だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

B級映画のロドちゃん

2007-08-31 20:22:15 | 映画
昨日に続く、2本立てブログ。もう1本は「シン・シティ」(05)の監督、ロバート・ロドリゲスの「プラネット・テラー in グラインドハウス」(07)。詳しい設定はきのうのブログを見ていただくとして、今度の映画はチラシを見るだけで『おおっ!』です。すごい!いったい彼女の足は、どうなってるのぉ~?

監督/製作/脚本/撮影/編集/音楽のすべてを担当。出演はしてませんが。さらにさらに、出演者の名前に驚く無かれ!ヒロインのローズ・マッゴーワン、ブルース・ウィリス、フレディ・ロドリゲス、マイケル・ビーン(きゃあ~♪)、ジェフ・フェイヒー、ジョシュ・ブローリン、マイケル・パークス、そしてタラちゃん。

舞台はテキサスの田舎町。軍事基地で密かに行われていた生物兵器の実験。指揮をするのは、マルドゥーン(ウィリス)。しかし事故により、町中に謎のウイルスが流出。あっという間に感染者は、ゾンビ化(?)。

ゴーゴー・ダンサー(時代の象徴!)のチェリー(マッゴーワン)は、ゾンビに右足を喰いちぎられ、レイ(ロドリゲス)の協力で、なんとマシンガンを装着!というわけで、あの絵になるわけです。そして、生き残ったチェリー、レイ、ヘイグ保安官(マイケル♪)、JT(フェイヒー)たちの闘いが始まるのです!!

ローズ・マッゴーワンは「ブラック・ダリア」(06)、フレディ・ロドリゲスは「夢駆ける馬ドリーマー」(05)「ポセイドン」(06)に出演。(きゃあ~♪)のマイケル・ビーンは、「ターミネーター」(84)「エイリアン2」(86)「アビス」(89)「ネイビー・シールズ」(90)などに出演、大ファン♪

90年代後半から劇場未公開が続き、TVシリーズの「荒野の七人」(98~00)でもとってもステキだったのですが、2000年になってもちょっと低迷。ファンの欲目と言われそうですが、まだファンですよぉ~。そんなこともあって、この2本立て、必見です。B級映画の“ダブル・フューチャー”、楽しみです!
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B級映画のタラちゃん

2007-08-30 21:21:55 | 映画
日本にも2本立ての映画館ってありますが、もちろんアメリカが本場。かつて、ティム・カリー主演のカルト映画「ロッキー・ホラー・ショー」(75)の冒頭で、“サイエンス・フィクション/2本立て”の歌詞の中に♪ダブル・フューチャー♪というのがあって、「英語で言うとステキ!」って感動したものです。

その2本立て映画館のことを“グラインドハウス”というそうです。ふむ、そうなんだ。映画おたくの代表者、クエンティン・タランティーノが60年代や70年代に流行った、その“グラインドハウス”を現代に蘇えらせるために作ったのが、「デス・プルーフ in グラインドハウス」(07)!

スペシャルゲスト監督として参加した「シン・シティ」(05)以来の作品!監督/製作/脚本/撮影/出演まで、こなしています。ホント、おたく。映画の方は、2本立て映画館のB級映画を目指していますから、内容は想像通り。

主人公は、元スタントマンのマイク(カート・ラッセル)。実は彼、連続殺人鬼!ドクロマークをつけた愛車シボレーを“デス・プルーフ(耐死仕様)”に改造し、女性をつけまわした挙句、愛車で殺人を繰り返していたのです!そしてスタントマン・マイクに立ち向かうのが、スタントウーマン・ゾーイ(ゾーイ・ベル)。

当然、B級映画を目指していますから、おバカな会話やHな会話が楽しめるし、ネタバレのハラハラドキドキも山盛り。それからゾーイ・ベルは、「キル・ビル」(03)でユマ・サーマンのスタントウーマンだった人。初主役です。DJのジャングル・ジュリア役で、シドニー・ポワチエの娘、シドニー・ターミア・ポワチエが出演。

この作品、ホントは「プラネット・テラー」(次回紹介予定)と2本立て。さらに本国アメリカでは、映画と映画の間の(存在しない)予告編4本まで上映!なんと!アメリカ以外の国の上映は、単発1本ずつの上映。しかし、しかし、日本は“U.S.A.バージョン”として本国と同じ上映形式を取りました!ぎゃ~。

こちらはすでに上映が終了しましたので、DVDでの発売を待つのみ。それにしても、タラちゃんってつくづく“おたく”。今では超A級の監督さんですが、ますます、いろいろやって欲しいで~す♪
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もしも、ピアノが弾けたなら…

