だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ポーラ、応援してます!

2015-08-01 20:21:58 | 映画
だいぶ前のことですが、フランスのミシェル・アザナヴィシウス監督がハリウッド黄金期を舞台に白黒&サイレントで作った「アーティスト」(11)。アカデミー賞作品賞、主演男優賞、

監督賞、作曲賞、衣装デザイン賞を受賞しました。10部門ノミネートだけでも、異色ぶりがうかがえます。フランス人監督がアメリカ、ハリウッドのサイレント映画を作ったなんて!

主演を務めたのが、ジャン・デュジャルダンでした。彼が主演、初監督したのが「プレイヤー」(12)でしたね。この作品、監督が7人もいて、ミシェル・アザナヴィシウスもその1人。

そして7人の中に、エリック・ラルティゴ監督も。ロマン・デュリス主演「ビッグ・ピクチャー 顔のない逃亡者」(10未)で、監督デビューですからこれが2作目。

ラルティゴ監督3作目が公開です。「エール!」(14)、脚本にも携わっています。フランスの田舎町に住むベリエ一家。酪農を営みながら、仲睦まじく暮らしていました。

一家は、父ロドルフ(フランソワ・ダミアン)、母ジジ(カリン・ヴィアール)、長女ポーラ(ルアンヌ・エメラ)、弟の4人。ところがポーラ以外、全員聴覚障害者だったのです。

高校生のポーラは、通訳のように外部とのコミュニケーションを担当。ある日、音楽教師のトマソン(エリック・エルモスニーノ)は、ポーラの歌声に才能を見い出します。

パリの音楽学校で行われるオーディションを勧められるポーラ。夢のような出来事に喜ぶポーラでしたが、家族は歌声を聞くことができません。心配し、オーディションに反対する家族。

家族にとって、ポーラは欠かせない存在。自分の夢を実現させたいと思う反面、もし自分がいなくなったら…と悩んだ末、夢をあきらめる決意をするのでした…。果たして?

ヒロインのルアンヌ・エメラは、2013年にオーデション番組『The Voice』で準優勝を果たし、本作で主役に抜擢されました。イギリスのポール・ポッツやスーザン・ボイルみたい?

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