らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

楯山公園

2010年02月08日 23時42分22秒 | 大江町
 寒波が少し落ち着き、ほっとしているところです。

 左沢駅から見える高台に楯山公園があります。通称「日本一公園」とも言います。

 山形県の母なる川~最上川がヘアピンカーブしている絶景ポイントです。

 元々は大江氏の山城跡(楯山城)で、あずまやが設置されているので、腰掛けて左沢のきれいな街並が眺望できます。写真の中心部の街並は寒河江市の中郷地区です。左沢地区は写真右側の方です。

 遠くには蔵王・朝日連峰が見ることが出来ます。

 写真は、2005年7月2日に撮影したものです。
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変ホ長調

2010年02月07日 23時59分51秒 | 音楽
 フラットが3つついているだけでは、変ホ長調なのかハ短調なのか判断できません。

 L.v.Beethovenの名曲には、ハ短調の曲が多いとされます。交響曲第5番「運命」や、ピアノソナタ第8番「悲愴」などなど聴いている者の心に深い感動が残る調とも言えます。

 我々日本人の場合、音楽教育の現状から調性が変わっても各調で変化記号の数で、その調の違いを感じるようになっている人がプロでもアマでも多い気がします。全てはハ長調(変化記号無し)の調が大元で、ト長調ならシャープがファの音1つつきます。なので、ト長調は(ソ・ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ「シャープ」・ソ)に感じるでしょう。変ホ長調ならフラットが3つで、シ・ミ・ラにつきます。なので、(ミ「フラット」・ファ・ソ・ラ「フラット」・シ「フラット」・ド・レ・ミ「フラット」とかに感じると思います。

 子供の頃にそういう教育を受けて、そのまま育ってしまう人が多いのはしょうがないことです。それが悪いと言っているのではありません。山形Qの中爺君はそういう感じ方をして、あれだけの演奏が出来るのですから何の不満がありましょうか!

 いやね。私2歳半くらいからヴァイオリンを演奏し始めたのですが、実は普通大学に進学する位まで全然譜面が読めなかったんです。レッスン中に「ハイ!その小節の始めの音はレのシャープですよ!ちゃんと練習してきましたか?まったく~~!!」と言われる事が多かったのです。まぁ練習不足とも言えますが、特に新しい曲を練習して初めてのレッスンではその状態でした。

 ある時、私があまりにも譜面を読めないのを先生が心配して、「楽典」の本を貸してくれました。

 そこで初めて目から鱗。

 私の耳は、ハ長調でも変ホ長調でもすべて「ドレミファソラシド」に聞こえる耳だったのです。

 所謂「移動ド」って奴です。

 先ほどの先生が注意した「レのシャープの音だって、もし調がホ長調なら私にはシにしか聞こえません」レのシャープだってば~と言われたって、私にはどこのどの音を言われているのかさえ、その時は分かりませんでした。

 ジャ~なんで、演奏できたのか?というと教則本についてくるソノシートやレコードを聴いておぼえていました。その曲をおぼえないと指が動かなかったのです。現在では固定ドの感じ方もなんとなく出来るようになりました。生徒達に教えるときに身につきました。最初は「先生どこの場所のこと言っているの?」と私の逆の立場から言われていましたから。初見力も知らず知らずに何となく身につきました。練習する時間より仕事が多くなってしまった音大卒業後ですけど。

 それにしても気づいたのが大学生の時だなんて遅すぎましたよ。

 日本と違って、欧米では調に対してもう少しイメージを教えるし、感じるみたいですね。

 全てがドレミファソラシドだとしても、例えばト短調なら「厳守で壮麗」なイメージ、ト長調なら「甘い喜ばしさを表す」とか・・・・・。

 それで最初の方に書いたBeethovenの名作が多いハ短調はどんなイメージなのでしょう?「陰鬱さとわびしさを表す」だそうです。

 山形Qは2/20に庄内で弦楽四重奏曲第4番そして4月に第35回定期演奏会で第12番を演奏します。

 第4番がハ短調そして第12番がハ短調の平行調~変ホ長調です。

 変ホ長調はどんなイメージなのでしょう??

