だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

明後日、貴方は?

2004-12-30 22:22:26 | 映画
12月も押し迫りました。明後日はもうお正月ですね。その日、貴方は何をしていますか?今年そんな映画が大ヒットしました。タイトルは「デイ・アフター・トゥモロー」 まさに明後日。

怖かったですね~。なにせ地球温暖化により海水温度が上昇!そのせいで南極の氷が溶けはじめ…。地球規模の天候異変が起こるのです。東京にはゴルフボール大の雹が降り、ロサンゼルスには巨大な竜巻が発生!そしてNYには大津波が街を襲うのです。やがて地球自体の温度が下がり始め、1万年前の氷河期のような凍りついた地球と化すのです。ひぇ~。

映画の中の話とはいえ、地球温暖化は事実進行中。東京の今年の夏の異常な暑さや、12月の夏日なんてついこの間体験したではないですか!?過去最多の台風上陸や大規模地震、そして世界でも洪水や津波など災害は止むことを知りません。本当に明日は我が身の時代なんですね~。ひぇ~。

怖い話は置いといて、映画「デイ・アフター・トゥモロー」は娯楽映画としてもかなり面白いです。メグ・ライアンと別れて絶好調のデニス・クェイドが渋く大活躍するし、息子役のジェイク・ギレンホール(「ドニー・ダーコ」お勧め!)もキュート♪

映画のような災害が、来年こそはないように祈りつつ、もう一度見ましょうか。
デイ・アフター・トゥモローで、どうぞ。
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3部作、見直そう~。

2004-12-28 20:47:35 | DVD
1999年の「マトリックス」から、2003年の「リローデッド」そして同じ年に公開された「レボリューションズ」まで、映画ファンにはこうした3部作はすでにおなじみ。かつては「ゴッドファーザー」シリーズ、現在進行中ではありますがオリジナルとも言える「スター・ウォーズ」シリーズ、そしてこの「マトリックス」シリーズ。

他にも色々ありますが、柳の下の何とかのごとく意味なく続編を繰り返すシリーズも数多くありますね。しかし3部作ってちょうど良い長さだと思いませんか?最近では「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズなんかは、3部作まとめて撮影してしまうという快挙を成し遂げ、かつ大ヒットしました!

そういう意味で「マトリックス」は名作の仲間入りしてるかも!?で、いろんなバージョンでDVD化されてきた「マトリックス」に究極のバージョンが出ました!初回限定生産とはいえ、中身がすごい!なんと10枚の豪華BOXなのです。
  (1)マトリックス 
  (2)マトリックス リビジテッド(1の特典映像、約361分!)
  (3)マトリックス リローデッド 
  (4)マトリックス リローデッド リビジテッド(3の特典映像 約164分)
  (5)マトリックス レボリューションズ
  (6)マトリックス レボリューションズ リビジデッド(5の特典映像 約189分)
  (7)アニマトリックス特別版(3部作に通じる9つのアニメーション) 
  (8)ルーツ・オブ・マトリックス(マトリックスの概念を解説 約170分)
  (9)バーリーマン・クロニカル(スタッフのインタビュー、アクションシーンの舞台裏など約177分)
  (10)ザイオン・アーカイブ(ストーリーボード、イラスト集、ミュージッククリップなど 約56分)
いやぁ~、この内容を見て欲しくなりません?映画部分の3枚を持っている私は、まだ買っていません。悩んでます。しかしすご過ぎ!もう1回シリーズを見直したいです。はい!

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キングダム病院に行こう!