2007-08-28 21:07:52 | 映画
ようやく秋の気配(?)いえ、まだまだ暑いです。しかし、映画の世界はすでにお正月映画の予告も始まっていますね。その前に“芸術の秋”も、忘れてはいけません。映画、演劇、絵画、音楽…。ところで最近の映画には、“ピアノ”のタイトルの映画がたぁくさ~ん。

日本アニメの「ピアノの森」(07)、韓国映画の「私のちいさなピアニスト」(06)、ドイツ映画の「4分間のピアニスト」(06)。古くは「ピアノ・レッスン」(93/原題はTHE PIANO)が有名だし、作曲家の映画なら「アマデウス」(84)や、カナダの天才ピアニスト「グレン・グールドをめぐる32章」(93)などもあり。これは、未見だけど。

この秋は、スイス映画の「僕のピアノコンチェルト」(06)がお勧めです。予告編で見ただけで、『見たい!』と感動してしまいました。スイス映画って、今まで意識して見たことがないように思うのですが…。でもこの作品は、出演者にブルーノ・ガンツがいます。

ドイツ映画の「アメリカの友人」(77)や「ベルリン・天使の詩」(87)、近作の「ヒトラー~最期の12日間~」(04)などで活躍するガンツは、実は1941年、スイス/チューリッヒ生まれ。監督は、「山の焚火」(85)のフレディ・M・ムーラー。

6歳のヴィトスは、パーティの席でシューマンのピアノ曲を見事に弾き、大人たちを驚かせます。両親は幼稚園より音楽学校へ通わせようと、大張り切り!まわりのみんなは、ヴィトスを“神童”と呼ぶのですが…。そんな彼の心のより所は、ちょっと変わり者のおじいちゃん(ガンツ)。

幼いヴィトスはピアノの腕前と共に、IQもずば抜けていて、12歳になった時には飛び級で高校生に。当然、クラスとはうまく行きません。『普通の人になりたい』と願うヴィトス。果たして、おじいちゃんの忠告とは?

ヴィトスを演じるのは、1992年チューリッヒ生まれのテオ・ゲオルギュー。9歳からピアノを始め、04年にコンサートデビュー。コンテストの優勝歴を持つ、本物の若手ピアニストです。素晴らしい。ぜひ、見ましょう!
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ダンとキャンディの世界

2007-08-25 21:35:03 | 映画
ヒース・レジャーは、1979年4月4日オーストラリアのパース生まれ。地元のオーストラリア映画に出演後、メルの「パトリオット」(00)でハリウッドデビュー。いきなり、メルの息子役で注目されました。その後も「サハラに舞う羽根」(02)や「カサノバ」(05)のような時代物で、麗しい姿を見せてくれました♪

私のお気に入りは、ブライアン・ヘルゲランド監督の「ROCK YOU!」(01)♪DVDは、コレクターズ・エディションとアルティメット・コレクションを購入。この映画はヒースもですが、なにより作品が面白い。未見の方はぜひ。

テリー・ギリアムの「ブラザーズ・グリム」(05)にも出演。兄弟役はマット・デイモン。そして究極(!)は、アカデミー監督賞を受賞したアン・リー監督の「ブロークバック・マウンテン」(05)。この映画を語ると胸キュンになってしまうので省略。DVDを見ましょう~。

ヒースの最新作がやってきます。ジャック役のジェイク・ギレンホールが、「ゾディアック」(06)という社会派スリラーだったのに対し、イニス役のヒースが選んだのは、「キャンディ」」(06)という愛の物語。原作は、オーストラリアの詩人ルーク・デイヴィスの自伝的小説。

“キャンディ”とはドラッグのこと。詩人志望のダン(ヒース)は、画家志望のキャンディ(アビー・コーニッシュ)に出会い、ひと目で恋に落ちます。ダンはすでにヘロイン中毒で、やがてキャンディも中毒への道を辿るのです。

悲劇的なのは、ダンの父親で大学教授のキャスパー(ジェフリー・ラッシュ)も中毒で、2人の手助けをしてしまうこと。そうなると愛し合う2人の行き着く先は…。ドラッグのためにお金を作ること。ドラッグで心も体もボロボロになること。

しかしダンとキャンディの愛は強く、2人は結婚。やがて妊娠。2人の将来は?周りの人間たちは?キャンディ役のアビー・コーニッシュは、「プロヴァンスの贈りもの」で、アルバート・フィニーの娘として登場したクリスティを演じた彼女。魅力的。オーストラリア出身の期待の若手女優です。

監督・脚本は、オーストラリア人のニール・アームフィールド。見ていてつらいのは目に見えてますが、必見。
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別人は誰?

