明日と明後日、山形響第227回定期演奏会が山形テルサで行われます。そして日曜日は酒田の希望ホール。
3日連続の本番です。一昨日の記事にも書きましたが、今回は二人の指揮者が登場する珍しい演奏会です。一粒で二度美味しい(古い・・・・汗)
なかでも工藤俊幸氏は、山形響の指揮者としては最後の定期演奏会登場で、F.メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」を演奏します。
スコットランドは、1842年1月20日にベルリンで作曲を終えて、初演は1842年3月3日、メンデルスゾーン自身の指揮のライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団によって行われました。約170年前の今頃の話です。
この曲は、馬鹿明るい(すみません)イタリア交響曲とは違い全曲暗い霧がかった雰囲気のある曲です。
曲の宗教色くさい雰囲気は、蘇演したマタイ受難曲の影響がある時期に(F.メンデルスゾーンはライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の指揮者としても活動していました。)、スコットランドへの訪問が契機になって作曲されたらしいのですが、イタリア交響曲の作曲や指揮活動の多忙さから、作曲が中断されて実際に曲が出来上がったのが、最初着想されてから10年以上かかっているそうです。
私がJ.シベリウスと並んで、ここ数年とみに好きになってきた作曲家F.メンデルスゾーンのこの交響曲は、今まで何度も演奏してきましたが、何度演奏しても難しい曲です。色々なアプローチがある曲(ピリオドから往年の巨匠解釈まで)で、指揮者やオケが変われば色んな演奏になります。
工藤氏も最後にこの曲を演奏曲に選択するなんて・・・・第3楽章で泣いてしまうかもしれません。
3日連続の本番です。一昨日の記事にも書きましたが、今回は二人の指揮者が登場する珍しい演奏会です。一粒で二度美味しい(古い・・・・汗)
なかでも工藤俊幸氏は、山形響の指揮者としては最後の定期演奏会登場で、F.メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」を演奏します。
スコットランドは、1842年1月20日にベルリンで作曲を終えて、初演は1842年3月3日、メンデルスゾーン自身の指揮のライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団によって行われました。約170年前の今頃の話です。
この曲は、馬鹿明るい(すみません)イタリア交響曲とは違い全曲暗い霧がかった雰囲気のある曲です。
曲の宗教色くさい雰囲気は、蘇演したマタイ受難曲の影響がある時期に(F.メンデルスゾーンはライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の指揮者としても活動していました。)、スコットランドへの訪問が契機になって作曲されたらしいのですが、イタリア交響曲の作曲や指揮活動の多忙さから、作曲が中断されて実際に曲が出来上がったのが、最初着想されてから10年以上かかっているそうです。
私がJ.シベリウスと並んで、ここ数年とみに好きになってきた作曲家F.メンデルスゾーンのこの交響曲は、今まで何度も演奏してきましたが、何度演奏しても難しい曲です。色々なアプローチがある曲(ピリオドから往年の巨匠解釈まで)で、指揮者やオケが変われば色んな演奏になります。
工藤氏も最後にこの曲を演奏曲に選択するなんて・・・・第3楽章で泣いてしまうかもしれません。