リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

注意散漫じゃなくて違うところに集中していたの

2017年05月25日 | 日々の風の吹くまま
5月24日(水曜日)。晴れ。すごい大風で8万5千戸が停電したそうだけど、我が家の側で
は風の音すら聞こえなかった。冬の嵐は真っ向から我が家側に吹き付けるけど、夏の嵐は
反対側の西の方から来ることが多い。おかげでバルコニーもデッキも被害ゼロ。被害と言え
ば、ゆうべ散歩に出たときに背後でガッチャンという音がして、ミニ公園においてある椅子や
テーブルが倒れたのかと思ったら、マンション隣の空き地の柵の一部が歩道に吹き倒され
て、外側にあった新聞ボックスが下敷き。腐りかけた古い木の柵だからひとたまりもなかっ
たんだろうけど、傍を歩いていたら怪我をしたかもしれない。危ない、危ない。

テレビを見たら、バンクーバー市内は入り江に面したキツラノ地区で、あちこちで吹き倒され
た大木が道路を塞いだり、家の屋根に倒れかかったり。今の季節はどの木も葉が茂ってい
るから、根の浅い木は根こそぎ倒れやすい。海洋博物館の近くでは岩に打ち付けられて壊
れたボートが浮いていた。フォルスクリークのハウスボートに住んでいる人たちは「家」全体
が揺れただろうけど、好きで水の上に住んでいるから船酔いすることはないのかな。長期予
報によると、この夏は気温が平年より高めで、雨量は平年並みとか(ということはあまり雨
が降らない)。去年もおととしもその前の年も暑かったような記憶があるんだけど、今年も暑
めってことか。

今日は1週間ぶりに朝から晩まで2人の日常。カレシは自分の英語先生ホームページのプ
ログラミングに余念がないし、ワタシは仕事がないのをいいことにのんびりゲームをしたり、
カメラを持ってバルコニーに出て、ぷかぷか浮いている雲の写真を撮ったり、空港へ向かっ
て飛んでいく飛行機を追っかけたり。今日の「収穫」はアメリカン航空と日本航空と南の方
へ飛んで行くプロペラ機の後姿。刻々と姿を変え、まったく同じものは2度とできない雲は見
飽きることがない。小学生の頃に授業中に空を眺めていて、学期ごとに通知箋に「注意散
漫」と書かれていたのを何となく思い出した。あれ、授業への注意が散漫だっただけで、空
を行く雲には100%注意を集中していたんだけど。

ことわざに「三つ子の魂百までも」と言われるように、この分だと100歳になってもまだ雲を
眺め、いたるところに転がっている「ん?」という不思議に注意を集中していそうだな。あれ、
何だか3歳半の甥孫エヴァンに似てるような・・・。