2007-08-23 21:07:20 | 映画
以前にも書いたことがあるんですが、私はジョヴァンニ・リビシのファン。あまりメジャーじゃないかも知れませんが、知る人ぞ知る、若手俳優さん。といっても1974年12月17日ロス生まれだから、今年30歳。ちなみに女優のマリッサ・リビシという双子の妹がいます。割と個性的な顔してます。

TV『Xファイル/第3シーズン』(95)の“D・P・O”という、“雷を起こす少年”のエピソードに主演。タイトルは、ダレン・ピーターオズワルドの頭文字で、共演はなんとジャック・ブラック。大好きなエピソードです。

映画の方は、「ポストマン」「ロスト・ハイウェイ」(97)「ヴァージン・スーサイズ」「カーラの結婚宣言」(99)「ギフト」「60セカンズ」(00)「ヘヴン」(02)「リトル・イタリーの恋」「コールド マウンテン」「ロスト・イン・トランスレーション」(03)「フライト・オブ・フェニックス」「スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモロー」(04)などなど、沢山!

名前は分からずとも、見たことはあるかも?彼の最新作!というよりは、主役はハル・ベリーとブルース・ウィリス。「パーフェクト・ストレンジャー」(07)。おおっ、どんな映画ぁ~?って興味がわきますね!監督は、「ロンリー・ブラッド」(85)や「摩天楼を夢みて」(92)「NYPD15分署」(99)などのジェームズ・フォーリー。

幼なじみの変死事件を調べるのは、女性新聞記者のロウィーナ(ベリー)。調べていくうちに浮かび上がった容疑者は、大富豪のハリソン・ヒル(ウイリス)。彼の経営する会社に派遣社員として、潜入した彼女は、そこで次々に怪しい容疑者に気付いていくのです。

その中には、なぜか彼女の恋人や友人までもが…。果たしていったい誰が?ジョヴァンニの役は、天才ハッカーのマイルズ。この映画のポイントは、実はパソコン。タイトルの“パーフェクト・ストレンジャー”とは、完全なる別人の意。ネット上のチャットなどでは、誰でも別人になれるということですね。こわっ。

恋人キャメロン役に、TV「CSI:科学捜査班」のウォリック・ブラウン役のゲイリー・ドゥーダン!変死したグレイス役は、TV「スーパーナチュラル」のメグ役ニッキー・エイコックス?予告編でチラッと。劇場で確認しましょう!楽しみ♪
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フェルメール・ブルーを見に!

2007-08-22 21:25:42 | 展覧会
コリン・ファースがフェルメールを演じ、スカーレット・ヨハンソンが名画“真珠の耳飾りの少女”のモデルとなった少女グリートを演じた、映画「真珠の首飾りの少女」(03)。コリン・“ミスター・ダーシー”・ファースの大ファンの私にとって、たまらなく好きな作品。

もちろん、オランダ出身のフェルメールの絵画も大好きです!これまでもフェルメールの作品は、ポチポチと来日しています。本名ヨハネス・フェルメールは、1632年10月31日オランダのデルフトに生まれました。1642年にメーヘレンに転居。作品は高い評価を受けていました。

しかし、フェルメールはわずか43歳で死去。現存する作品は、30数点しかないそうです。その意味でも今度の展覧会は必見です!国立心美術館で開催の“フェルメール 「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展”です。“真珠の首飾りの少女”や“手紙を書く女” “水差しを持つ女” “レースを編む女”などの代表的な作品の中でも、“牛乳を注ぐ女”は初来日です。

特に“フェルメール・ブルー”と呼ばれる、彼独特の青が有名。その青は、ラピスラズリという鉱石を材料にして作られた“ウルトラマリンブルー”という絵の具のこと。フェルメールの青は、絵の中で鮮やかに自己主張しています。ターバンやスカートなどの衣服や、テーブルクロス、イスのクッションなどにも使われています。

今度の展覧会のメインは“牛乳を注ぐ女”ですが、他にもハブリエル・メツーの“食事をする女、通称「猫の朝食」”や、ヤン・ステーンの“オウムに餌をやる女、バックギャモンをする二人の男と他の人物たち”のような、オランダ風俗画も展示されますので、期待です♪作品は、こちらでも確認できます。

暑さが一段落したら、六本木にフェルメールを見に行きましょう!
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小さなすずめの人生

