らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

プレイボール 2

2020年03月09日 23時59分59秒 | 読書
 珍しく、漫画の話。

 大型連休中、コージィ城倉さんの「プレイボール 2」を第7巻まで購入して読みました。

 知らない人のために少しだけ説明すると、1970年代に週刊ジャンプ・月刊ジャンプにて、ちばあきお氏が連載していた「プレイボール」「キャプテン」という野球漫画がありました。

 キャプテンは中学生、プレイボールは、キャプテンの最初の主人公谷口君が高校に上がってからのお話でした。

 キャプテンの方は、谷口〜丸井〜イガラシ〜近藤と4人のキャプテンが努力を重ねながら弱小の野球部を強豪にして行く話。

 プレイボールは、墨谷高校に進学した谷口君が、これまた弱小野球部をシード校に押し上げて行く話でしたが、夢半ばでこれからも夢を捨てずに努力をすれば希望が見えてくるような所で終わってしまいました。その後も連載が再開されるのかな?と子供心に思っていましたが、ちばあきお先生がお亡くなりになり、40年位昔のお話でストップしていました。

 当時野球少年だった私は、巨人の星などの魔球系の話(もちろんそれも好きだったけど)より、身近な下町の少年が努力して野球のレヴェルを上げて行く話の方がリアルで、何度も読み返しました。少年野球やリトルリーグを辞めてしまった後もバレーボールやラグビーなど運動部にいた時は、いつも読んでいた記憶があります。

 それがどうしたことか?コージィ城倉先生が、プレイボールもキャプテンも連載を再開して下さったのです。

 コージィ城倉さんもスポーツ漫画を書いていますが、遺族の方に了承をとり、ちばあきお先生の絵を真似て話を再開したのです。

 40年以上も続きが読みたかった漫画が再開したのです。嬉しいこと!

 近頃、AIの力で美空ひばりさんの歌や手塚治虫さんの漫画などよみがえらせるのが話題になりましたが、このプレイボール2は違います。

 ちばあきおの味を生かしながら、コージィ城倉の味も感じられるのが面白いのです。

 コージィ城倉さんのちばあきお漫画解釈のような・・・感想文のような・・・・。

 とにかく続きが読みたくなる漫画です。
コメント (2)
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