だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

アイスマンと呼ばれた男

2013-09-29 14:39:41 | 映画
危ない俳優に追加します。ディート・モンティエル監督「陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル」(10)のレイ・リオッタ。ジョナサン・カプラン監督「不法侵入」(92)は、最高!ファンです。

ザック・スナイダー監督「マン・オブ・スティール」(13)で、ゾッド将軍を演じたマイケル・シャノン。う~む、こちらも危ない。ウィリアム・フリードキン監督「BUG/バグ」(07)は、不気味だった…。

サム・メンデス監督、レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレット主演「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」(08)で、アカデミー賞助演男優賞にノミネート。

ジェフ・ニコルズ監督「テイク・シェルター」(11)では、インディペンデント・スピリット賞主演男優賞にノミネート。そうでなくても個性的な顔してしてるから、絶対覚えちゃうはず。

最近の活躍は素晴らしく、目が離せません。1974年8月7日ケンタッキー州レキシントン出身。今年39歳です。ハロルド・ライミス監督「恋はデジャ・ブ」(93)で、映画デビュー。

ゾッド将軍の前に演じたのが、アンソニー・ブルーノ原作、アリエル・ヴロメン監督「THE ICEMAN 氷の処刑人」(12)。シャノンが演じるのは、実在の殺し屋リチャード・ククリンスキー。

1964年、デボラ(ウィノナ・ライダー)と結婚し、子供にも恵まれたリチャード。ところが仕事先でトラブルに巻き込まれ、ギャングのロイ・デメオ(レイ・リオッタ)から、裏社会に誘われます。

ロイ専属の殺し屋となったリチャードは、ニュージャージーの高級住宅街に家を持ち、妻と2人の娘を愛する家庭人に。表向きは為替ディーラー、実は冷酷無比なヒットマン。

やがてロイと別れたリチャードは、ミスター・フリージー(クリス・エヴァンス)という殺し屋と組むことに。1986年に逮捕されるまでの約20年間に、100人以上を殺害したリチャード・ククリンスキー。

共演はジェームズ・フランコ、デヴィッド・シュワイマー、スティーヴン・ドーフ 。お気付きでしょうが、リオッタと2人、どんなに危ないか!うふふ。楽しみですねぇ~。
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シーズーを盗んではいけません。

2013-09-28 20:23:56 | 映画
レン・ワイズマン監督「トータル・リコール」(12)のコリン・ファレル。ダンカン・ジョーンズ監督「月に囚われた男」(09)のサム・ロックウェル。ゲイリー・ロス監督「ハンガー・ゲーム」(12)のウディ・ハレルソン。

ヤーロン・ジルバーマン監督「25年目の弦楽四重奏」(12)のクリストファー・ウォーケン。アレン&アルバートのザ・ヒューズ・ブラザーズ監督「ザ・ウォーカー」(10)のトム・ウェイツ。

うむ、みんな危ない。ハワード・ジーフ監督「ドリーム・チーム」(89)のマイケル・キートン。スコット・ウォーカー監督「フローズン・グラウンド」(13)のニコラス・ケイジも危ないぞ。

ああ~、みんな危ない。後の2人はともかく最初の5人が出演するのが、マーティン・マクドナー脚本、監督「セブン・サイコパス」(12)です。アイルランドの劇作家マクドナー、初監督作品です。

主演のファレルとは、「ヒットマンズ・レクイエム」(08未)で組んでます。脚本家のマーティ(コリン・ファレル)は、新作の執筆が進まず悩んでいました。登場人物さえ、浮かばない…。

タイトルは、“セブン・サイコパス”。親友で売れない役者のビリー(サム・ロックウェル)は、脚本のネタ集めにと勝手に『イカれた奴募集!』という新聞広告を出してしまいます。

現われたのは…ウサギを抱えた正義の殺人犯ザカリア、何よりも犬を愛するマフィアのハンス、ダイヤのエースを残すヒットマン、復讐心を抱える非暴力の信心深い男。う~む。

やがてマーティとビリーは、イカれた奴らのさまざまなトラブルに巻き込まれてしまうのでした。で、それってなに?共演者はもっと豪華で、アビー・コーニッシュとオルガ・キュリレンコも。

ジェリコ・イヴァネク、ハリー・ディーン・スタントン、「プレシャス」(09)のガボレイ・シディベ、「ファニーゲームU.S.A. 」(07)のマイケル・ピット、クリスピン・グローヴァー。

1番のサイコパスはビリーかも。だって新聞広告を出した張本人だし、ギャングのボスが溺愛するシーズー犬を誘拐したのもビリー。「グリーンマイル」(99)は最高だったなぁ~。見ましょ。
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黄金の毛皮を求めて…

