど、どこにもハトの姿がなかったから効果があったということかな。おもしろいことを
考えたもんだ。