リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

マイクロソフトのよけいなお世話にムカついたの何のって

2025年01月21日 | 日々の風の吹くまま
1月20日(月曜日)。☀。早くに目が覚めてしまって、トイレに行ったその足でリビングへ。午前7時25分の下界はまだ暗いけど、その上の空は山並みに沿って抜けるような朝焼け。今日も晴れるみたいで、今ごろの日の出は公称7時56分だから、山の上に太陽が現れるのはまだ30分先。気温はマイナス2度。寒いから、もうひと眠りしよう。


午前7時半~日の出までまだ30分

ああ、きのうはほんと、マイクロソフトのおかげで晩ご飯の後から寝るまでの「ワタシの時間」をムダにさせられてしまった。やることリストのトップに連なるメールのうちで重要なものから書こうとして、長くなるからとワードで書き始めたのはいいけど、キーを叩いても文字が出て来ない。いや、ひらがながひとつ表示されるのにどえらい時間がかかって、何とか3文字の単語を入力して、漢字変換のためにスペースバーを押したんだけど、うんともすんとも動きがない。試しに、書きかけだったブログのファイルを開いて、「さて」と打ち込もうとしたら、S-Aはちゃんと「さ」になったけど、次の「て」はTを打ったところで立ち往生。いくらがんばっても次のEが出て来ない。それであきらめて、ファイルを保存して閉じてしまったんだけど、キーボードがおかしいのかと思って英語に切り替えてみたら、あら、すいすいと入力できるじゃないの。やれやれ、いったい何なんだ・・・。

ワタシがパソコンを使い始めたのは1988年で、最初から当たり前に北米の英語仕様でキーボードも英語配列。フリーの翻訳稼業に入った頃はまだMS-DOSの時代で、日本語を入力するために今のお金だと何十万円もするソフトを買って使っていたけど、キーボードは英語配列のままなので入力は「ローマ字」一択。Windowsに変わってからも、初期にはパソコン2台のうち1台を日本語化して使っていたけど、日本語配列のキーボードがなかったから英語配列のキーボードから「ローマ字」で入力。(同時に使っていたマックは1台で英語も日本語も処理できたけど、入力はやっぱりローマ字一択。)日本語IMEのおかげでパソコン1台でキーを操作して英語と日本語(ローマ字入力)を切り替えられるようになったのはWindows XPからだったかな。便利になったのは良かったけど、この日本語IMEが機能しなくなると、ワタシのパソコンは英語だけのモノリンガルになって、日本の人たちとのコミュニケーションの手段が断たれてしまうから、いやぁ、焦ったの何のって。

あれこれIMEの設定をチェックしているうちに、ふと目が行ったワードのリボンの端に「acrobat」という見慣れないタブが見えたのが解決の糸口。いつの間にか「PDFMaker」というアドインが頼みもしないのに有効になっていて(最近のアップデートはそれだったのかな)、それが日本語に対応できなくてIMEをフリーズしていたらしい。まだWindows10を使っていることと関係があるのかどうかはわからないけど、頭に来たぞ、マイクロソフト。コノヤロ―と言う気分で「PDFMaker」をばっさり無効にしたら、acrobatのタブが消えて、再起動したらその先は日本語入力が元の通りにすいすい。んっとにもう、マイクロソフトの「余計なお世話」にはムカつくことが多いけど、これはアホな「余計なお世話」の極め付き。今日就任したばかりのトランプ大統領にTikTokのことなんかどうでもいいから、マイクロソフトの方を何とかしてくれと言ってやりたいもんだ。


家の中のモノを動かすと何が出て来るかわからない

2025年01月21日 | 日々の風の吹くまま
1月19日(日曜日)。☀。天気サイトの気温は8時半を過ぎてもマイナス3度。でも、月末には雪が降るという予報は雨に変わっていたから、なぁ~んだ、この冬最初の「寒波」はこんなもんかという感じだね。大陸の東の方は寒波と大雪のようで、一方の太平洋の向こう側は何と春の陽気なんだそうで、おいおい、今から桜を咲かせて、私たちが3月下旬に東京に着く頃には桜の季節はもう終わったなんてことにならなければいいけど・・・。