2004-12-27 23:03:07 | DVD
またまた欲しいDVD-BOXが出てしまいました(困るな~) かつてデンマークTVで脅威の視聴率を獲得したあの「キングダム」のリメイクです。「キングダム」はまだメジャーになる前のラース・フォン・トリアー監督の異色ホラードラマとして、大好評を博しました。
私も日本のTVで見ましたが、その異様な世界は衝撃でした。怖いのか気持ち悪いのか、その不思議な気持ちは今も判然としません。その気持ちを持ち続けたまま、出会ったのが「奇跡の海」でした。主役のエミリー・ワトソンの輝くばかりのまんまるの瞳に見せられ、グイグイ引き込まれながら映画の不思議さは、ある種「キングダム」に通じる解決しない、判然としない世界でした。

まっ、「奇跡の海」の話はともかく今回のリメイクの話を。アメリカ版のタイトルは「スティーヴン・キングのキングダム・ホスピタル」!!!おおっ~、待ってました!って感じ。何を隠そう私はS・キングの大ファン。本はもちろんですが、映画化された作品はどれも面白いと思っています。(特に「ランゴリアーズ」と「シャイニング」←キューブリック版ではないので念のため)

大ヒットした映画はもちろん、TVドラマも大好きな作品が山のよう~。ともかくそんなキングファンの私ですから、このリメイクには大興奮でした。あの不気味なキングダム病院をどう描くか…。期待せずにはいられません。外科医役にアンドリュー・マッカーシー、神経科医にブルース・ディヴィソン、霊媒師にダイアン・ラッド(クサイぞ!)他にも怪しげな面々がいっぱい!なにせオリジナル版ではヨーロッパ版「ツイン・ピークス」と言われたくらいですから。

1月にBOX2も出るので揃えたいで~す。いつ見るかが毎度の問題ですが…。
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ブラジ~ル!

2004-12-25 21:50:03 | DVD
クリスマスイブの夜にヒョイと手に取って見始めた映画は「未来世紀ブラジル」でした。いったいいつ買ったんだろう?スペシャルエディションだから、去年の11月だわ。なんということ!見始めて気付いたのですが、この作品の背景はクリスマスの時期。「おっ、ぴったり!」と自己満足!

この作品の監督はテリー・ギリアム。私の大好きな監督の一人です。彼の代表作は英国時代の「モンティ・パイソン/シリーズ」「バンデッドQ」「バロン」「フィッシャー・キング」「12モンキース」「ラスベガスをやっつけろ」「ロスト・イン・ラマンチャ」など。「モンティ・パイソン」以外は全部見たな~。ファンだな~。特に「未来世紀ブラジル」と「12モンキース」は大好きです。ギリアム監督に夢中になる要因はなんと言っても、彼の世界観でしょう。

恐怖の管理社会、相反する主人公の夢、飛ぶという快感(いろんな意味で)、唐突に現れる日本のイメージ(異文化ね)、そして期待を裏切る結末など、映画好きには堪えられない設定がいっぱい!

「未来世紀ブラジル」の主演はジョナサン・プライス。最近では「五線譜のラブレター」に出ていますよ。彼は映画、舞台で活躍の俳優です。私はブロードウェイ初演の「ミス・サイゴン」で主役のエンジニアを演じているのを1番前で見たんです(ルン♪)
他にもマドンナがエヴァを演じた映画「エビータ」でも、夫役のペロン大統領を演じています。一度見たら忘れられない素晴らしい俳優です。個性派の役者って感じ!

この作品には上司役にイアン・ホルム、キーとなる(意味深)タトル役になんとロバート・デニーロが出ています。またもう1つの強烈なイメージにテーマ曲があります。ラテンミュージックの「ブラジル」です。心地良い気分にしてくれるこの曲を聴きながら、ギリアム監督の世界に酔いしれましょう!タイトルの意味はなにかな~と…。
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ドリー、大好き!

2004-12-24 21:37:33 | DVD
今年のPIXARは「Mr.インクレディブル」ですが、去年の今頃は小さなクマノミに夢中でした。そう!「ファィンディング・ニモ」ですね~。「Mr.インクレディブル」も見ましたが、やっぱりニモの方が好き♪

何よりドリーが大好きです。さらわれたニモを探す父親のマーリンの相棒となる、ナンヨウハギです。物忘れが激しいクセに、なんと人間の言葉がわかる!英語が読めるんですよ。その上、クジラの言葉まで話せるなんて、最高ですよね。

特に吹き替えのエレン・テジェネレスの素晴らしさは、ぜひぜひDVDで確認して欲しいです。今年のセルDVDで一番売れたそうですよ。156万枚とか…?(聞いた話です)
もしまだ買っていないようでしたら、ファインディング・ニモで、見てくださいね。
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詩人シルヴィア・プラス

