リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

夜が明けたら外は大雪だった

2023年02月27日 | 日々の風の吹くまま
2月26日(日曜日)。🌥☀🌥。うわぁ、降った、降った。ルーフデッキにはゆうに30センチ。気温が上昇中で、解けるのは早そうだけど、今度は強風注意報。我が家の後ろから吹いて来る西風なので、デッキもバルコニーもいたって穏やかだけど、広がる青空では白い雲が俊足で流れて行くから、よほどの風らしい。空を見ていたカレシが「東から西は急な方向転換だなあ」。そう、低気圧は渦巻だから、中心が通り過ぎると風向きが逆になるの。「じゃあ、もう雪は降らないってことかな」。どうかなあ。明日、あさってはまた雪(交じり)の予報だけど・・・。








分譲団地の屋根が描く雪模様

助けてよぉ

中に入れてよぉ

青空の下の雪景色は、高いところから見ている限りはきれいでいいんだけど、いつものウォーキングのルートは、窓から見る範囲は歩道が真っ白なところがほとんど。市の条例では午前10時までに自分の家(ビジネス)の前の歩道を除雪する義務があるんだけど、どうせすぐに解けるんだからと思うのか、放置する人がけっこう多くて、深ければ歩きにくいし、解け始めれば滑りやすくなって危険。寒波が続いて、なかなか雪が消えてくれないと、安くはない罰金を取られるんだけど、市の所有物の歩道を除雪の義務はないと言って払わない人が多いらしい。たしかに一理あるとは思うけど、コミュニティという視点から見れば助け合いってことで、自発的にやらないなら条例で義務化というのにも一理あるんじゃないかと思うけどね。ま、身の安全を考えて、ウォーキングは雨が歩道を洗ってくれるまで中止ということに。

掃除はきのうやってしまったので、今日はちょっとぴり休養日。これからクルーズの準備やら所得税の申告の準備やら、3月中にやることが山積みだし、文芸翻訳家の道に一歩近づいた(かもしれない)勢いで、手元にあるどうしても日本語訳したい2作品の下準備を始めたいし、英語訳したいけど、それだけじゃなくて、かなりシビアな再構成が必要だと東京の先生に言われた作品にも本腰を入れてかかりたいし、いやぁ、今年はとにかく忙しくなりそう。願わくは、年が暮れる頃には、ああ、生涯で一番充実した年だったなあ、と言えるようでありたいもんだな。だって、みんなが「遅すぎるなんてことはないんだから」と背中を叩いてくれているんだもの。それに、聞くところによると、ねずみ年もおうし座も今年は大いに運が開ける年だそうだから、胸の中にそのことをお守りみたいにしまっておくことにしよう。占いを信じる、信じないは別として、自分は運に恵まれていると思っていれば、実際に幸運が目の前に現れた時に、見逃すことなく捉まえられると思うから。

なぁ~んて、徒然なるままだと、つい突拍子もないことから思考が小難しいことに発展してしまうのがワタシの習癖。これじゃあちっとも脳みその休養にならないから、ここで閑話休題。午後は気温もかなり上がって、バルコニーでは上からの雪解け水がぼたぼた、びちゃびちゃ。モニターから顔を上げると、真正面に見える山並みの上の雲が忙しなく形を変えるので、カメラを構えてパチパチと36枚。さて、ルーフデッキの雪も1日の間に5センチくらい解けて、強風注意報も解除。雪が全部解けたら、いよいよ春が来る・・・かな?


ふと見上げると・・・







大雪警報が出ているけど、ほんとに降るの?

