エマーソンQが、DGに録音したものを集めたCD Box。
私は、正直に申し上げますがエマーソンQの熱心なリスナーではありませんでした。
それでも昔、東京芸術劇場で行われたW.A.モーツァルトのハイドンセット全曲演奏会(2日間)など何度か演奏会に行きました。
4人全員が、ソリスト級の力量を持ち、対等に音楽を発しようとするのは認めながら、曲によってはそのことが刺々しく感じられて、調和よりは力強さを感じてしまうので、大変気にいる演奏にも当たるのですが、気に入らない演奏はとことん気に入らなくて、購入したCDが棚のオブジェに過ぎなくなるので、ある時から彼らの演奏をあまり聞かなくなったのです。
録音は、DGに所属していた約30年の間に行われていて、今回52枚というBoxセットで発売されたのを機に、また恐々聴き始めたのでした。
私の許容範囲が広がったのか?好きな演奏にぶち当たることも以前より多かったのですが、昔ダメだったものはダメなママでした。
しかし、52枚という重厚なボリュームのBoxセット(全てオリジナルジャケット写真が使われているらしい)は、クァルテットの重要なレパートリーを網羅したもので、これからクァルテットを聴こうかなぁ~と思われている人にお勧めできます。
あえて選ぶとして、私が一番好きなディスクは、ボロディン Nr.2とチャイコフスキー Nr.1が収録されたものかな。チェロのバランスが絶妙です。

私は、正直に申し上げますがエマーソンQの熱心なリスナーではありませんでした。
それでも昔、東京芸術劇場で行われたW.A.モーツァルトのハイドンセット全曲演奏会(2日間)など何度か演奏会に行きました。
4人全員が、ソリスト級の力量を持ち、対等に音楽を発しようとするのは認めながら、曲によってはそのことが刺々しく感じられて、調和よりは力強さを感じてしまうので、大変気にいる演奏にも当たるのですが、気に入らない演奏はとことん気に入らなくて、購入したCDが棚のオブジェに過ぎなくなるので、ある時から彼らの演奏をあまり聞かなくなったのです。
録音は、DGに所属していた約30年の間に行われていて、今回52枚というBoxセットで発売されたのを機に、また恐々聴き始めたのでした。
私の許容範囲が広がったのか?好きな演奏にぶち当たることも以前より多かったのですが、昔ダメだったものはダメなママでした。
しかし、52枚という重厚なボリュームのBoxセット(全てオリジナルジャケット写真が使われているらしい)は、クァルテットの重要なレパートリーを網羅したもので、これからクァルテットを聴こうかなぁ~と思われている人にお勧めできます。
あえて選ぶとして、私が一番好きなディスクは、ボロディン Nr.2とチャイコフスキー Nr.1が収録されたものかな。チェロのバランスが絶妙です。