らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

『日本弦楽三重奏曲の世界~紺野陽吉、塚原哲夫、原博』

2020年05月03日 23時59分59秒 | お気に入りのCD

 ミッテンバルト発売〜菖蒲弦楽三重奏団のCD第3弾である。

 紺野陽吉(1913〜1945)、塚原哲夫(1921〜1978)、原博(1933〜2002)の弦楽三重奏曲(原は2曲)の4作品が収められている。

 紺野陽吉は、私達〜山形Qで故郷(白鷹町)初演したのをはじめ何度も弦楽二重奏曲・弦楽三重奏曲を演奏してきている作品。山形出身・戦没作曲家の一人だ。

 精力的に弦楽三重奏作品を見つけて収録しているとは言え、ここまで3枚聴いてきて、埋もれさすには実にもったいない作品ばかりに出会えた。CD会社、演奏者、関係者に心から感謝を申し上げたい。

 楽譜が出版されさえすれば、もう少しプロでもアマチュアの間でも演奏されるような気がする。

 邦人作品が演奏されなかったり、好まれないのは楽譜出版の関係や演奏者によるところが大きいのだろう。

 まずは、何度も演奏される事だ。世間に認知される所から出発というのは、実にもったいない。

 長い目で見れば、日本のクラシック界の大きな誇りになると思う。

 HMVジャパン

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山菜の季節

2020年05月02日 23時59分59秒 | 大江町

 自粛生活していて、ワンコの散歩くらいしか外出していないのですが、近所からの頂き物で、春を実感。

 雪が殆ど降らなかった冬が終わり、季節感がずれたまま春になった気がしていたのですが、やはり地元の方々は、山菜に対する嗅覚が、外から来た元都会っ子のおじさんより優れているんですよね。

 直売所で見なければ、山菜を見ない年もあるかもしれない・・・・・。

 毎年のように、色々な方から頂けるのが大感謝。

      

 何度か書きましたが、最初山形に来たときは、山菜苦手だったんですよね。山形出身の奥さんには、普通の食卓でも癖の強い山菜を毎食出されるのが、季節後半で割と辛かった時期がありました。

 でも今は、頂けなければ購入するくらい、季節の山菜を美味しいと感じるようになりました。

 自粛生活の中の幸せでした。

      

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皐月2020

2020年05月01日 23時59分59秒 | 雑記

 月が、かわりました。

 1月前まで、演奏会が中止や延期になる事に少し違和感を持っていましたが、あれよあれよと東京オリンピックが延期になり、緊急事態宣言なるものが出て、結局4月は、全くオーケストラ、クァルテットの演奏会、指導など全てのスケジュールが真っ白で過ごしました。

 自粛生活で、今日が何日なのか?何曜日なのか?気づくと忘れている毎日。

 年とるにつれ、出不精体質になりつつあるので、個人としては苦痛に感じると言うことはありませんが、医療や警察・消防・ゴミ収集・公務員などあげればキリの無い方々が、日夜頑張ってお仕事をなさっています。

 何もしないで、家にいる事で良いのだろうか?

 最初は思いましたが、今は働かなくてはいけない人達の足かせにならないように、ただただ家にいる事にしました。

 家に閉じこもることで、DVをしてしまったり、ネットのつまらない記事にかみついてしまったり、マスクが買えない事で店員に暴言を吐いたり、この自粛生活が、その人が持っている本性をどんどん露わにしてゆきます。

 騒動がおさまった後に、良い人に戻っても、一度失った信用は、取り返しにくいですよ。

 私は家に居ます。

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