2月20日(火曜日)。🌧☁。雨の連休明け。今日はマンションの受電設備の清掃と点検で朝の9時から夕方5時まで停電する日だったんだけど、隣の医療ビルのテナントにオーナーからの通知が行ってなかったと言うことで作業をする市の電気事業部にキャンセルされたので、すべて平常通り。どこかに遊びに出かけるつもりだったから、雨の今日はキャンセルされて上々。普通に朝ご飯を食べて、ウォーキングに行って来て、朝に出来上がっていた鶏がらのボーンブロスを漉して冷蔵庫に入れる処理をして、ランチの時間・・・。
久しぶりに揚げたヒレカツに台湾キャベツと大根おろしとゆず醤油を添えて・・・
今日のランチは残り物のヒレカツとキャベツで「とんかつドッグ」
ランチが終わったら、今日こそはと脚本の草稿の見直しとワークショップ用のファイルの仕上げに没頭。ズームでのワークショップはあさっての夜だから、もう待ったなし。おとといの夜にメロドラマ過ぎてピッチが緩んだ感じだった最後の2場の扱いに悩んだ挙句にメロドラマっぽい場をカットして何とかTHE ENDに到達して、きのうの夜にやっと頭からの見直しを始めて、今日は英語の演劇用語を調べまくりながらのト書きの手直し。カナダの舞台には多すぎる登場人物の数をバッサリと減らして、脇役を古代ギリシャ劇のコロスに倣った仮面姿のアンサンブルにまとめて、おまけに主要人物を引き立たせるために舞台の奥を一段高くしたので、場ごとの主要人物とアンサンブルの配置や多過ぎる脇役を数人のアンサンブルに割り振るのがひと仕事。でも、舞台風景をイメージしながらやっているとすごい勉強になるから、髪の毛のむしり甲斐もあると言うもの。
それで今日は登場人物や舞台装置の設定、(実話がベースなので)歴史的な背景の説明を加えて脚本としての体裁を整えてから、頭に戻ってト書きの手直し。日本から持って来た原作の脚本には誰が舞台のどっちから登場してどっちに退場するといった説明がないので、ここはワタシの独壇場なんだけど、調べてみたら日本の舞台と欧米の舞台ではかなりの違いがあって、いやぁ、タイヘンだぁ。付け焼き刃ながら、upstageは日本の舞台の「奥」でupstage right、upstage、upstage leftに3分、downstageは「面」で同様にdownstage right、downstage、downstage leftに3分。さらにこっちの舞台では奥と面の間に単にstageと呼ぶ領域があって、stage right、centre stage、stage leftに3分されているので全部で9区画と言う感じ。ただし、舞台の役者から見ての右、中、左なので、観客席から見るとcentre rightは舞台の左側でleftが右側ということになるからややこしい。
さらに、日本では観客席から見て右側が「上手」で上座、左側が「下手」で下座となっているけど、欧米の舞台では左側(right)が上座で右側(left)は下座と全く逆。なぜかと言うと、欧米の言語は横書きの文章を左から右へ読むので、状況の把握も脳内で自然に左から右へ流れるからなんだそうで、その視点から考えると、本来縦書きの日本語は文章を右から左へ読むから、日本の舞台では右側が上座と言うことになるんだろうとナットク。でも、欧米の戯曲の日本語訳版を上演するとしたら、上座と下座の逆転をどう扱うんだろうな。翻訳の段階で逆転させておいたら、大事な場面が自然に日本語の思考の流れに乗れて、観客席で見ている人の共鳴や理解を得られやすくなるのかな。だとしたら、日本の戯曲の英語訳版を舞台に乗せる場合もそうだろうな。でも、そのあたりはもう演出家の裁量の領域じゃないかと思う。やれやれ、勉強することが雪崩のように押し寄せて来て、草稿の仕上げはまったなしなのにもう・・・。
頭の中はこんな感じ・・・?
久しぶりに揚げたヒレカツに台湾キャベツと大根おろしとゆず醤油を添えて・・・
今日のランチは残り物のヒレカツとキャベツで「とんかつドッグ」
ランチが終わったら、今日こそはと脚本の草稿の見直しとワークショップ用のファイルの仕上げに没頭。ズームでのワークショップはあさっての夜だから、もう待ったなし。おとといの夜にメロドラマ過ぎてピッチが緩んだ感じだった最後の2場の扱いに悩んだ挙句にメロドラマっぽい場をカットして何とかTHE ENDに到達して、きのうの夜にやっと頭からの見直しを始めて、今日は英語の演劇用語を調べまくりながらのト書きの手直し。カナダの舞台には多すぎる登場人物の数をバッサリと減らして、脇役を古代ギリシャ劇のコロスに倣った仮面姿のアンサンブルにまとめて、おまけに主要人物を引き立たせるために舞台の奥を一段高くしたので、場ごとの主要人物とアンサンブルの配置や多過ぎる脇役を数人のアンサンブルに割り振るのがひと仕事。でも、舞台風景をイメージしながらやっているとすごい勉強になるから、髪の毛のむしり甲斐もあると言うもの。
それで今日は登場人物や舞台装置の設定、(実話がベースなので)歴史的な背景の説明を加えて脚本としての体裁を整えてから、頭に戻ってト書きの手直し。日本から持って来た原作の脚本には誰が舞台のどっちから登場してどっちに退場するといった説明がないので、ここはワタシの独壇場なんだけど、調べてみたら日本の舞台と欧米の舞台ではかなりの違いがあって、いやぁ、タイヘンだぁ。付け焼き刃ながら、upstageは日本の舞台の「奥」でupstage right、upstage、upstage leftに3分、downstageは「面」で同様にdownstage right、downstage、downstage leftに3分。さらにこっちの舞台では奥と面の間に単にstageと呼ぶ領域があって、stage right、centre stage、stage leftに3分されているので全部で9区画と言う感じ。ただし、舞台の役者から見ての右、中、左なので、観客席から見るとcentre rightは舞台の左側でleftが右側ということになるからややこしい。
さらに、日本では観客席から見て右側が「上手」で上座、左側が「下手」で下座となっているけど、欧米の舞台では左側(right)が上座で右側(left)は下座と全く逆。なぜかと言うと、欧米の言語は横書きの文章を左から右へ読むので、状況の把握も脳内で自然に左から右へ流れるからなんだそうで、その視点から考えると、本来縦書きの日本語は文章を右から左へ読むから、日本の舞台では右側が上座と言うことになるんだろうとナットク。でも、欧米の戯曲の日本語訳版を上演するとしたら、上座と下座の逆転をどう扱うんだろうな。翻訳の段階で逆転させておいたら、大事な場面が自然に日本語の思考の流れに乗れて、観客席で見ている人の共鳴や理解を得られやすくなるのかな。だとしたら、日本の戯曲の英語訳版を舞台に乗せる場合もそうだろうな。でも、そのあたりはもう演出家の裁量の領域じゃないかと思う。やれやれ、勉強することが雪崩のように押し寄せて来て、草稿の仕上げはまったなしなのにもう・・・。
頭の中はこんな感じ・・・?
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