リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

チューリップ・クルーズのパッケージが来てみたら

2023年02月22日 | 日々の風の吹くまま
2月21日(火曜日)。🌤🌥☁🌧。連休明け。予報では明日の夜から冷え込み出すようなことを言ってるけど、暖かくて、いい天気。ちょうど起きた頃に上で何だかガタガタ。そうだ、掃除の日。真上の階のおっちゃんは独り住まいだから、月に2回か3回くらい代行業者が来て掃除をして行くのが、詮索しなくても音のパターンでわかるんだよね。そう言えば、おっちゃんはいわゆる週末パパで、土曜日と日曜日に女の子が来ていたけど、最近はその気配がないなあ。十歩くらいタタタッと走るだけで、来た時、外出前、就寝時とわかるパターンがはっきりしていたので気にはならなかったけど、おととしの秋から去年の夏まで(1学年)は毎日だったので、引き取ったのかなと思っていたら、その後はぱったり。まあ、越して来たのが6年近く前だから、もう10歳くらいのはずで、プレティーン(tween)ともなると稽古事や子供同士の交流が忙しくなる年頃だからねえ。

けさのメールの中に、Avalonからのクルーズのパッケージが来ていて、よく見たら、あら、カレシの名前のファーストネームとミドルネームが入違っているじゃないの。KLMのEチケットも同じミス。パスポートの名前と違っていたら、飛行機に乗せてもらえないし、乗れたとしても、行き先のオランダに入国できないでしょうが。パスポートの番号はとっくに登録してあるってのに、もう。ということで、さっそくエージェントのジェフに報告。すぐに電話が来て、「訂正させるから、まかしといて」。ああ、よかった。そんな名前の男、知らないよ、亭主持ちなんだから、どこの馬の骨かもわからない男と旅行するわけに行かないでしょと言ったら、ジェフは「それもそうだよね」とワハハ。午後にはジェフから新しいEチケットが送られて来て、ひと安心。この人なら知ってるよ(カレシも知ってるって言ってたよ)と返信メール。あと1ヵ月半とちょっとに迫っていて、行く先々での観光の予約もしないとならないんだから、しっかりしてよね。

パッケージに記載されている日程によると、バンクーバーを発つのが3月31日の夕方で、アムステルダム到着が翌4月1日正午。ホテルに1泊して、翌2日に市内観光をしてから夕方に乗船。3日はナイメーヘンに着いて、アルンヘムの観光、4日はマーストリヒト、5日はベルギーに入ってナミュール、6日リエージュ、7日アントワープ、8日と9日はブリュッセル、10日ゲント、11日ボサイト(カナダ人軍医ジョン・マクレーが書いた「フランダースの野に」の詩で知られる第1次世界大戦の激戦地)、12日にオランダに戻ってミデルブルグ、13日は風車で有名なキンデルダイクとロッテルダム、14日ザーンダムとハールレム、15日アムステルダムに帰着、1日観光して船上で1泊した後、翌16日に下船して、午後の飛行機で帰国の途につき、同じ日付の午後にバンクーバー着。ブリュッセルの観光では「チョコレート作りの講習」なんてのもあるし、川から川と航行するので、いつも河畔の風景が窓の外に見えるだろうし、「チューリップと庭園と自然」がテーマなので、あちこちで植物園や薬草園の観光もあって、大海原を行くクルーズとは一味違ったものになりそう。

パッケージとEチケットを印刷して、フォルダに入れて、後は来月12日のArts Clubでのオリエンテーションでジェフから細かいアドバイスをもらうだけ。月が変わったら、地下の収納ロッカーで埃を被っているスーツケースを出しておかないとね。久しぶりのヨーロッパ旅行にうきうきしていたら、ザ・ガーディアン紙に「ヴェニスの運河が干上がっている」というニュース。写真を見たら、うは、ほんとにどこも干上がって底が見えて、ゴンドラの駐車場になってるじゃないの。ヨーロッパは冬の初めにスイスのスキー場は極端な雪不足で閉鎖になったくらいの暖冬だったので、アルプスから流れて来て、ベニスの近くでアドリア海に出るイタリアで一番長いポー川の水量が例年より60%も少ないと言う話。秋のローマからのクルーズはヴェニスが終点なんだけど、はて、「水の都」はどうなっちゃうんだろうね。去年の夏はライン川の水深が浅くなり過ぎて、クルーズ船が通れなかったそうだけど、はて、この春はどうなのかな。ライン川はその後、水深が戻ったそうだから、同じくアルプスを水源とするオランダやベルギーの川も大丈夫そうかな。気候変動でヨーロッパの川が干上がったら、リバークルーズは風前の灯かも。