2023年02月27日 | 日々の風の吹くまま
2月25日(土曜日)。☁☁❅⛄。降雪警報発令中。気温はマイナスから上昇中で、だから雪が降るんだよね。寒波は北から来るけど、湿気はいつも南方から来るので、メトロバンクーバーでは寒波が来て、それが緩んだところで南から湿った空気が入って来て、どかっと雪が降るのが、まあだいたいのパターン。でも、予報では昼前から白いものがちらつき出して、暗くなるころには本格的な雪になるということだけど、午後5時を過ぎても、ルーフデッキのプランターがちらほら白くなった程度。沿岸の低地では10センチ、高台では20センチから30センチ積もると言う予報だけど、はて、我が家のルーフデッキはだいたい海抜170メートルで、下の道路の2倍近く積もることが多いから、一応は「高台」のうちに入るのかなあ。やだやだ、とぼやいているワタシは誇り高き道産子。あはは。

カレシの午前中のレッスンと午後一番のレッスンがキャンセルになったので、日曜日に移していた掃除を繰上げで、ワタシは洗濯機を回しながらの大奮闘。それでも掃除は11時過ぎには全部終わったので、ウォーキングに行く途中でごみルームに寄って、先週の分(!)とまとめたごみ袋と空き容器を処分。手袋を忘れたけど、きのうほど寒くないので問題なし。土曜日だから、けっこう散歩している人が多くて、みんなすれ違うと「寒いですねえ」。心なしかときどき何か白いものが視界の中をひらり。どうやら本気で降るつもりらしい。でも、家の中では、クリスマスに盛大に咲いて目を楽しませてくれたシャコバサボテンが、レクルームの温度を下げて冬越しさせていたら、またまたつぼみを付けたので、ダイニングルームに出して来て鑑賞。おととしのクリスマスから去年の1月、2月に3回くらい咲いたのが、今年もまた早くも2度目。よっぽど我が家の環境が気に入ってるんだろうな。去年イーディスが持って来てくれたセントポーリアも、花が終わってから株分けしたら、みんなシャコバサボテンと競争でもするようにまた花を咲かせたので、ダイニングの食器戸棚の上はにぎやか。







午後は、雪が降り出す前にと、道路向かいのLondon Drugsに届いているサブスクのクッキー(5袋)を引き取りにひとっ走り。カウンターの前に2人待っていたので、その後ろで順番待ちして、開いた窓口に行ったら、列の反対の方からアジア系のおばちゃんが「私の方が先に来てたのよっ」と横入り。嘘つけぇ。ポイントをもらい損ねたとか言っていて、スタッフが素っ気なく応対していたところを見ると、常連のクレーマーかな。それにしても何という強心臓。渡された大きな紙袋を抱えて外に出たら、空気が今にも雪が降りそうな「匂い」。国境の向こうのアメリカでは、ワシントン州からオレゴン州、そしてさらにずっとずっと南のカリフォルニア州まで、北からの寒気団とぐんと南に進路を取った「パイナップル特急」(大気の川)が衝突して大雪。サンフランシスコも雪、さらに南の方のロサンゼルスもハリウッドも雪。カレシの生徒のリリーが住むパロアルトも雪。リリーはボストンの大学に行っていたので雪には慣れているけど、去年の秋は大雨で引っ越したばかりの新居の地下室に浸水した後なので、今度は水道管が凍らないかと心配しているらしい。カナダとの国境からメキシコとの国境まで全長2223キロの大幹線インターステート5号線(I-5)もあちこちで交通止めになっているそうで、ロサンゼルスの片道が10車線もあるハイウェイで雪による立ち往生が起きたら、もう何ともシュールな光景になるだろうな。



午後7時過ぎ、ルーフデッキが白くなり始めて、来たなあと思ったら、あっという間にデッキ全体が真っ白。隣とのパーティションがあって吹きだまりやすい寝室の外は、9時半にはワタシの人差し指の長さに積もって、10時前に天気サイトを見たら、「現在の天気」はheavy snow、つまり大雪が降っている最中。でも、ドアを開けてよく見たら、べた雪っぽいし、あまりどさどさ降っているようでもないけどな。ポートマン橋もアレックスフレーザー橋もいつでも閉鎖できる態勢になっているそうだし、航空会社は朝から「発着が遅れる可能性」を強調していて、念のためにすでに15%のフライトをキャンセルしたそうし、去年の暮れのとんでもない大混乱で懲りたのは確かかな。それでも、午後10時の気温はきのうよりずっと高い0度だし、明日の予想最高気温はプラス5度だから、ほんとに大騒ぎしているほど降るのかなあという感じ。夜11時、何だか本気で降っているって感じだけど、べた雪・・・。