伝説のヴィオリストという題名で、Emanuel Vardi (1915~2011)のCDが、数枚発売された。
アメリカのヴィオリスト~ E・ヴァルディは、このCDでは、N.パガニーニのカプリス Op.1(全24曲)をヴィオラで弾ききっている。
ヴァイオリンの曲をヴィオラで演奏すると、運指はそのままにすると五度下がり、調性は変わる。ヴァイオリンでさえ難しい技巧を、大きいヴィオラで演奏する事は、さらに困難さが増す。
学生の時、U.Koch先生にレッスンで、数曲弾かされたが、途中で手を壊すと恐れた私は、先生に頼み込み違うエチュードにしてもらった記憶がある。当時の弾き方では、無理に無理を重ねていて、手を壊すのが自らわかっていたので、先生に頼み込んだのである。卒業時に少しずつでいいから練習しなさいと言われたが、未だに宿題は埃がかぶったままだ。
E.ヴァルディ氏は、その素晴らしい技巧もさることながら、音色・音楽共に深みがあり、余裕のある技巧から音楽が自然に流れてくる。
今回改めて、彼のCDを色々聴き直したが、全てにおいて感銘を受けた。
世界は広い。
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アメリカのヴィオリスト~ E・ヴァルディは、このCDでは、N.パガニーニのカプリス Op.1(全24曲)をヴィオラで弾ききっている。
ヴァイオリンの曲をヴィオラで演奏すると、運指はそのままにすると五度下がり、調性は変わる。ヴァイオリンでさえ難しい技巧を、大きいヴィオラで演奏する事は、さらに困難さが増す。
学生の時、U.Koch先生にレッスンで、数曲弾かされたが、途中で手を壊すと恐れた私は、先生に頼み込み違うエチュードにしてもらった記憶がある。当時の弾き方では、無理に無理を重ねていて、手を壊すのが自らわかっていたので、先生に頼み込んだのである。卒業時に少しずつでいいから練習しなさいと言われたが、未だに宿題は埃がかぶったままだ。
E.ヴァルディ氏は、その素晴らしい技巧もさることながら、音色・音楽共に深みがあり、余裕のある技巧から音楽が自然に流れてくる。
今回改めて、彼のCDを色々聴き直したが、全てにおいて感銘を受けた。
世界は広い。