2013-09-27 19:54:25 | 映画
今年2013年5月7日、ストップモーション・アニメーターとして有名なレイ・ハリーハウゼンが、亡くなりました。特撮映画の監督でもあり、マイブログでも取り上げたことがあります。

今のようなCG技術のない時代、ハリーハウゼンの映画は最高でした!「シンバッド七回目の航海」(58)「シンドバッド黄金の航海」(73)「シンドバッド虎の目大冒険」(77)は、もちろん…

「SF巨大生物の島」(61未)「恐竜100万年」(66)「恐竜グワンジ」(69)でも、すっかり魅了されましたっけ。きっと今見ても絶対楽しいはず。そしてハリーハウゼンといえば、これ。

ドン・チャフィ監督「アルゴ探検隊の大冒険」(63)!ギリシャ王アリストの子イアソンは、選び抜かれた勇者たちとアルゴ号に乗船し、ある宝を求めて冒険へ!その宝が、“黄金の羊の毛皮”

そして久しぶりに、“黄金の毛皮”という言葉を聞きました。それが「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 魔の海」(13)です。「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」(10)の続編ですね。

リック・リオーダンの原作を、クリス・コロンバス監督が映画化。超~豪華なキャスティングでした。なにしろ、ピアース・ブロスナンが半人半馬のケイローン役!監督は、トール・フロイデンタール。

ギリシア神話の海の神ポセイドンと、人間の母との間に生まれた“半神 ハーフゴッド”パーシ―(ローガン・ラーマン)。そして、ポセイドンと全能の神ゼウスが封印したクロノス。

クロノスは復活を企み、世界を破滅へと向かわせようとします。それを阻止できるのは、魔の海に隠された黄金の毛皮だけ…と知ったパーシーは、魔の大海原バミューダ・トライアングルへ。

共に魔の海に行くのは、突如弟だと名乗り出た一つ目サイクロプス(デレク・ミアーズ)。共演に、スタンリー・トゥッチ。ブロスナンが演じたケイローンは、アンソニー・スチュワート・ヘッドに。

ギリシア神話は、実はとっても面白く映画にすると迫力ある物語になります。今は亡き、ハリーハウゼンにもっと作って欲しかった…。「タイタンの戦い」(81)のように。(リメイクは2010年)
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19歳のグザヴィエ・ドラン監督

2013-09-25 20:06:03 | 映画
グザヴィエ・ドラン監督「わたしはロランス」(12)、とってもお気に入り。映画好きの友人にもお勧め。最近はフランス映画、よく見ます。というかこの作品の主演メルヴィル・プポー、ファンです。

監督のグザヴィエ・ドランは、1989年3月20日カナダのケベック州モントリオール出身。父親は俳優マヌエル・タドロス。6歳で子役としてデビュー。2008年、自伝的小説を映画化。

それが「マイ・マザー」(09)です。グザヴィエ・ドラン監督のデビュー作で、製作、脚本も。映画とTV番組で活躍していたドランは、主演も務めています。まさに自身、入魂の1作です。

本作は2009年、第62回カンヌ国際映画祭の監督週間で上映されました。そして、多くの賞を受賞。さらに、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞外国映画部門にもノミネート!

第83回アカデミー賞外国語映画賞カナダ代表にも選出(代表は「灼熱の魂」)。この時、ドランはわずか19歳。「わたしはロランス」の公開を機に、「マイ・マザー」が劇場上映決定!

「わたしはロランス」でフレッド・ベレールを演じたスザンヌ・クレマンも出演しています。17歳のユベール・ミネリ(グザヴィエ・ドラン)は、ケベック州のごく普通の町でごく普通に暮らしていました。

退屈な青春の日々。最近、自分の母親のことが、イヤでたまらない…。趣味の悪い服や部屋のインテリア、食べカスだらけで小言しか言わないやかましい口元まで、なにもかもが耐えられない。

そして、理由もなく苛立つ自分にも嫌気がさしていました。かつて大好きだった母親への憎しみ。ある夕暮れ、ユベールは偶然セント・ローレンス川沿いの土手に腰かける母親を見かけます…。

当時19歳のドランの美しさったら!ゲイを公言しているドランですが、誰もが成長の過程で経験する親への反感。痛いくらいユベールの気持ちがわかるはず。そしてドラン監督のこだわりも楽しみ。

共演はアンヌ・ドルヴァル、フランソワ・アルノー。2作目で、第63回カンヌ国際映画祭ある視点部門で上映された「Les amours imaginaires」(10)も、ぜひ公開を。
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アップルのS