2007-08-21 21:20:10 | 映画
エディット・ピアフといえば、フランスを代表するシャンソン歌手。“愛の賛歌”が代表曲ですね。その程度のことしか知らない、私のような人には彼女の人生を知ることができる映画がやってきます。「エディット・ピアフ 愛の賛歌」(07)。かつて「愛の讃歌 エディット・ピアフの生涯」(74)という作品がありましたが、こちらも未見。

私にとってもピアフといえば、今は亡き越路吹雪さんの歌声。日生劇場でのロング・リサイタルでの時です。今も忘れられない大切な思い出です♪

さて映画の方ですが、監督は「クリムゾン・リバー2/黙示録の天使たち」(04)のオリヴィエ・ダアン。音楽は、「ファイアーライト」(97)のクリストファー・ガニング。そして撮影を、日本・欧米で活躍の永田鉄男氏。注目のピアフを演じるのは、「プロヴァンスの贈りもの」でラッセル・クロウを虜にしたファニー役のマリオン・コティヤール。

本名エディット・ジョヴァンナ・ガションは、1915年12月19日ベルヴィル街72番地の路上で生まれたという伝説があります。(病院説もあり)3歳で視力を失い、その後回復。15歳で歌を歌い始め、16歳の時ルイ・デュポンという少年と恋をし、娘マルセルが誕生しますが、わずか2歳で死去。

まさに波乱の人生のスタートですが、35年クラブのオーナー、ルイ・ルプレーに見だされ、歌手として歩み始めます。身長142cmの小柄な彼女は、ルプレーから“ピアフ”(すずめ)の芸名を付けられ、人気スターとなるのです。(63年10月11日癌のため死去。47歳)

マレーネ・ディートリッヒ、シャルル・アズナブール、イブ・モンタン、ジルベール・ベコー、ジャン・コクトー、モーリス・シュバリエ、ジョルジュ・ムスタキなどなど、彼女に関わる人物の名前を見るだけでも、感激です。

映画の方は、ルイ・ルプレー役にジェラール・ドパルデューが出演。『バラ色の人生』『水に流して』『ミロール』『パリの空の下』などの他、私の好きな『パダム、パダム』も聞けるかな♪
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砂時計は、イヤ!

2007-08-19 21:25:24 | 映画
TVシリーズ「24」が、大好きです。2001年に始まったシリーズも、現在シーズンⅥ。主人公のジャック・バウアー役のキーファー・サザーランドは、シーズン8まで契約済み。まだまだ、お楽しみは続きます。しかし、がんばるなぁ~。死んでも死なない、ジャック・バウアー~♪うふふ。

ジャックの家族は、シーズン1でニーナ・マイヤーズ(サラ・クラーク)に殺された妻のテリー(レスリー・ホープ)。そしてお騒がせ娘のキンバリーこと、キム(エリシャ・カスバート)。彼女はシーズン3で、な、なんとCTUに情報分析官として勤務するなど、やっぱりジャックの心配の種。

日本での人気も衰えないこの「24」。がんばれ!ジャック・バウアー!!竹書房のノベライズ文庫“24”も面白いですよ!翻訳は、小島由記子さん。ちなみに「プリンズン・ブレイク」シリーズも訳されてます。

で、そのキムことエリシャ・カスバート主演の映画が登場。「キャプティビティ」(06)。監督は、大好きな「キリング・フィールド」(84)と「ミッション」(86)などのローランド・ジョフィ。ちょっとお久しぶりと思ったら「宮廷料理人ヴァテール」(00)以来、6年ぶり。

トップモドルとして活躍しているジェニファー(エリシャ・カスバート)。ある日彼女は何者かに誘拐され、目が覚めるとそこは窓ひとつない部厚いコンクリートで囲まれた密室の中。さらに部屋に置かれたモニターには、自分が誘拐されたシーンが流されています。

いったい誰が?なぜ?ここは?当然、逃げ出そうとするのですが…ムリ。そしてジェニファーは、偶然、3日前に誘拐されてきたというゲリー(ダニエル・ギリス)を知ることになるのです。彼は何者?なぜここに?