2004-12-23 21:46:28 | 映画
「恋におちたシェークスピア」でアカデミー主演女優賞を獲得した、グウィネス・パルトロウの新作は「シルヴィア」です。1950年代を生きた詩人の役を演じています。あまり詩に縁のない私もこの作品の予告編を見て「おっ、見たい!」と思いました。その理由のひとつがファンションです。グウィネスのスリムな体にぴったりの50年代の素敵な衣装の数々。

現在にも多いに通じるレディライク(淑女風)なファション、たとえばツィードのスーツや上質なニットのカーディガン、長めのタイトスカート、コサージュやパールのネックレスなどのアクセサリー、カールした髪にヘアバンドなどなど。ねっ、素敵でしょ?ブロンドヘアは真似できないけどファッションは参考になりますね。

もちろん映画もぜひ。シルヴィア・プラスという女性の30歳という短い人生を描いています。詩人であり、妻であり、母であり… 夫も有名な詩人(テッド・ヒューズ)でした。それゆえに苦しみ、そして創作し続けた彼女を知りたいと思います。詩を書きたい気分にしてくれるかも…?

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改めて、ミュシャを…

2004-12-22 22:21:34 | 展覧会
華やかな曲線と美しい女性の姿、精密に描き込まれた装飾模様。これこそがアール・ヌーヴォーの世界の特長ですね。日本でもかなりのファンがいる、アルフォンソ・ミュシャ展が(また)開催されます。また、という位良く開かれるのですよ。
私も大ファンです。はじめて作品を見たのは、パリの人気女優サラ・ベルナールの舞台用ポスターでした。サラ本人もお気に入りとなり、舞台も大人気だったのです。

ミュシャはサラのポスター(1894年~1900年)以外にも、舞台用のアクセサリーや彫刻、たばこや石鹸、香水のポスター、レストランのメニュー、マッチ箱のラベル、展覧会のパンフレット、切手や紙幣のデザイン(祖国チェコの)などなど、その作品は多彩でした。1900年のパリ万博でも活躍しました。

そんなミュシャは、1908年祖国に帰ることを決心します。自分のアイデンティティであるボヘミアで有名な「スラヴ叙事詩」を元に、作品を描くことにしたのです。1910年から完成までに18年もの期間を要しました。
パリ時代の作風とは違って、チェコ時代の作品は重厚な大作ばかりです。ミュシャの祖国への想いが強く感じられます。
もしまだミュシャの作品に触れたことがないようでしたら、私は後期の作品をお勧めします。その素晴らしさにきっと深い感動を覚えるはずです。ミュシャは1939年3月15日ドイツがプラハに侵攻した後、7月14日に78歳で亡くなりました。

今回の展覧会はミュシャの作品の集大成といわれています。見に行きましょう!ミュシャ展で、どうぞ!
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コール・ポーターを聞こう!

2004-12-21 22:48:15 | 映画
ケビン・クラインって本当に素晴らしい俳優ですね。「ソフィーの選択」ではメリル・ストリープ相手に悲劇的な愛を演じ、「ワンダとダイヤと優しい奴ら」では、コミカルな演技を見せ、オスカー助演男優賞を受賞!この2作でわかるように彼はシリアスなドラマと、とんでもないコメディと縦横無尽の活躍を見せています。コメディでは「ソープディッシュ」「デーヴ」「イン&アウト」「殺したいほどアイ・ラブ・ユー」「フレンチキス」「ワイルド・ワイルド・ウエスト」など、ドラマでは「再会の時」「シルバラード」「わが街」「アイス・ストーム」「遠い夜明け」「チャーリー」「隣人」「アニバサーリーの夜に」「海辺の家」「卒業の朝」などがあります。(全部、見たな~♪)

で、今回の新作はなんとあのコール・ポーターを演じた「五線譜のラブレター」です。コール・ポーターといえば1920年代から1960年代にかけて、数々の名曲を作り、ミュージカルの舞台や映画に大きな貢献をした作曲家です。名前を知らなくても曲は聴いたことがあるはず。この映画の中でも名曲を聞くことが出来ます。「夜も昼も」「エニシング・ゴーズ」「恋の売り物」「トゥルー・ラブ」「オール・オブ・ユー」「あなたはしっかり私のもの」などなど!!