2013-09-24 20:13:50 | 映画
ダニエル・デイ=ルイスが、スティーヴン・スピルバーグ監督「リンカーン」(12)でリンカーンを演じた時、なんて似ているんだ!と感動したものです。肖像画でしか見たことないのに…。

映画のデイ=ルイスは、リンカーンそのものでした。オリヴァー・ストーン監督「ニクソン」(95)で、アンソニー・ホプキンスが演じたニクソンもそっくり。2人とも演技派ですし。

スコット・ヒックス監督「シャイン」(95)で天才ピアニスト、デヴィッド・ヘルフゴットを演じたのは、この作品でアカデミー賞主演男優賞受賞のジェフリー・ラッシュ。見事でした。

スティーヴン・フリアーズ監督「クィーン」(06)で、エリザベス女王を演じたヘレン・ミレン。フィリダ・ロイド監督「マーガレット・サッチャー」(11)で、サッチャーを演じたメリル・ストリープ。

2人ともアカデミー賞主演女優賞受賞。単に似てるだけでなく、内面も演じて見事。俳優は実在の人物を演じる時、たくさんのリサーチをし、役作りします。時には体型、体重も変えて。

ジョシュア・マイケル・スターン製作、監督「スティーブ・ジョブズ」(13)のアシュトン・カッチャーは、若き日のヒゲ面ジョブズにそっくり!言うまでもありませんが、ジョブズはアップル社設立者の1人。

1976年、スティーブ(アシュトン・カッチャー)は、友人たちと自宅のガレージで“アップルコンピュータ”を設立。わずか4年で株式上場します。しかし、わがままで傲慢な彼は…

意見の合わない社員は即クビ、ビル・ゲイツともケンカ。創立メンバーのスティーヴ・ウォズニャック(ジョシュ・ギャッド)も、去ることに。予算を無視して新作の開発にのめり込むスティーブ。

そしてとうとう自分の会社から追放されてしまいます。それからのスティーブは?2011年10月5日56歳で急逝した時から、映画化の話がありました。共演者も豪華です。

ダーモット・マローニー、ルーカス・ハース、J・K・シモンズ、レスリー・アン・ウォーレン、ロン・エルダード、ジョン・ゲッツ、ジェームズ・ウッズ、マシュー・モディーン。ぜひ見ましょう!
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MLBのジャッキー・ロビンソン

2013-09-23 19:46:28 | 映画
脚本家ブライアン・ヘルゲランド。なかなか脚本家まではチェックしないと思いますが、デビュー作品は「エルム街の悪夢4/ザ・ドリームマスター最後の反撃」(88)、ホラー出身なんですね。

脚本作品には、スライ主演「暗殺者」(95)、メル主演「陰謀のセオリー」(97)、コスナー主演「ポストマン」(97)。カーティス・ハンソン監督「L.A.コンフィデンシャル」(97)では…

監督と共にアカデミー賞脚色賞を受賞。初監督作品は、メル主演「ペイバック」 (99)。他にヒース・レジャー主演「ROCK YOU!」(01)や「悪霊喰」(03)も監督しています。

クリント・イーストウッド監督の「ブラッド・ワーク」(02)「ミスティック・リバー」(03)でも脚本を書いてます。その他の脚本作には、「マイ・ボディガード」(04)「ボーン・スプレマシー」(04)

「サブウェイ123 激突」(08)「ダレン・シャン」(09)「グリーン・ゾーン」(10)「ロビン・フッド」(10)があります。なるほど!これだけ面白い作品を書いているヘルゲランド。覚えておきましょ。

脚本、監督最新作は、「42 世界を変えた男」(13)。42と聞いてすぐに意味かわかる人は、野球通!しかもメジャーリーグの。名前は知っていたけど、こんな物語があったなんて!

1947年4月10日、白人選手だけだったメジャーリーグに初めて黒人、アフリカ系アメリカ人の選手が誕生します。ブルックリン・ドジャースと契約したジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)

彼は敵チームだけでなく、観客、マスコミ、審判、チームメイトからも非難を浴びせられます。球団のゼネラル・マネージャー、ブランチ・リッキー(ハリソン・フォード)は、ジャッキーを守り支え続けます。

やがて差別を受けても、やり返さず、ひたすら精一杯プレーをし続けるジャッキーに、チームメイトやファンは心を動かされ…。ジャッキーは、1957年1月23日現役引退します。

1972年10月24日死去。背番号42は永久欠番となり、97年4月15日MLB全球団の永久欠番に。この日ジャッキー・ロビンソン・デーには、全員が42のユニフォームを着るのです。感動!
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怖いけど、見たい…

