らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

検査・治療

2017年04月08日 23時59分59秒 | ヴィオラ
 およそプロフェッショナルとは云えない位、私は、自分の使用する楽器には、無頓着です。

 季節ごとに楽器屋さんに持ち込んで、調整してもらう事は、正直面倒くさくて・・・・・。プロフェッショナルなら楽器のメンテナンスをして、常に最高の音が出せるようにするのが当たり前と言う声が聞こえてきそうです。メンテナンスをしてもお金ばかりかかって、費用対効果がないと思っていました。駒や魂柱位なら自分でも少しは出来るしなぁ・・・。

 東京にいた頃は、仕事帰りに時間があれば、しばしば行って、楽器屋さんの嫌味を聞きながら調整してもらったりすることもありました。

 弓の毛替えや弦を替えたりする以外は、ほぼしない人です。

 ただ山形響の弦楽器奏者にとって、職場の現場は決して良い環境ではない所(冷暖房無し、湿気多し、乾燥し過ぎなど)でも演奏をする機会があり、一年で気温差が激しかったりすると、楽器が悲鳴をあげることも出てきました。東京でフリーをやっていた頃とは、そこが大きい違いかもしれません。

 ここ数年、楽器のメンテナンスについて少しだけ考えていた時に、相性のいい優れた職人さんに出会いました。何を頼んでも予想をはるかに超える出来栄えで、楽器が蘇って帰ってくるのです。やはり楽器のメンテナンスは必要なんですねと思い直す良いきっかけになりました。

 たまたま本日、山形を訪れる機会があった職人さんが家までわざわざ来てくれました。ヴィオラの弓の毛替え4本。そして、家にあるヴィオラの健康状態をチェック。

 見つかりましたよ。私の愛器の治療必要箇所が・・・・。

 早速、明日治療してもらうのでした。

 これで、当分大丈夫です。
コメント
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