手がけたミュージカル作品も「エニシング・ゴーズ」「パナマ・ハッティー」「キス・ミー・ケイト」「カンカン」など、今も日本で上演され続けています。そんなコール・ポーターとはどんな人物だったのか、また曲が生まれた経緯は?

映画「五線譜のラブレター」は、ポーターが愛し、曲を作り続けたミューズとも言うべき、妻のリンダとの出会いと別れを描いています。MGMのミュージカルが大好きな私、そして貴方。この作品は必見です。なによりケビン・クラインの名演にホレボレするでしょう!素敵な曲やダンスを見ながら、ひととき時代を遡りましょう。監督は「海辺の家」のアーウィン・ウインクラーです。お勧め♪  五線譜のラブレターでどうぞ!
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戦争をはじめないでください!

2004-12-19 21:17:32 | 映画
この映画のワールドプレミアは遡る事、2001年9月カナダのトロント国際映画祭でした。で、アメリカのミラマックス社が配給権を得た翌日が、なんと「9.11」…。それからというもの、この映画は5回も公開延期になったというのです。ようやく日本でも公開されました。(よかった♪)こういう曰く付きの映画は見逃せませんよね!

映画のタイトルは「戦争のはじめかた」 1989年、ベルリンの壁崩壊間近の西ドイツ・シュツットガルトに駐屯中の米陸軍の物語。当時はブッシュ(父)大統領の時代。よく言えば平和でだらけてしまった士官たちのどうしょうもない有様を描いた作品。もちろん原作があります。ロバート・オコナーの「バッファロー・ソルジャーズ」です。予告編を見るとその無軌道振りが、笑いを誘います。でも、怖い~。人を殺す武器を持つ人間が、こんなアホをするなんて…。

ベトナム戦争時代にもどうしようもない「M★A★S★H」なんて名作(?)がありますが、今は武器の脅威も比較にならない時代です。でも、エンタティメントとして見ることにしましょう!かのマイケル・ムーアの「華氏911」とは違うのですから。

出演陣の豪華さもすごいですよォ~。主演は「グラディエーター」で若き皇帝を演じたホアキン・フェニックス!他にオスカー俳優のエド・ハリス、渋いスコット・グレン、曲者ディーン・ストックウェル、女優陣はアナ・パキンとエリザベス・マクガバン。予告以上のハチャメチャを期待して(?!)
けれど世界は平和を求めています。どうか戦争をはじめないで下さいね!

興味を持った人は戦争のはじめかたを見てください。
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モーゼスおばあちゃんの絵

2004-12-18 23:06:40 | 展覧会
映画や芝居と共に今年も絵画展にもよく行きました。来年もすてきな展覧会がたくさん来るようです。1月には渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで「グランマ・モーゼス展」が開催されます。
有名な画家の作品を見ることができるのは、本当にうれしいですよね。写真のなかった時代の様子を知るには、絵しかありません。画家の作品を通して現在の私たちはその時代を知ることができるのです。どんな生活をしていたのか、どんな服装をしていたのか、どんなものを食べていたのか…などなど。

本物の絵を見ることの喜び、画家の筆のタッチまで確認できて感激です。世界各地の美術館まで行かなくても、日本で、日本語の解説で見れるのもうれしいですよね~。実はこの「グランマ・モーゼス展」のモーゼスおばあちゃんのことは、よく知りませんでした。ただ絵は見たことがあったので、興味を持ちました。なんと70代で絵筆を取り、101歳で亡くなるまでに1600点余りの作品を残したそうです。80才になってNYで個展を開いて有名になっても、生涯アメリカ北東部の農村を愛し続けたんですって!素晴らしいですね。
自然の美しさや素朴な農村生活などを細かい描写で描いた作品は、きっと目を奪うはず。じっくり時間をかけて見たいですね♪
どんな作品かはBunkamuraザ・ミュージアムでどうぞ!
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