2013-09-22 19:53:23 | 映画
怖い映画はお好き?怖い映画をすべて見ているわけじゃないから断言はできないけど、1番怖かったのはアレクサンドル・アジャ監督、キーファー・サザーランド主演「ミラーズ」(08)かも。

タイトル通り、鏡は本当に怖い…。映画を見た後は、鏡を見れないかも。そして見なきゃよかった…と思ったのが、クリストフ・ガンズ監督、ラダ・ミッチェル主演「サイレント・ヒル」(06)。

ロバート・ワイズ監督「たたり」(63)、ジョン・ハフ監督「ヘルハウス」(73)、ウィリアム・フリードキン監督「エクソシスト」(73)、ブライアン・デ・パルマ監督「キャリー」(76)

リチャード・ドナー監督「オーメン」(76)、トビー・フーパー監督「ポルターガイスト」(82)…。人によって怖さは違うはず。吸血鬼やゾンビものなどまだまだあるけど、姿の見えないものほど怖い!

だから鏡はそれを映してしまいそうで、怖いんですよね。そして「たたり」や「ヘルハウス」「ポルターガイスト」などに出てくるのが、ゴーストハンターこと、心霊研究家。霊媒師もそう。

日本の霊媒師とかは暗くて怖いイメージが強いですが、欧米の映画では全然平気のような言動をとることがあります。霊を信じていないとか、宗教に基づく信心が強いとか言われますね。

霊が憑りついた家は、それだけで怖い!ホラー映画の大いなるジャンルです。「ソウ」(04)シリーズや「インシディアス」(10)などの、ジェームズ・ワン監督最新作「死霊館」(13)

実在の心霊学者エド(パトリック・ウィルソン)とロレーヌ・ウォーレン(ヴェラ・ファーミガ)。数多くの怪奇現象を解決してきた夫妻には、40年あまり極秘にしてきた事件が…。

1971年ローズアイランド州ハリスヴィル。ロジャー(ロン・リビングストン)とキャロリン(リリ・テイラー)ペロン夫妻と5人の娘たちが引っ越して来ます。しかし、すぐにさまざまな異変が!

ウォーレン夫妻に調査を依頼するペロン夫妻。家族を救うため家に向かうと、そこには耳を疑う血と闇の歴史があったのです。果たして?俳優は演技とは言え、怖くないのかしらん?
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山寺から、バルビゾンへ

2013-09-21 20:00:08 | 展覧会
1830年~1870年頃にかけて、フランスで発生した絵画の一派。それが“バルビゾン派”。パリ郊外のフォンテヌブローの森に隣接する村(コミューン)の名前が、バルビゾンです。

バルビゾン村に集まって来た画家たち。ジャン=フランソワ・ミレー(1814~1875)、ジャン=バティスト・カミーユ・コロー(1796~1875)、テオドール・ルソー(1812~1897)

コンスタン・トロワイヨン(1810~1865)、ナルシス・ディアズ・ド・ラ・ペーニャ(1807~1876)、ジュール・デュプレ(1811~1889)、シャルル=フランソワ・ドービニー(1817~1878)

“バルビゾンの七星”と呼ばれる7人の画家たちが中心となり、自然主義的な風景画や農民画を写実的に描きました。日本の山形県にある山寺 後藤美術館は、彼らの作品を多く収蔵。

本来なら山形県までお出かけするとよいのですが、なかなか忙しくて行けないので渋谷文化村にある、ザ・ミュージアムで開催される、「バルビゾンへの道 山寺 五島美術館展」へ!

展覧会の構成は、1章:神話・聖書・文学 2章:美しさと威厳 3章:静物画-見つめる 4章:風景と日々の営み…ポスターになったのは、コロー『サン=ニコラ=レ=ザラスの川辺』(1872)

他に、ジュゼッペ・バルトロメオ・キアーリ『エジプトからの帰還途中の休息』(不詳)、ジョン・エヴァレット・ミレイ『クラリッサ』(1887)、ジャン=バティスト・ユエ『羊飼い姿のヴィーナス』(不詳)

モデスト・カルリエ『花といちごのある静物』(不詳)、コロー『水車小屋のある水辺』(1855~65年頃)、エメ・ペレ『羊飼いの少女』(不詳)、トロワイヨン『小川で働く人々』(不詳)

ギュスターヴ・クールベ『波』1874年頃)など。なお、クールベは写実主義の画家ですが、バルビゾン派と交流しフォンテーヌブローを描いた作品もあり、関連付けれています。そうか。ぜひ。
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そうだ、京都(平成館)へ行こう。

