リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

雨がちの日がな一日はやっぱりねぇ・・・

2024年11月02日 | 日々の風の吹くまま
11月1日(金曜日)。☁🌧☁🌧。起床9時。まぁた雨もよう。やぁ~ねぇ。ま、これが昔からこの地域の晩秋から早春にかけてのごく普通の天気で、そう、バンクーバー圏の冬は「雨期」なんだよねえ。思うに、49年と半年前の今ごろは毎日雨、雨、雨で、車を持っていなかった頃だから、いやぁ、とんでもないところに来ちゃったとがっくりしたような気分になったっけな。好きになっちゃった人と一緒にいるために遥々やって来たんだから後悔はしてなかったけど、それでも毎日雨ばかりだとやっぱり・・・。

今日はカレシが11時半に歯医者の予約を入れているので、ランチの時間との兼ね合いを考えて、ベーコンときのこ(シャンテレルとハナビラタケ)で卵焼きを作って、ブリオシュローフのトーストに載せてブランチ。それで起きるのも遅めにしたんだけど、普段の朝ご飯(名付けて「鳥の餌」)と比べたら蛋白質たっぷりで高カロリーだから、晩ご飯まで持ちそう。ワタシはエコバッグと財布を持ってモールまでカレシと一緒に行って、Kin’sで野菜類を調達。季節柄バラエティは少ないながら、(どこでも品不足に悩まされているらしい)スーパーよりも品数が多くて、しかも新鮮で安いから、毎日でなくてももうちょっとまめに買い物に出た方がいいかとも思うんだけど、空模様を見ながらの季節だとやっぱり・・・。

カレシが1時間ほどで帰って来て、「歯が壊れたんじゃなくて、古くなったフィリングが取れただけだった。詰め直してまた取れたりしたら嫌だから、クラウンを被せてもらうことにしたよ」と、治療費の見積書。公務員年金の団体保険でかけている歯科保険(年間750ドル)はカレシの分は今年初めに別の歯が欠けた時の治療で使い果たしているので、全額自己負担になって1800ドルちょっと。うはっ。いつも11月と12月は歯科保険を使い切ろうという患者が殺到して、1丁ごとに歯科があるところでも歯医者はどこも大忙し。特に患者に人気のあるソニア先生は連日予約がいっぱいで「残業続きなんだってさ」とカレシ。というわけで、クラウンを被せるための予備治療は来週木曜日の午後5時。うは、早飯しなくちゃ・・・。

午後2時過ぎ、雨が止んだようなので、今度は道路向かいのヴィクターの肉屋へひとっ走りして、豚のシュニッツェルとプライムリブのパティと鶏の胸肉とダブル燻製のベーコンの他、お母さんが作っているウクライナ風ボルシチのベースを調達。次の客が入って来るまでひとしきり世間話をして、雨が戻ってくる前に駆け足で道路を斜め横断。マティニアワーになってカレシが「ジンが足りないっ」。あはっ、歯医者に行ったせいで車でMarket Crossingの州営酒屋に行く予定を度忘れ。でも、何とか2杯作れるだけのトバモリーのジンが残っていたので、無事にマティニで乾杯して、今日の晩ご飯はプライムリブのハンバーガー用パティの1枚半を「ハンバーグ」の形に作り直して、焼き上がりにスモークチーズのスライスをちょこっと載せて、エアフライヤーでフレンチフライを焼いて、後は蒸したインゲン豆とカレシが大量に作ったサラダ。うん、連日リッチに飲んで食べてのクルーズの後は、簡単なおうちご飯が何よりのご馳走だなあ、やっぱり・・・。


今日で10月も終わりで、今夜はハロウィーン

2024年11月02日 | 日々の風の吹くまま
10月31日(木曜日)。☁⛅☁🌧。ハロウィーン。とうとう10月も今日で終わり。窓の外ではワタシのお気に入りのコクィトラム山の雪を被った表情がおもしろいし、工事中の新パタロ橋には5本目のケーブルが取り付けられて、橋らしい雰囲気。長ぁ~い1ヵ月のバケーションから帰って来て3週間。右目の白内障手術から2週間。ついこの間のことで「まだ」が付くのに、何だかもうずいぶん前のことのような気がするな。でも、11月のカレンダーを見ると次のクルーズの最終支払日まであと1週間。はあ・・・。




なんて思っていたら、午後一番にエージェントのジェフから「期日は来週の火曜日だけど、今払ってしまう?」と電話。何でも来週後半から2週間半のカリブ海クルーズに行くんだそうで、今のうちに手続きを済ませるものは済ませておこうということらしい。資金はすでに当座預金口座に入っているから、こっちはいつでもけっこう。と言うことで、シンガポールでの出港前と東京での下船後のホテル宿泊日数を追加してあるので、シンガポールではフェアモント2泊、東京ではコンラッド3泊が含まれていることを確認して、最終支払額46,100ドルをクレジットカードにチャージ。シンガポール~東京の16日間のクルーズは総額54,236ドルで、これまでのクルーズの最高額になるけど、バンクーバーからシンガポールまでと東京からバンクーバーまでのビジネスクラスの飛行機代が全体の30%以上を占めているからしょうがない。シンガポール行きなんか直行で17時間も飛ぶので、燃料費がすごいだろうと察しが付くというもの。まあ、払い込んでしまったら、後はもう着々と準備を進めるだけ。バンクーバーを発つのは3月2日で、うは、あとわずか4ヵ月・・・。

今日はPTC(劇作家集団)の芸術監督兼専務理事のハイディから「12月9日午後7時からPTCのリーダー交代のスペシャルイベントがあるから来ない?」というメール。そっか、ハイディは今年いっぱいでPTCを去ることになっているんだった。ワタシはまだ実績はないけど一応PTCの会員になっていて、寄付もしているからイベントの参加資格はあるけど、有能なドラマターグでもあるハイディからの直々の招待となるとちょっとこそばゆいな。これまではたまにカフェで落ち合って、コーヒーを飲みながら演劇談義を楽しんだし、ワタシの芝居の翻訳プロジェクトでも相談に乗っもらったので、これからもメンターとして友だちとして付き合って欲しいと思うから、ぜひ行くことにしよう。たまたまカレシがレッスンで忙しい日だから、ひとりで出かけるにはもってこいだし・・・。

午後3時ちょっと前、トートバッグを担いでファーマーズマーケットへ。来週のマーケットが2024年の最後になるので、アリのテントでブリオシュローフを2個買って、ポールのテントではヤマブシタケ、ミニエリンギ、ヒラタケ、シイタケの詰め合わせボックスを買って、テーブルに置いてあった傘の差し渡しが15センチもある巨大なきのこの名前を聞いたら、何とマツタケ。キノコ採りに行って偶然見つけたんだそうで、「売り物じゃないよ」。あはは、ハロウィーン松茸ってことでお飾りね。うん、大きすぎておいしくないかも。帰り道ではあちこちの家の前庭のハロウィーンの飾りつけを携帯でぱちり。とっぷりと日が暮れて、雨が降り出したハロウィーンの夜は、あちこちで花火が上がって、ドンパチ、ドンパチと賑やかなこと。昔は子供たちのお祭だったハロウィーンも今では若い大人のパーティイベントと化して、飾りつけや(大人用、子供用の)凝った仮装や小小道具が飛ぶように売れる商戦シーズン。風情というものがなくなったような・・・。


これがハロウィーン松茸



ハロウィーンの飾りつけをした家々