きのうはダイニングエリアを念入りに掃除したし、カレシが今日はウォーキングは休みと宣言したので、恒例の日曜日の掃除はちょっと手抜き。ウォーキングの距離をモール4周から5周に延ばしたので、その分毎週1日(=日曜日)は休みにするんだそうな。まあ、1周400メートルを週7回4周すると1週間の合計が11.2キロなのに対して、週6回で5周すると12キロになるから、1日休んでも1週間の運動量は2周分増えるわけで、いいじゃないの、それ。日曜日を休みにすれば、掃除をして、ウォーキングに飛び出して、帰って来てすぐにランチという慌ただしさもなくなるし、うん、日曜定休日に大賛成。

ということで、掃除が済んだらランチタイムまではちょっとした「me time」。床修理のためにいったん運び出して戻って来た段ボール箱のひとつから出て来たのは何と45年前発行の「日本国旅券」。カナダに住みついて初めて総領事館で更新したのが1979年で、5年後に更新に行ったときに「カナダ国籍なので日本の旅券はお出しできません」と言われて、「VOID」(無効)のスタンプをペタペタ押された、ワタシの日本人としての最後のパスポート。貼ってある写真を見ると、うっはぁ、まだ31歳だったワタシ。いやぁ、若かったんだねえ・・・。




さt
☆☆マイクロソフトがよけいなことをするから、ここでプッツン☆☆



ご近所さんを呼んでにぎやかにディナー

2025年01月21日 | 日々の風の吹くまま
1月18日(土曜日)。☀🌤。朝8時半の天気サイトの気温はマイナス2度で、ルーフデッキのプランタ―のトレイにたまった水に初氷。我が家は外壁がグラスウォールな上にあまり効率の良くないベースボードヒーターを使っているので、いやでも冬の電気代が夏(クーラー不要)の3倍以上になるんだけど、太陽が低いせいでリビングの窓からの日差しがけっこう奥まで入るし、サーモスタットのレベル表示が「強」になったらシーリングファンで天井の暖気をかき回してやるので、家の中にいる限りは寒くは感じないのがいいところ。



今日は久しぶりにのんびりできそうな日。何やかやと飛び出して来る「やらなきゃ」事案にかまけているうちに、「やること」リストもかなり長くなってしまったので、明日からは大車輪でそっちと取り組まなければならないから、ま今日はスイッチの切り替え。同じフロアの西角のエヴァをディナーに呼んであるので、ウォーキングから帰って来たら(財布を掴んで)とんぼ返りで角の酒屋へひとっ走り。前菜はグランマルニエ風味のイノシシのソーセージとコニャック風味のパテと(おまけ程度だけど)シイタケのジャーキーで、メインは鴨の胸肉だから、ワインは赤。南フランスの地中海に近いところのが良さそうかな、と即席ソムリエが選んだのはラングドック・ルーシヨン地域はぺイ・ドック地方のカリニャン/シラー。

ダイニングの床に掃除機をかけて、テーブルをていねいに拭いて、鴨の下準備。まず脂たっぷりの皮の方から焼いて脂を出して、ひっくり返してさっと火を通して、耐熱容器に入れてちょっと低温のオーブンに入れて、タイマーを2時間にセット。後はちゃちゃっとマティニのおつまみ兼前菜を作って、エヴァに「バーが開いたよ。いつでも来て」とテキスト。すぐに「今行くよぉ」と返事が来て、3分後にドアにノックがあって、ワインとデザートとスナックを持ったエヴァが登場。床の張替えを検討中と言うことで、まずは我が家の新しいフローリングをじっくり観察して、「埃が目立たないと思ってグレーか白っぽいのを考えていたけど、木目のようになっているのも悪くないわねえ」。そうそう、オリジナルの木目を印刷したようなつるつるのフローリングのままの寝室から見ると違いがよぉ~くわかるの。

マティニで乾杯して、さっそくおしゃべり。エヴァはハンガリーの生まれで50代半ば。若い頃にイギリスでオーベアをしながら英語を習得して、ITの勉強をしてから兄と母親と伯母がいたカナダに来て、ハンガリー人と結婚したけど、今は離婚して独り暮らしで主に在宅で仕事。かなり長いこと家ではハンガリー語、家の外では英語だったので、家族に会う時以外はずっと英語を話す生活に慣れるのにちょっと苦労したそうな。そっかぁ。ワタシはカナダに来たその日から家では100%英語で、日本語を使うのは家の外だったから、エヴァとは逆だったんだなあ。英語が母語じゃなかったワタシとエヴァに英語オンリーの英語先生のカレシも加わって、にぎやかに言語論、言語文化論、言語教育論を戦わせ?ながらのディナーは楽しかった。やっと普通に戻ったという実感が沸いて来たなあ。