リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

レストランのイベントだけど格安で食べられるだけならねえ

2023年02月03日 | 日々の風の吹くまま
2月1日(水曜日)。☁☁。今日から2月。夜の間に気温が上がったようで、ルーフデッキには消え損ねてざらめになった雪。プランターの下のトレイの氷も解け始めているようで、寒波が短命で終わって、当面はだいたい普通の冬ということになりそうで、やれやれ。一方で、東の方では大寒波だそうで、きのう電話して来たトロントの弟デイヴィッドに聞いたら、「マイナス10度くらいかな」。ははあ、それで常夏のハワイに逃げ出そうということかな。何でも3月初めにハワイに行くのに、ジュディと娘のローラと娘婿のニックと孫2人の6人連れでバンクーバーまで来て、空港近くのホテルに1泊して、翌日弟のジムとパートナーのドナが合流して、総勢8人でマウイ島に飛ぶんだそうな。カレシがそんな話は初耳だと文句を言っていたけど、こっちへ遊びに来るのと違って、幼児2人を連れての乗り換えだから、1泊すると言ってもこっちの家族に会っている時間はないと思うな。

今夜はArts Clubの新作『The Cull』のオープニングで、レセプションがないので、ゆっくり出て、空っぽに近いタンクにガソリンを入れて、近くのお気に入りのレストラン、Sandbarでのんびり食事というもくろみ。週中だし、観光シーズンでもないので、時間を見計らって行けばいいと思っていたけど、そういえば今Dine Out Vancouverという、格安の3コースセットで閑散期のレストランに客を呼び込もうというフェスティバルの最中じゃないの。慌てて5時半に予約を入れて、ほっ。このフェスティバルが始まったのは20年くらい前の話で、初めの頃に何回かお試しのつもりで普段行かないレストランに行ったことがあるけど、あの頃は参加レストランのほとんどが「高級」レベルで、元々数が少ないから、どこも大盛況だった気がする。それが今では大がかりな「フェスティバル」になっていて、ハンバーガーショップやラーメン屋、チェーンレストランまで(今年は)368店。一番安いカテゴリーは2千円、トップのカテゴリーでは6500円。どこも「スペシャルメニュー」ということだけど、ハンバーガーのスペシャルが2千円て、どんなのだろうね。何だか、単に「安く食べられる」だけのイベントになったんじゃないという気がする。

☆☆午後10時半帰宅☆☆

レストランに着いて、普通のメニューがあるかどうか聞いたら、「あります」。思わずよかったぁと言ったら、案内カウンターのお嬢さんが笑いだしてしまった。どうやら、そっちが目当てのお客が多いらしい。(芝居の前に食事をするArts Clubの常連も多い。)テーブルに着いて、サーバーが普通のメニューと一緒に持って来たDine-Outのメニューをちらっと見たけど、前菜に握り寿司やクラムチャウダーがあって、メインにはヤギのチーズのパスタやブイヤベースがあって、何かちぐはぐな気がしないでもないけど、3コースで5500円はお得かも。ということで、カレシはサラダで初めて、2人揃って寿司と刺身の盛り合わせ、白ワイン(カレシはサンセール、ワタシは寿司によく合うオカナガンのシャルドネ)をグラスで頼んで、デザートはカレシがチョコレートケーキでワタシはクレムブリュレ、仕上げにエスプレッソで、1万5千円。(20年前と比べるとずいぶん安くなったなあという感じ。)飲み物やチップ(18%)を除外したら、Dine-Outのスペシャルメニューとあんまり変わらない値段だったんじゃないかという気もする。それにしても、レストランでの外食、去年のカレシの誕生日以来だったかな。月1回くらいは外食したいねと言っているんだけど、いつもかけ声だけ。まあ、ニューウェストには私たち好みのレストランがないとうこともあるんだけど。