 「残酷さや厳しさを表す」だそうです。

 各調のイメージについては、Marc-Antoine Charpentierというフランスの作曲家の言葉を引用しました。作曲家さん達一人一人のイメージが調についてはあるはずで、各曲全てではないにしろ、各調には別々の色彩感があるというお話しでした。

 明日は山形Qの練習日です。「陰鬱さとわびしさ」持って練習しましょうか???

 
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今日の月山道

2010年02月06日 23時48分08秒 | 山形県
 今日は午前中に2回雪かきをして、雪かきをしている間にも風でどんどん雪が積もってゆきます。汗をかいて冷え切ったからだにシャワーをあびてから、仕事で鶴岡市まで行かなくてはならないため月山道を越えてゆきました。

 家を出る時間が一番風が強くて、時々視界を奪います。

 高速道に西川ICから入っても、視界はあまりかわらないようで・・・・。強い風が吹くたびに雪が舞い上がり、視界0に。対向車でハザードランプをつけながら走っている車が目立ちました。
     

 普段は若干閉所恐怖症のために、嫌な気分になるトンネル内走行も、まだ安心して走ることが出来ます。嫌なものは嫌なんだけれど・・・・。温度計は-11度を示しています・・・・。車の窓の内側も凍ってしまいます。
     

 湯殿山トンネルを過ぎると庄内気候なのか、青空が拡がり始めました。高速道路は庄内あさひまでで、そこからは通行止めになっていました。風が強すぎて、視界不良のためらしいのですが、高速道路にも風よけが必要かもしれません。
     

 帰りは風も弱まり、快適な運転でした。明日も朝から月山越えです。なかなかスリリングな毎日です。
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初公開講座

2010年02月04日 23時35分31秒 | 音楽
 本日朝から公開講座の講師として、話してきました。

 大江町のシルバーカレッジ「第5回学習講座」にて・・・・。約70名の参加者。

 大江町教育委員会教育文化課の主催の催しです。大江町に在住している山形響団員という事でお話しを以前からいただいていました。このところバタバタと忙しくて、依頼された1時間30分もの間、何を話したら興味を持っていただけるのだろうと、自分の中ではず~と懸案になっていました。

 演奏が職業なので、クァルテットの演奏合間に曲紹介を交えながら少し話すというのは、だいぶ慣れましたが、最長でも山形Q定期演奏会でのプレト~ク約10分!!90分話すのには話し手としては、少々能力不足です。汗。

 大江町中央公民館の職員の方につくっていただいた題「オーケストラの魅力と可能性」というのもそのままヒントにして、昨日までに一応自分用のレジメをつくって話しました。

 演奏とは違い、やや緊張感もつ予想だったので準備だけでもしておかないと・・・。と思ってだいたいの話の流れを決めたのにも関わらず、今朝になって演奏をした方が絶対変化がついて良いだろうなぁ~話だけでは詰まらないかもしれないしと急に思い立ち朝にVnとVaを持って会場となる中央公民館に行きました。

 やはり計画通りには行かないもので、本当に言いたかった事の半分は別の話になってしまいました。汗。

 しかし聴講して下さっている人生の先輩方が協力的で、しっかり稚拙な話を聞いてくださったので、とてもスム~ズに?会は進行したと思います。

 途中楽器の演奏を少し加えながらなんとか終了が出来ました。

 終了後に教育委員長さんらと懇談した中で、もう少し演奏してくださった方が良かったかも・・・。(良かった楽器持っていって・・・大汗)。そして、私らに合わせるために知っている曲を演奏してくださったが、全然知らないクラシックを演奏してくれても良かったのに・・・さらに大汗。