2013-09-20 19:44:43 | 展覧会
京都はお好きですか?TVのCMにもあるように、急に行きたくなる日本を代表する都市です。四季折々に素晴らしい風景を見せてくれますね。…といっても、ずっと昔出かけたきりでご無沙汰。

京都には、古都京都の神社仏閣や文化財、それらを収蔵、展示する博物館などの他、祭事があります。もう、観光名所は数限りなくある感じです。有名な文化財には、清水寺、護国寺…

仁和寺、平等院、西本願寺、龍安寺、天龍寺、鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)、西芳寺(苔寺)、二条城、京都御所、平安神宮、八坂神社、三千院、嵐山…などなど。書き切れません。

古い歴史があり、その歴史の分、見るものがたくさんあります。しかし建物の中に存在し、普通の絵画のように持ち運ぶことはなかなか難しい…。1番良いのはお出かけすること。

東京はそういう点では恵まれていて、いろいろな展覧会が開催されます。ところで、京都は中国王朝の都となった洛陽に因み、京洛、洛中、洛陽などと言われました。聞いたことあり。

そんな京都を堪能できる展覧会が、上野の東京国立博物館平成館で開催の「特別展 京都 ー洛中洛外図と障壁画の美」。本展のみどころは、『洛中洛外図屏風』(全7件)の展示です。

国宝、重要文化財指定の『洛中洛外図屏風』には、狩野永徳筆『上杉本』、岩佐又兵衛筆『舟木本』、『歴博甲本』、『歴博乙本』、『福岡市博本』、『勝興寺本』、『池田本』があります。

全部が揃って展示されるのは、もちろん初めてとのこと。ふむ。さらに『舟木本』は、4m×4mのスクリーン4基を使って高精細画像で拡大投影。そうですよね~、見えないんですよね~。

細かい描写の作品は、混雑する会場ではじっくり見ることは叶いません。絵画なら、少し待てば位置をずらすなりして見ることができますが、作品保護のためのケースの中は、よく見えません。

京都を紹介する本展は、まだまだみどころがたくさんあります。会期中の展示替えもあるそうなので、見たい作品はサイトでチェックしてお見逃しなく。なにより、京都、行きたいですね。
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ベネと世界一好きな場所

2013-09-19 11:19:58 | 映画
J・J・エイブラムス監督「スター・トレック イントゥ・ダークネス」(13)で、すっかり有名になってしまったベネディクト・カンバーバッチ。いえ、人気スターになることは良いことです。

初めてベネを見たのは、ジョー・ライト監督「つぐない」(07)でした。マカヴォイさん演じる使用人のロビーが、逮捕され戦争に行かねばならなくなる、屋敷で起きたある事件。

その重要な役をベネが演じました。次がジャスティン・チャドウィック監督「ブーリン家の姉妹」(08)のウィリアム・ケアリー役。1976年7月19日ロンドン出身のベネの映画デビューは…

マイク・パーカー監督「クロムウェル〜英国王への挑戦〜」(03未)でした。見たいなぁ~。日本での公開が2011年3月となったのが、マイケル・アプテッド監督「アメイジング・グレイス」(06)

主人公ウィリアム・ウィルバーフォース(ヨアン・グリフィズ)の奴隷貿易廃止活動に協力した、若き首相ウィリアム・ピット役。ステキでした。TVM「アガサ・クリスティー ミス・マープル4…

『殺人は容易だ』 」(08)のルーク・フィッツウィリアム役もステキ!でもやっぱり、BBCーTV「SHERLOCK シャーロック」(10~ )。現代に生きるシャーロック・ホームズは、はまり役!

ジョン・ワトソン役はマーティン・フリーマン。レストレード警部役はルパート・グレイヴス。第3シーズンが待ち遠しい!「ST」の人気のおかげで未公開だったベネ初主演の映画が公開されます。

それが「僕が星になるまえに」(10)です。うれしい!本作が長編初監督となるハッティー・ダルトン監督作品。主人公ジェームズ(ベネ)は、29歳の誕生日を迎えたばかり。

末期ガンに冒され残された時間が少ないジェームズは、“世界一好きな場所”ウェールズ地方のバラファンドル湾へ。3人の親友デイヴィー(トム・バーク)、ビル(アダム・ロバートソン)

マイルズ(JJ・フィールド)を誘い、キャンプ旅行へ出かけます。徐々に体力を失くすジェームズ。果たして旅の本当の目的は?う~む、今から泣いてしまいそう~。演技派のベネ。見ますとも!
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