コンクリートの密室も怖いけど、ガラス製の入れ物に入れられ、しかも砂が落ちてくる!!それって、砂時計?う、もう、いったいどうなっているんですかぁ~?果たして、助かるのか?ゲリーは?ジャック・バウアーは来ないのか?あっ、間違えました。お父さんなしでがんばってね!キム!(違うって)
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ベッソンの夢の国

2007-08-18 20:32:28 | 映画
公開前に色々な評価を見て、映画を見る人も多いと思います。でもいざ自分で見ると、かなり違うことも…。前評判が良くて映画賞も受賞しているのに、『なんだこれは?』というもの。反対に、大きな劇場や全国規模の公開ではないけど、内容が素晴らしく、感動感激しちゃうもの。

後者の場合なら、単館上映とかで映画好きの心を揺さぶります。口コミで入場者が増え、その後劇場の数が増える場合も!うれしいですよね~。でも、今日の映画はどうも評判がいまいち。ファンの人には申し訳ないですが、お許しを。ちなみにまだ未見なので、私は見てから評価します。はい。

リック・ベッソン監督・製作・原作・脚本の「アーサーとミニモイの不思議な国」(06)。原作本は角川書店から、文庫上下2冊で出版。リック・ベッソンといえば、「サブウェイ」(84)「グレート・ブルー」(88)「ニキータ」(90)「レオン」(94)「フィフス・エレメント」(97)「ジャンヌ・ダルク」(99)など、日本でもヒット作がいっぱい!

最近は「TAXi」(97)シリーズやら、「トランスポーター」(02)シリーズなどの製作・脚本を担当。久々の監督作「アンジェラ」(05)も評価が分かれるところ。つまり、初期の頃と様子が違うぞ!ってこと。で、「アーサーとミニモイの不思議な国」ですが、実写と3-Dアニメの融合という超ミラクル・ファンタジー!!です。

主人公のアーサー少年(フレディ・ハイモア)は、4年前に失踪したおじいさんの書物を読みふけっていました。しかし借金のため、家の立ち退きが明後日に迫っていたのです。さあ!大変。おじいさんが密かに埋めたという、宝物を探さなくては…。そしてアーサーは、体長2mmのミニモイ族の世界に行くことになるのです。

ミニモイの声に、マドンナ、デイヴィッド・ボウイ、ロバート・デニーロと超豪華。アーサーのおばあちゃん役には、ミア・ファロー。音楽担当はベッソン作品でおなじみのエリック・セラ。サイトや予告編でのビジュアルの素晴らしさ!やっぱり見ましょうね~♪
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カルトホラーのリメイク

2007-08-17 22:40:06 | 映画
ハリウッドの人気スター、ニコラス・ケイジの作品には思いがけず“DVDスルー”(劇場公開されずにいきなりDVDになる作品。かつては“ビデオスルー”でしたが、時代はDVD。私はこう呼んでます)になるものがあります。主に初期の作品ですが…。

でも「ニコラス・ケイジのウェザーマン」(05・未)なんて、つい最近。レンタル・DVDで見ましたが、彼の役はシカゴのTV局で働くお天気おじさん。TVでは笑顔のキャスターでも、家庭では妻と離婚し、13歳の娘と15歳の息子の父親。つまり苦労が耐えないわけ。夢はNYでメジャーになりたい!しかし…。

まっ、映画を見れば“DVDスルー”に納得かもしれませんが、ケイジともあろうものが未公開なんて!そして「WTC」(06)と同じ年に製作された「ウィッカーマン」(06)が、DVDスルーを免れ、ようやく公開。よかったよかった、「ニコラス・ケイジのウィッカーマン」にならなくて。

「ウィッカーマン」とは、枝編み細工(wicker)の人形のこと。1973年ロビン・ハーディ監督、クリストファー・リー主演の英国ホラー映画のリメイク。(←これは未見だけど)そうなんです、ホラーなんです♪監督は「ベティ・サイズモア」(00)のニール・ラビュート。

白バイ警官のエドワード・メイラス(ケイジ)は、車とトラックの事故を目撃。しかし、車に乗っていた少女と母親の姿はなく…。ショックのため休職したメイラスの元に、8年前突然失踪した婚約者のウィロー(ケイト・ビーハン)から手紙が届きます。

彼女の生まれ故郷の島、サマーズアイルで娘が行方不明になったというのです。ウィローを忘れられなかった彼は、島に赴きます。島は携帯は繋がらず、連絡は定期配達便のセスナのみ。そんな島の中心は、シスター・サマーズアイル(エレン・バースティン)の独自の信仰と養蜂。

果たして、メイラスはウィローの娘、ローワン(エリカ=シェイ・ゲイアー)を探すことができるのか?“ウィッカーマン”とは?お察しの通り、ローワンはメイラスの娘。久々に「ディープ・インパクト」(98)のリーリー・ソビエスキーも出てます。

それから音楽が、アンジェロ・バダラメンティ♪リンチ監督の「インランド・エンパイア」を担当しなかったから、お久しぶり~。オリジナルと共に見たいですね。
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