リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

感謝祭のごちそうはローカルの食材で

2023年10月11日 | 日々の風の吹くまま
10月9日(月曜日)。☁🌧☁。三連休最終日の感謝祭は、予報通りに雨が降ったり止んだり。きのうまで20度台だった気温もほぼ今ごろの平均的な温度。そのせいか何とも静かなもの。いつものモールが開く時間にウォーキングに行ったら、2階はオフィスがみんな休みで、下の店も閉まっているところがあるし、シニアの社交場のようになっているフードコートも閑散として、ここもいたって静か。

のんびりしているうちにランチタイムになって、今日はきのうの晩ご飯の残りのスシ。握りとロールのパック2個の他にカリフォルニアロールのパックも2個買って来たら食べ切れなかった。冷蔵庫に入れておくとご飯が乾いて硬くなるのは知っていたから、ランチで食べるのはネタだけ。残っているのはサーモンとビンナガの握り3個の他に、カリフォルニアロールとダイナマイトロールだけで、ロールはどっちもご飯が外側だから簡単に取れて、何だかネタの海苔巻きと言う感じ。こっちでは定番のカリフォルニアロールは実はバンクーバーが発祥の地で、私たちのお気に入りの和食レストランTojo’sの大将が考案したというのが定説になっている。ダイナマイトロールと言うのは、最近はやっているカリフォルニアロールにエビフライを突っ込んだような巻きで、端っこはえびの尻尾が突き出している。スシ屋がひしめいているバンクーバーではバラエティに富んだ巻きずしに、日本から来た人が目を白黒させること請け合い。


ダイナマイトロール

感謝祭のごちそうは大きな七面鳥が定番だけど、2人だけでは食べ切れないので、我が家はだいたいコーニッシュヘンか鴨の足。カナダの鴨はフランス系のケベック州が大産地で、こっち端のBC州のスーパーではだいたいスペシャルティのフリーザーに冷凍したものを置いている。皮付き、骨付きのもも肉はちょうどいい1人前の大きさで、フランスの田舎料理であるコンフィはびっくりするほど簡単。皮にぶつぶつと穴を開けて、塩を擦り込んだもも肉をニンニクとタイムと一緒に耐熱容器に入れた鴨の脂に沈めて、普通のローストよりずっと低い150度くらいのオーブンで2時間ほど調理してから、脂から出して上火で皮に焼き目を付けるだけ。肉が骨からほろほろと外れるくらい柔らかくなるので食べやすい。今日はワイルドライス入りの長粒米ミックスを炊いてバターで炒めた松茸を混ぜたものと、かぶ、にんじん、べか菜、サイコロポテトをチキンブロスで電子レンジで蒸し煮したものを付け合わせて、ちょっぴりごちそう風。鴨とライスミックス以外はぜぇ~んぶローカルの食材で、新鮮な秋の収穫に感謝ってところ。



日本では地震らしい地震がなかったのに津波が起きたそうだけど、きのうかおとといにはバンクーバー島のビクトリアで地震を観測したというニュースがあった。震源地はアメリカ側のシアトルから北東に62キロの島の近くで、マグニチュード4.3。太古のプレートのかけらである小さなプレートが太平洋プレートに押されるように北アメリカ大陸の下に沈み込むこの辺りは日本と同じく地震の巣で、巨大地震が起きるのはそう遠くない将来だと言われていて、バンクーバー島の北からさらに先のハイダグワイ諸島の周辺ではときどき地震が起きている。ハイダグワイの西には大きな海底火山があるし、火山と言えば、新雪に輝くベーカー山は数千年噴火していなくてもれっきとした活火山だし、はてさて・・・。


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