らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

E.グリーグ 弦楽四重奏曲 ト短調 Op.27

2012年09月04日 23時59分11秒 | 好きな作曲家(作品)
 山形Qは、2000年10月に結成されたとプロフィールに以前は記載していましたが、実はその前の5月に中爺君を含めた弦楽三重奏曲を、当時行っていた山形響ユニオンの主催するコンサートで演奏するために4月くらいから練習していましたので、弦楽四重奏団の準備と言うことで厳密に言えば、2000年の4月と言うことになります。2001年の4月に行われる第1回定期演奏会の練習が、10月に始まったというのがプロフィールに記載していた真実です。

 その第1回定期演奏会でメインプログラムに選ばれた曲が、E.グリーグ(1843~1907)の弦楽四重奏曲 ト短調 Op.27です。初めての自主演奏会ですから、有名なA.ドヴォルジャークの「アメリカ」やF.シューベルト「死と乙女」、F.J.ハイドン「皇帝」などそうそうたる曲達が候補になりそうなものをあえてE.グリーグにしたのは、完全に私の好みからです。その頃はメンバーが順番にプログラムを考えるシステムでした。第1回定期演奏会に向けて25回位練習した記録が残っています。(今は1回の定期演奏会でだいたい10~13回位)

 E.グリーグには3曲の弦楽四重奏曲があり、1曲は喪失、1曲はE.グリーグの銀婚式の時に作曲されましたが2楽章までしか作曲されないで、後年レントヘンにより補筆完成されました。なので、現在通常演奏されるのが、この弦楽四重奏曲 ト短調 Op.27です。

 曲は有名ではなくても4楽章ある全ての曲がかっこよく、一聴すればすぐに好きになれると思います。北欧の作曲家が作る弦楽四重奏曲は、生命力にあふれ優れた作品が多いような気がします。

 もうこの曲を演奏してから12年近く経ってしまいました。今は10/13(土)の第45回定期演奏会に向けて、個人練習の期間になっています。

 機会がありましたら、また演奏したい曲の一つです。

 ちなみに、本日はE.グリーグの忌日です。
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