 最初からクラシック音楽の演奏ありきだったらもう少し話すのは楽だったのかしら・・・!?
 演奏50分・話40分とか・・・。笑。

 本当に良い経験でしたので、又の機会がもしあるのでしたら、今回の事を上手に反省して生かしたいと思いました。

 良い体験をさせていただいて、関係者各位に感謝の言葉を述べたいと思います。
 ありがとうございました。

 その後、お昼から夜まで山形Qの練習へ・・・。

 とても長い一日だったとさ・・・・・。
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チラシ

2010年02月02日 23時30分27秒 | 山形弦楽四重奏団
 山形弦楽四重奏団定期演奏会のチラシは第1回は山形響Hr奏者岡本氏の作。第2回・第3回は私の制作。そして、第4回以降はメンバーのだちゅ嬢の制作でした。第1回~第9回まで、コピー用紙に自分達のプリンターで出していた物を第10回チェロのメンバーとして新しく委員長が入団したのを機に、写真入りのチラシの方が良いという意見が出てきたので、印刷屋さんに頼むようになりました。

 だちゅ嬢の制作するチラシに何の不満も無かったのですが、このたび新しい風を入れてみようということで、山形の音楽活動を応援する会~Mプロジェクト(NPO)さんにチラシデザイン・制作・演奏会のサポートを初めて依頼してみました。

 Mプロジェクトは、もともと山形響のファンクラブから派生して、より目に見える形で音楽家をサポートしようと有志の発起人達が立ち上げたNPO法人です。

 山形の音楽活動を応援する会「NPO法人 Mプロジェクト」

 先日も我々のプレコンサートに以前出演していたEnsemble Pinoの第2回定期演奏会をサポートしていました。

 実際、チラシのデザイン制作を行っているのは寒河江市のAさんで、旦那さんはテノール歌手(山形声楽研究会で活躍されています。)、彼女自身も山響アマデウスコアのソプラノを担当、お子さんも日々ヴァイオリンを頑張っている音楽一家さんです。

 第35回定期演奏会のチラシは、どうです?新しい風が入った気がしませんか??もし、このチラシの感じにびびび~っお来た方は、Mプロジェクトさんにお問い合わせ下さいね。良心的な料金で制作してくれますよ。

 ***だちゅ嬢制作チラシは今後も続きますから、彼女のファンの方はご心配なく。我々の活動は自分達で出来る事はなるべく自分達でが信念ですから・・・。笑。
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ブログ

2010年02月01日 23時16分24秒 | 雑記
 写真は大江町の神通峡です。

 「らびおがゆく vol.3」で昨年から続いてきました毎日更新は昨日の定期演奏会でひとまずおしまいです。ネタが無い時も雨が降ろうが槍が降ろうが・・・。雪は毎日降っていますが・・・書いてきました。

 今週から週休2日位をいただきまして、ゆる~~りと更新してゆきます。

 ブログという文化は、私もよく知らないのですが、インターネットが世間に認知されてきて掲示板やチャットなどを歴てから、急速にブログ文化が拡がりましたよね??今はSNSだったりTwitterだったり色々多岐に流行りが動いていますが・・。

 ブログというのは、そもそも自分のための落書き帳(備忘録なのか??)のようなもので、これを毎日更新したところで収入に繋がるものではありません。購読料を取っている一部のファンクラブのようなものならお金が絡みますけど。

 なので、書き手が無料で提供している代わりに、ブログの読み手にも注意してもらわなければならない事があります。

 それは、書いてあることの仕分けです。書いてあることが事実なのか?間違いなのか?自分に必要な事なのか?不必要なことなのか??もしブログ内に書かれたことで、読者が被害を被ったとしてもそれは、ブログを鵜呑みにしてしまった読者側の認識の甘さなのだろうと最近私は感じています。

 書いてある事は、最初から夢物語だと思えば、何も問題はありません。

 本人だけが楽しく書いているブログを盗み見るというのが、ブログ本来の楽しさのような気がしますので、コメントやTBが必要か悩んだ次期もありましたが、今は必要と思いまして、そのまま継続使用にしています。

 変な書き込みが多くてうんざりすることの方が多いのですが・・・・・。消すのはもの凄い労力ですよね。

 私も他人様のブログをよく見るのですが、自分と考え方が合わない意見をお持ちの人のブログに特に興味がわきます。なんでこの人はこういう風に考えたのだろうか?とか・・・・。想像するのが楽しいのです。

 なので、「らびおがゆく Vol.3」も品質保証は今後一切しません。

 ただ楽しく、色々な方と交流が持てることだけを目標に書いてゆきたいと思います。

 よろしくお願いします。

 
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