2月10日(金曜日)。🌥🌤☀。ああ、ついきのう2月になったと思っていたのに、何ともう中旬。あぁ~あ。でもまあ、時間の足が速すぎると嘆いていても、止まってはくれないんだから、必死で追っかけて、追いつこうとする他ないの。追っかけるのを止めたら、終わりなんだから。芝居の中にそんなような台詞があったような、なかったような。
午前中は、いつものように朝ご飯、今日はカレシはレッスン/ワタシは家事(支払いと事務処理とメール書き)、ウォーキング。そして、ランチ。午後になってから、翻訳の続き。台詞がこなれて来た感じで、脳内の舞台で仮想的に演じて見ると、かなりうまく流れるようになって、しめしめ。ピアノ教師が未来のピアノ教師(観客)に向かって、彼女の人生を変えた経験(想定外の生徒との交流)を交えながら、音楽とは何かという講義している、という設定なので、場面が切り替わるときに、生徒との会話に出て来る曲のさわりが流れる。そこで、そういう曲をググって聞いて参考にするわけだけど、聞いているうちに他の曲にも手を広げて、BGMとして聞くようになって、何だか現役時代に戻ったような感じになって来た。
おひとり様稼業で、日がな1日半地下のオフィスに籠って、脳内ごちゃまぜバイリンガルで仕事をしていた頃は、ケーブル放送のシアトルのクラシック専門のFM局をインターコムにつないで流していて、気に入ったものがあるとCDを買ったもんで、それが未だにリビングのキャビネットに200枚以上入っているけど、今どきはユーチューブに演奏の動画がこれでもかというくらいあるからすごい。ググって出て来るのを選り取り見取りで試してみて、気に入ったものをブックマークしているちに、とうとうMusicというブックマークフォルダを作ってしまった。なぜか家の中がし~んとしているのが嫌なもので、1日中もっぱら70年代、80年代のハードロック専門のFM局をかけっぱなしにしているけど、この芝居の翻訳は登場人物の心のひだを探りながらの作業だから、やっぱりクラシック音楽の方が合うような感じがするな。(ビジネス翻訳は交響曲がぴったりだった。)でも、アダージョのようなゆったりしたもんだと、哲学的な沈思黙考にはまってしまいそう。
カレシが「ジンがなくなりそうだ」と言うので、午後半ばで作業を中断して、道路向かい角の酒屋へひとっ走り。私営のチェーンの酒屋なので、公営の店より品揃えが狭くて、我が家のマティニの定番であるブードルズがないんだけど、最近見かけた(一番好きな)プリマス・ジンが棚にまだ2本あったので両方ともいただき。ワタシの寝酒のムッシュ・ヘネシーがないので、マネジャーのジーナに聞いたら、「火曜日に入って来ると思うわ」と言う返事。「それまでになくなっちゃいそう?」と心配そうに聞くので、1本あけたばかりだから何とかなるけど、入ったときにワタシ用に2本キープしておいてくれる?と言ったら、二つ返事でOK。こういうところが「近所の商店街」のいいところなんだよね。急の「おつかい」で思考が途切れた感じで、晩ご飯のしたくの時間まで、雲を眺めて、写真を撮りまくり。ああ、苦労した訳語のイメージだ・・・。