中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

営業利益を上げるには??

2020年06月13日 05時58分17秒 | 2019年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡つとむ です。

昨日は2019年版「ものづくり白書」127ページ「図 231-14 ビジネスへの影響が大きいとみなすもの」を読みましたが、今日は132ページ「図 231-16 営業利益増(減)となった企業における売上増(減)の内部要因」を見ます。

下図から、2017 年 12 月と比べ営業利益増(営業利益減)となった企業において、売上増(売上減)の内部要因を見ると、販路開拓 56.1%(販路縮小 30.5%)、単価値上げ 24.8%(単価値下げ 21.1%)、新商品開発 20.6%(新商品不振 12.3%)、新規事業進出 9.4%(新規事業低迷 7.8%)となっており(図231-16)、さらに、自社ビジネスを取り巻く環境に対して大きな変化を見込む企業ほど、収益拡大策に取り組む企業の割合が高い傾向にある(図 231-17)ことが分かります。

続けて、下図を見ると、特に「大規模な変化が見込まれる」とする企業は、「新商品等の開発」や「新規事業への進出」が増益に寄与したとする割合が「これまでより大きな変化が見込まれる」、「これまでと同程度の変化を見込んでいる」、「変化しない」と答えた企業より高い傾向にある(図 231-18)。

変化への感応度の高さが、新商品等の開発や新規事業への進出といった具体的行動を生み出しているものと考えられる、とあります。

収益拡大策の基本は「販路開拓」ということですね。数年前から我々の業種は大きな「単価ダウン」に見舞われているので、「新商品開発」「新規事業開発」を軸に営業利益を上げていきたいですね!!

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