リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

極楽とんぼ亭のシェフが腕まくり

2018年01月26日 | 日々の風の吹くまま
1月25日(木曜日)。雨。午後になってぼた雪交じり。そんなの予報になかったけど、何で?
まさか日本の寒波のおすそ分けってわけじゃないだろうな。いやだねえ、雪なんて。まあ、
今日は外に出るような予定はないし、食べるものはあるから、冬ごもりを決め込んでのんび
りするか。それにしても、ルーフデッキがだんだん白くなって来た。やぁだ・・・。

朝ご飯が済んだら、まずはランチのスープの仕込み。郊外の家族ビジネスが主にビーガン
向けに手作りしているスープのキットで、前に病院近くのスーパーで買ったミックスが気に
入ったので、先週のファーマーズマーケットで見かけたときにビーフとマッシュルームの2種
類を買っておいた。セロファンのチューブのような袋に乾燥野菜やスパイスや穀類がカラフ
ルな層になって入っていて、これを大鍋に空けて2リットルか2リットル半くらいの水を入れ
てことこと煮るだけで、実に簡単。ひと袋で2人前ずつ3回分のスープができるので、2回分
は冷凍。(ビーガンでない人向けに)好みで「たんぱく質」を加えるといいと書いてあるので、
今日はビーフ向きのミックスにひと口サイズに切ってさっと炒めた牛肉を追加。ちょっと寒い
日の熱々のスープはおいしさが倍増。

今日の夕ご飯はカレシのリクエストで、フランスはプロヴァンス地方ニースの野菜の煮込み
料理「ラタトゥイユ」。薄切りの玉ねぎとたっぷりの大粒にんにくとパセリを炒めて、ざくざくに
切ったでっかい西洋ナスと太いズッキーニとワタシの拳よりも大きい黄色のピーマンを入れ
て炒めて、塩コショウ。缶詰のトマトをざく切りにして加えて、赤ワイン酢を少し入れて、バル
コニーの鉢から摘んで来たオレガノとタイムを散らして、後はスロークッカーにおまかせ。食
欲を取り戻して来たカレシが食べたいと言うんなら、何だって極楽とんぼ亭のシェフが腕まく
りして作ってあげちゃうから、どんどん注文してよねっ。

おいしいと言いながらたくさん食べてくれると、見ているシェフはコレステロールやナトリウム
の数字を頭の中で足し算しながら、何を作ったら、どう調理したら食べてくれるんだろうと考
えに考えた甲斐があったぁ~と、ほんとに泣きたいくらいうれしい。野菜料理で低カロリーだ
からと、デザートにデニッシュを食べて、コーヒーも飲んで、「こんなに腹いっぱい食べたの
は久しぶりだ」とカレシ。ほんとにしんどかったけど、やっと山を越えたね。