らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

可聴音と蚊

2019年09月05日 23時59分59秒 | 雑記
 どうでもいい話です。

 10代・20代の頃は、自由奔放に生活していたし、よくわからない不安が常に周りにあって、それでも自分なりに頑張って生活していました。

 20前後の頃、著しく体調を崩した時期もあって、(今から考えると、精神的なこともあったのかも)ノストラダムスの予言を信じていたわけではありませんが、自分はなんとなく30才くらいまでしか生きられないんだろうなと思っていました。

 それでも20代を懸命に過ごし、何とか体調管理をしながら人生の目標(ヴィオラでご飯を食べること)に向かって日々努力していました。

 転機が来たのは、1999年山形に来てからで、それまでの精神が張り詰めて体力勝負的な生活とは違って、自然の中で暮らしてゆくうちに、徐々に健康的な生活をおくれるようになりました。

 温泉などの山形での生活や結婚(特に食生活)も大きい要因だったかもしれません。

 50才を過ぎて、まだ僅かずつですが、老化を感じるようになってきました。

 一番最初に感じたのは、五十肩を患った時、そして今日のお題の「可聴音」です。

 年を重ねると高い音が徐々に聞こえなくなるという話を、どこからかききました。

 今年は、とうとう蚊の飛ぶ時の羽音「プ〜ン」という音が、よく聞こえなくなりました。

 蚊だけは私は昔から大の苦手で、(他の虫たちはほぼ大丈夫です)これに刺されると、1・2週間ず〜と痒いまま、後に残ってしまいます。

 蚊の羽音が聞こえないから、蚊がいるかどうかも気づくのが遅くて、対策が出来ません。

 毎日、蚊取り線香にお世話になるしかないようです。

 老いを楽しめるのも生きている証拠の一つです。

 私は、割と好意的に老いを考えています。
コメント
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