3月14日(木曜日)。曇り。気温上昇中。もう雪は降らないだろうな。ばんざぁ~い。今度こそスノーブーツを地下の収納ロッカーに片付けても大丈夫そう。
ゆうべはArts Clubの『Redpatch』のオープニングで、車で行くと言っていたカレシが土壇場で電車で行くと決めたので、帰りに急な坂を上らなくてもいいように駅まで車で行って、下の駐車場に置いて、メインストリート駅まで電車で25分。そこからオリンピックヴィレッジ(元選手村)のBMOセンターの劇場まではフォルスクリーク沿いに歩いて10分ほど。バンクーバーなんかマイホームは庶民には手が届かないし、物価は高いし、何やかやと税金が高いし、タウンタウンは自転車専用レーンだらけで郊外から車で行くとひと苦労するのに、「住みやすい都市」の世界ランキングでいつも上位に入るのが不思議なんだけど、サイエンスセンターとダウンタウンの明かりがフォルスクリークの水に映る夜景を見ると、ついなるほどと思ってしまう。
フォルスクリークの夜景
昼間のフォルスクリーク
ガラス張りの吹き抜けのロビーを見下ろす二階の会議室でのレセプションでは、新しい趣向として制作関係者との交流会のようなものがあって、研修生として丸抱えする零細劇団のム第1号として『Redpatch』を制作したグループの今後の夢や抱負を聞いて、みんなで乾杯。スペースの制約で今シーズンからレセプションの招待枠を縮小したので、集まったのは芸術監督サークル(ADC)の中核メンバー40人くらい。経歴や社会的地位は様々だけど、みんな芝居が大好き。ほぼ毎回顔を合わせているから、やあやあで始まって、ワインを片手に和気藹々の芝居談義が弾んで、劇場に入るまでのひとときがとにかく楽しい。
霧深い海岸の岩をモチーフにしたステージは感動的だった。第1次世界大戦の戦場風景と主人公の記憶と妄想が交錯するいくつもの場を、先住民伝説のカラスとミストと照明とサウンドでシームレスにつなぎ、戦闘シーンはダンスシーンのように様式化されて、何となく歌舞伎的な要素も感じられた。演劇学校で出会って10年という3人が主宰する小劇団ながら、なかなかやるじゃないのという印象。ワタシがぶち上げた先住民の演劇交流にぴったりのグループだという気がして、今横書きに打ち込んでいる平治郎の脚本を早く仕上げて英語訳にかからなければと言う意欲を満々にかき立てられて帰って来たのだった。よし、がんばるぞ。
ゆうべはArts Clubの『Redpatch』のオープニングで、車で行くと言っていたカレシが土壇場で電車で行くと決めたので、帰りに急な坂を上らなくてもいいように駅まで車で行って、下の駐車場に置いて、メインストリート駅まで電車で25分。そこからオリンピックヴィレッジ(元選手村)のBMOセンターの劇場まではフォルスクリーク沿いに歩いて10分ほど。バンクーバーなんかマイホームは庶民には手が届かないし、物価は高いし、何やかやと税金が高いし、タウンタウンは自転車専用レーンだらけで郊外から車で行くとひと苦労するのに、「住みやすい都市」の世界ランキングでいつも上位に入るのが不思議なんだけど、サイエンスセンターとダウンタウンの明かりがフォルスクリークの水に映る夜景を見ると、ついなるほどと思ってしまう。
フォルスクリークの夜景
昼間のフォルスクリーク
ガラス張りの吹き抜けのロビーを見下ろす二階の会議室でのレセプションでは、新しい趣向として制作関係者との交流会のようなものがあって、研修生として丸抱えする零細劇団のム第1号として『Redpatch』を制作したグループの今後の夢や抱負を聞いて、みんなで乾杯。スペースの制約で今シーズンからレセプションの招待枠を縮小したので、集まったのは芸術監督サークル(ADC)の中核メンバー40人くらい。経歴や社会的地位は様々だけど、みんな芝居が大好き。ほぼ毎回顔を合わせているから、やあやあで始まって、ワインを片手に和気藹々の芝居談義が弾んで、劇場に入るまでのひとときがとにかく楽しい。
霧深い海岸の岩をモチーフにしたステージは感動的だった。第1次世界大戦の戦場風景と主人公の記憶と妄想が交錯するいくつもの場を、先住民伝説のカラスとミストと照明とサウンドでシームレスにつなぎ、戦闘シーンはダンスシーンのように様式化されて、何となく歌舞伎的な要素も感じられた。演劇学校で出会って10年という3人が主宰する小劇団ながら、なかなかやるじゃないのという印象。ワタシがぶち上げた先住民の演劇交流にぴったりのグループだという気がして、今横書きに打ち込んでいる平治郎の脚本を早く仕上げて英語訳にかからなければと言う意欲を満々にかき立てられて帰って来たのだった。よし、がんばるぞ。