リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ゆうべの芝居はめちゃくちゃおもしろかった!

2025年01月25日 | 日々の風の吹くまま
1月23日(木曜日)。⛅。目が覚めたら8時半。まだ明け方に冷え込んでいるけど、最高気温は4度か5度まで上がるので寒波とは言い難いね。相変わらずカーディガンジャケット1枚で出歩くので、向かいの肉屋のお母さんは「寒くないのぉ?」とあきれ顔。うん、この冬はなぜかまだフリース裏のパーカを出してないなあ。もしかしたらワタシが「温暖化」しちゃっているのかもね。

きのうの『三銃士』はおもしろかった。公式の初日に第1幕の途中で回り舞台が動かなくなって中断するハプニングがあったけど、ずっと前に『The Odd Couple』(「おかしな二人」)の初日でフェリックスがステーキを焦がすシーンで煙探知器が鳴り出して中断する騒ぎがあったっけねえと周りの常連仲間とぺちゃくちゃやっているうちに「再開します」というアナウンスがあって、照明が落ちて大拍手のうちに何ごともなかったように痛快なチャンバラ劇を再開。女王様の叶わなかった恋やダルタニャンの恋人の死などシュンとさせる場面もあって、まさに新しいジャンルである「ドラメディ」を絵に描いたようなもの。みごとな振り付けの剣闘場面に拍手したり、コミカルなやり取りに笑ったりの2時間20分(プラス中断した時間)は短いと思えたくらい。個人スポンサーとしてキャストのサイン入りポスターを受け取るのが楽しみだなあ。


ポスター

さて、今日のランチはカレシのリクエストでウクライナ風ボルシチ。ヴィクターの店で売っている冷凍のミックスを大きなスープ鍋に入れて、牛骨のブロスときのこのブロスを入れて、細切りのキャベツを入れて、冷凍庫に入れてあったウクライナ名物のサーロを刻んで入れて、30分ほどことこと。サーロは塩漬けの豚の脂身で、これを入れるとボルシチが格段にリッチな味わいになる。ランチの後は買い物。スーパーに行く前に角の酒屋に寄って、火曜日の入荷でワタシのムッシュが入ったかどうか聞いたら、「はい、ちゃんと2本取ってあります」。先週ワインを買いに来た時に入荷したら2本ワタシの名前で取って置いてねとお願いしてあったので、やったぁ。レジのお兄ちゃんとひとしきりコニャックの話、煙たいスコッチの話をしながら、箱入りのムッシュ2本をトロリーに入れて、いざスーパーへ。買い物の量は少なめだけど酒瓶のせいでトロリーが重くなったので、カレシに迎えに来てもらって、カレシは家に直行、ワタシはヴィクターの店へ。今日はヴィクター、お父さん、お母さん、弟のステファンが勢ぞろいで、肉とウクライナソーセージの他にボルシチミックスとサーロを買って、お母さんにボルシチにはこれが一番ねと言っていたら、お父さんが奥の冷凍庫から豚骨の大きな袋を出して来て、「ほら、おまけ。特上の豚骨ブロスじゃなきゃうちの自慢のサーロが泣くよ」。うはぁ、こんなにたくさん。ありがとう!



おまけの豚骨・・・


やっと落ち着いてお金の話をして、芝居を観に行って

2025年01月25日 | 日々の風の吹くまま
1月22日(水曜日)。⛅☁。けさ8時半の気温は0度。どうやら寒気が緩み始める兆しが見えて来たかな。もっとも、2月に入ったら「雪交じりの雨」みたいな物騒な予報が出ているけど、来週、再来週は特に出かける予定がないから問題ないか。普通にウォーキングに行って来て、雑事に捕まらないうちにミータイム・・・。

やっとまともにメール書きを始めて、まずはArts Clubのアリシアに月決めの寄付を支払うクレジットカードの有効期限が変わったことを連絡。次に、来月半ばに夏の北欧クルーズの最終支払い期限が来るので、我が家の金庫番のトニーに必要な資金を投資口座(遊び資金)から当座預金口座に移してくれるようにメール。今年分の非課税貯蓄口座への移動もあるし、今年は夏にもクリスマスクルーズの最終支払いがあって、これがけっこうな金額なので、共同名義の投資口座はかなぁ~り萎んでしまいそうだけど、それぞれ非課税貯蓄があるので、ゼロにして死ぬにはまだちょっと遠い感じ。この先の増減はトランプ政権の行く末にかかっていると言えるけど、どんと減れば値下がり損で節税対策すればいい。トランプは来月からカナダからの輸入すべてに25%の関税をかけると脅しをかけている(「でもアメリカの州になれば関税はゼロになるんだぞ」だってさ)けど、月曜日に就任して以来ワタシの老後の虎の子はなぜか増える一方だから不思議。虎の子を運用しているトニーの手腕がすごすぎるのか、トランプの周りをうろついている超億万長者たちが何か企んでいるのか・・・。

今日は楽しみにしていた『The Three Musketeers』 (アレクサンドル・デュマの「三銃士」)の舞台劇化)のオープニング。午後いっぱいはのんびりして、晩ご飯を食べて、7時30分開演に合わせてスタンリー劇場に着けるようにタイミングを見計らってウーバーコール。かなり早くに着いたので、私たちの席の後ろと前の友だちカップルと久しぶりにおしゃべり。Arts Clubの劇場には「カーテン」がないので、いつも劇場に入って真っ先に目に付くのが舞台セット。今回は足場を組んだような簡素なデザインで、回り舞台を最大限に活用するようになっているらしい。(セットや照明のデザインは舞台演劇の見どころでもある。)フランスは華やかなブルボン王朝のルイ13世の時代が背景だから、衣装にかなりお金をかけたようで、セットとは好対照なのが心憎いな。がやがやしているうちに開演の時間が近づいて、わくわくして来た・・・。



☆☆照明が落ちて・・・☆☆