戦争映画「トブルク戦線」(66)、恋愛映画「ある愛の詩」(70)、コメディ・パニック映画「大陸横断超特急」(76)、ゲイ映画「メーキング・ラブ」(82)、伝記映画「夢を生きた男/ザ・ベーブ」(91)…といろいろなジャンルの映画を器用に演出する、アーサー・ヒラー監督。。96年から最新作はありませんが、楽しませてくれました。(1923年生まれ)
監督の代表作のひとつに、ミュージカル映画「ラ・マンチャの男」(72)があります。デール・ワッサーマンの脚本による舞台劇を映画化。主演は、ピーター・オトゥールのドン・キホーテ、ソフィア・ローレンのアルドンサ、ジェームズ・ココのサンチョ・パンザでした。
当時のオトゥールは40歳で主演作品が続き、乗りに乗っていました。オトゥール・ファンの私は演劇ファンでもありますので、大いに堪能しました。オリジナルの舞台公演は、1965年ブロードウェイで初演。5年6ヶ月ロングランを記録しています。作詞は、ジョオ・ダリオン、音楽ミッチ・リー。
1966年のトニー賞5部門受賞、ニューヨーク演劇批評家賞、トニー賞国際特別賞受賞という、輝かしい受賞歴を持つ名作です。日本での公演は、1969年帝国劇場での市川染五郎主演が初演。1970年にはNYブロードウェイでの公演も実現。1981年九代目松本幸四郎を襲名後も、繰り返し、繰り返し上演されています。
今年25回目の上演となる、『ラ・マンチャの男』。今までの何度となく見ていますが、またまた行きます。なんでも幸四郎さんが演じる、ドン・キホーテは累計1121回になるのだそう。す、すごい!初演の頃のアルドンサ役は、草笛光子さん、浜木綿子さん、西尾美栄子さん。
その後も上月晃さん(ゴンちゃん)、鳳蘭さん(ツレちゃん)と元宝塚スターが手堅く務めていました。2002年から次女松たか子さんがアントニア役から、アルドンサ役に。一時期、長女の松本紀保さんがアントニア役の時もありましたっけ。残念なのは、牢名主役の上条恒彦さんが病気休演。また次回公演で、名演を拝見したいです。
監督の代表作のひとつに、ミュージカル映画「ラ・マンチャの男」(72)があります。デール・ワッサーマンの脚本による舞台劇を映画化。主演は、ピーター・オトゥールのドン・キホーテ、ソフィア・ローレンのアルドンサ、ジェームズ・ココのサンチョ・パンザでした。
当時のオトゥールは40歳で主演作品が続き、乗りに乗っていました。オトゥール・ファンの私は演劇ファンでもありますので、大いに堪能しました。オリジナルの舞台公演は、1965年ブロードウェイで初演。5年6ヶ月ロングランを記録しています。作詞は、ジョオ・ダリオン、音楽ミッチ・リー。
1966年のトニー賞5部門受賞、ニューヨーク演劇批評家賞、トニー賞国際特別賞受賞という、輝かしい受賞歴を持つ名作です。日本での公演は、1969年帝国劇場での市川染五郎主演が初演。1970年にはNYブロードウェイでの公演も実現。1981年九代目松本幸四郎を襲名後も、繰り返し、繰り返し上演されています。
今年25回目の上演となる、『ラ・マンチャの男』。今までの何度となく見ていますが、またまた行きます。なんでも幸四郎さんが演じる、ドン・キホーテは累計1121回になるのだそう。す、すごい!初演の頃のアルドンサ役は、草笛光子さん、浜木綿子さん、西尾美栄子さん。
その後も上月晃さん(ゴンちゃん)、鳳蘭さん(ツレちゃん)と元宝塚スターが手堅く務めていました。2002年から次女松たか子さんがアントニア役から、アルドンサ役に。一時期、長女の松本紀保さんがアントニア役の時もありましたっけ。残念なのは、牢名主役の上条恒彦さんが病気休演。また次回公演で、名演を拝見したいです。