リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

旅行の準備と所得税申告の季節が重なって

2023年03月25日 | 日々の風の吹くまま
3月23日(木曜日)。☁🌧。早起きしなくてもいい日なので、起床は8時半。何だかきのうとは手のひらを返したような様変わりの天気で、ちょっと寒い感じもするけど、今日だけらしいから、ま、いいか。それにしても、春ってのは、何でもなくても何となく気が急くようなところがあるなあ。ワタシ自身が春の生まれだからかもしれないけど、芽を出せ、葉を出せ、つぼみを出せという気分。

今日はカレシが「休み」の日なので、モールが開く10時にそれっとウォーキング。この頃は見慣れた人が何人かいて、その中でもいやでも目に付くのが、70代、もしかしたら80代じゃないかと思われるような、小柄で華奢なおばあちゃん。吹き抜きを見下ろす手すりにつかまってウォーミングアップしているんだけど、その足腰の柔軟さがすごい。寒い時でもごく軽装なところを見ると、モールに直結しているマンションに住んでいるのかな。アップの髪型や派手なメイクからして、若い頃はバレリーナかダンサーだったんじゃないかと想像してしまうな。メイクをやめてすっぴんになったら、さぞかしすてきなおばあちゃまに見えるだろうなあと思うけど、ま、そこはそれ、よけいなお世話ってもの。

ウォーキングから帰って来たら、今日の「やることリスト」のトップは所得税の確定申告の準備。私たちの確定申告は、ワタシがフリーランスになったときから、それまで勤めていた大手の会計事務所に丸投げしていて、ワタシの事業所得がなくなって、年金と(それほどないけど)利子と投資の収入だけになっても相変わらず。去年からはオンラインで書類を送れるようになったんだけど、政府や銀行から送られて来る書類をスキャンして添付するのがけっこうめんどうくさい。何しろ、所得税は個人ベースだから、政府や銀行や投資会社から送られて来る書類や、ごちゃごちゃと封筒に突っ込んである寄付金や処方薬などの医療費のレシートを、カレシ名義、ワタシ名義、共同名義と分けるのがひと仕事。(会計士は夫婦の合計納税額を最小限にできる仕組みを利用して所得や控除を振り替えてくれる。)仕分けが済んだら、質問票にどんな書類があるか、海外資産の有無、企業の取締役になっているかどうかと言った明細を記入して、全部まとめて担当の会計士に送って、後はよろしく。

でも、今年は4月の半分は留守になるので、クルーズに行く前に書類を全部アップロードしておこうと思ったのに、オンラインの申告は未だに「準備中」。出発まで1週間になって、やることがたくさんあるから、書類の山をスキャンして1枚ずつアップロードしている暇なんかないよ。いっそのこと昔のように事務所に書類を届けて行こうと考えて、担当のリズにそれでいいかメールで聞いたら、あっさりオッケー。なぁ~んだ。リズのアシスタントのマリアが質問票を送ってくれたので、さっそく印刷して、作業開始。週末中に封筒にまとめて、月曜日あたり持って行こうか。我が家の口座がある銀行の本支店が近いから、ついでにクルーズ中に使うユーロの現金を調達してくれば一石二鳥だもんね。後は金庫からパスポートを出して、地下のロッカーからスーツケースを出して来て、道路向かいのBCAA(自動車連盟)のオフィスで旅行(医療)保険(税額控除の対象)を買ったら、いよいよ荷造りか。はあ、旅行って、出発するまでがタイヘン。何だかくたびれて来ちゃった。外はかなりの雨。うん、クラシックを聴いてリラックスしよう。



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