リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

お出かけの日なのにこの寒波は何なんだ

2023年02月24日 | 日々の風の吹くまま
2月23日(木曜日)。☀🌤。夜の間ずいぶん風が吹いていたみたいで、バルコニーのあちこちにジュースの空きボトルがころころ、プランターと手すりの間に挟まった園芸土の空き袋がパタパタ。もしかしたら手すりを越えて吹っ飛んでしまったものがあるんじゃないかな。バルコニーの気温はマイナス2度。冷凍庫状態のアルバータ州(カルガリーでマイナス25度、体感温度はマイナス35度)からロッキー山脈を越えて吹いて来る北東の風なので、ルーフデッキに面した寝室のバスルームの換気扇から冷たい風がびゅうびゅうと吹き込んで、暖房のないバスルームは冷え冷えとしていて。長トイレなんかとぉ~っても無理。明日の明け方の最低気温はマイナス7度で、週末の予報は雪。でも、かなりの強風なのに警報が出ていないのはどうしてなんだろう。

まあ、雪が降らなければ、今夜のディナーパーティには支障がないからいいかな。でも、会場のレストランはバンクーバー市内で標高が一番高いクィーンエリザベス公園のてっぺんにあるので、今日のウォーキングの代わりに公園の外に路駐してレストランまで歩こうと考えたけど、何しろ冷え込んでいて、夜になるとしっかりとマイナス。風は少し和らぐとは言ってもまだ強めで、体感温度は5、6度下がるから、行きはまだ良くても帰って来る頃にはマイナス10度くらいになってしまうし、坂道だから氷でもあったら危険極まりないから、この案はアウト。公園内の駐車場を使ってもいいけど、どっちみち寒風の中をレストランまで歩くわけで、しかも有料。だったら、チップとして払うので、駐車場の料金よりは高くなるけど、車でレストランの前に乗り付けて、バレ・パーキング(駐車サービス)を利用した方が楽でいいやと言うことになって、それならばと、結局ウォーキングはいつもの時間。

やっと0度になったばかりなので、セーターを1枚余分に着込んで、手袋をしてでかけたけど、うは、寒い。少し厚手のスウェットをはいているけど、腿の全面がとにかく冷たぁ~いっ。それに、風に吹き晒される耳が痛いくらい冷たくて、2人とも慌ててジャケットのフードを頭の上まで引き上げて防寒。寒さと風のせいか、いつも出会う保育所の子供たちのお散歩姿がない。寒すぎるし、何よりも10人くらいの2歳児、3歳児に防寒具を着せるのはひと騒動だろうと思うな。あちこちに顔を出したクロッカスもマツユキソウも、さすがに小さいつぼみをさらに小さくして、「春だぞぉ~と言ったのはどこの誰なんだ」の大合唱と言う感じ。でも、北東の方の山並みは久しぶりにしっかりと新雪を被って、コクィットラム山もこの冬初めての「ゴリラ顔」。ほんとに雪の少ない冬だったなあ。山の雪が少なければ、フレーザーバレーの農業地帯で雪解け水による氾濫が起きる心配はないけど、春の作付けのシーズンになって水不足と言うことになりかねないし、夏にはまたまた干ばつになってしまいかねないから、なかなかうまく行かないもんだな。山にだけ雪を降らせて、下界は雨という具合になれば言うことないんだけど。









ウォーキングから帰って来たら、まずはカレシのヘアカット。いつの間にかすっかり真っ白になった髪は、バリカン1丁で腕を振るおうにも、何しろ量が少ないもので、10分もかからないでおしまいで、刈り取った毛はふんわりと手のひらに乗る程度。「だから床屋に行くのはむだなんだよな」とカレシ。カレシのヘアカットが終わったらワタシの番。午後になって、バスルームがほんの少し温まったのを見計らって「サロン」を開店。う~ん、若い頃はポニーテールにすると頭痛がしてくるくらいに髪が多かったのに、何だかずいぶん少なくなっちゃったなあ。まあ、思ったより白髪が少ないのがせめてもの何とか。とにかく手探りで刈り上げ風に後ろを短くカットして、伸び過ぎた前髪を整理して、シャワーをしてから、カレシに不揃いなところをはさみで直してもらって、ああ、さっぱりした。それでは、そろそろしたくをしなくちゃ・・・。