気まぐれで始めてしまった「ホール美術」のカテゴリー。
なかなか更新していませんが、実はたくさん写真は撮ってきて溜まっています。記事の隙間に入れようかなと思っていますが、美術に疎いのでなかなか書けないでいます。素人の感想だと思っておつきあい下さい。
本日、新庄市民プラザでコンサートがございました。その際に見て回った絵の中の一枚です。
伊藤幸子さんの「ひまわり」。
最初題名を見て、「むむむ・・っ」。
よく見たら枯れているひまわりの様子を描いています。ひまわりの花の絵は、子供達の物も含めてよく見ますが、真夏に全開で咲き誇ったひまわりの遺骸というか、自分の命を使い切りやる事はやり遂げて、一時の休憩に入っているひまわりを描いているように感じます。
音楽もそうですが聞き手ではなくて、絵には見る人が自由に感じる権利があります。
陰に隠れがちなひまわりの命の終焉に着目して(もちろん種という次の命へのつなぎはありますが)、描かれた絵には力とやすらぎがありました。