だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

キャッシュ一家のロードムービー

2017-02-28 21:22:50 | 映画
ヴィゴ・モーテンセンは、1958年10月20日ニューヨーク市マンハッタン出身。父親がデンマーク人だそうです。2歳の時、家族でベネズエラへ移住。

その1年後、アルゼンチンへ。両親の離婚で、11歳の時にアメリカに戻ります。映画デビューは、ピーター・ウィアー監督「刑事ジョン・ブック/目撃者」(85)の…

アーミッシュ役。初期の出演作では、フィリップ・リドリー監督「柔らかい殻」(90)と「聖なる狂気」(95)、ショーン・ペン監督「インディアン・ランナー」(91)が…

特にお気に入り。そしてピーター・ジャクソン監督の「ロード・オブ・ザ・リング」3部作(01、02、03)のアラゴルン役で、世界中に知られる俳優に。

デヴィッド・クローネンバーグ監督「ヒストリー・オブ・バイオレンス」(05)と「イースタン・プロミス」(07)は、内容も演技も衝撃的でこちらもお気に入り。

「イースタン・プロミス」では、アカデミー賞主演男優賞にノミネート。そして2度目のノミネート作が、俳優のマット・ロス監督作「はじまりへの旅」(16)です。

アメリカ北西部の森の奥深く、ベン・キャッシュ(ヴィゴ・モーテンセン)は、18歳の長男ボゥドヴァン、15歳の双子の姉妹ヴェスパーとキーラ、12歳の次男レリアン

9歳の三女サージ、7歳の三男ナイと自給自足のサバイバル生活を送っています。電気もガスも携帯の電波さえ届かない所で、厳格に育ていました。

そんなある日、入院していた子供たちの母レスリーが亡くなり、一家は葬儀のため、2400キロ離れたニューメキシコへ旅立ちます。

果たして、世間知らずの彼らの行く手に待つものは?共演はフランク・ランジェラ、キャスリン・ハーン、スティーヴ・ザーン。ところで、ノーム・チョムスキーって?
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今度のコングは違います。

2017-02-27 21:07:34 | 映画
なんともクラシカルなポスターですね。かつて映画館が単館で、劇場の外には大きな看板がありました。しかもその絵は、専門の画家が描いた手書き。

まさに職人と言える技。今はサイズも何も、いかようにもなるデジタルの世界。あの看板を描いていた職人さんはどうしているのでしょう。それはともかく…

本作のポスターの絵は、その時代を思い出させてくれました。それが、ジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督「キングコング:髑髏島の巨神」(17)。

その前に「キングコング」と言えば、メリアン・C・クーパー&アーネスト・B・シュードサック監督のオリジナル(33)が超有名。エドガー・ウォレス原作。

その後、ジョン・ギラーミン監督「キングコング」(76)と「キングコング2」(86)、ピーター・ジャクソン監督「キング・コング」(05)があります。見ました?

最新作は、「ナイトクローラー」(14)の監督ダン・ギルロイと「GODZILLA ゴジラ」(14)の脚本家マックス・ボレンスタインが、脚本を書きました。

ジェームズ・コンラッド(トム・ヒドルストン)率いる調査遠征隊は、未知なる生命体の存在を確認しようと太平洋の孤島、スカル・アイランドへやって来ます。

髑髏島と呼ばれるその島には、骸骨が散乱し、さらに岩壁に巨大な手の形をした血の跡が…。そして彼らの前に、神なる存在 “キングコング”が出現!

その巨大さ、31.6メートルに驚く間もなく、この島には他にも巨大な怪獣たちを目撃します!果たして?共演はサミュエル・L・ジャクソン、

ジョン・グッドマン、ブリー・ラーソン、トビー・ケベル、トム・ウィルキンソン、ジョン・C・ライリーと豪華。とにかくデカいコングに驚きましょう!
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ファーストレディの決意

2017-02-26 21:49:42 | 映画
アントワーン・フークア監督の「マグニフィセント・セブン」(16)。久々の西部劇で出演者もよかったし、面白かったですね。こうした作品で重要なのは、悪役。

本作では、ピーター・サースガードでした。1971年3月7日、イリノイ州出身の45歳。ちなみに奥さんは、マギー・ギレンホール。1995年TVからスタート。

ビリー・レイ監督「ニュースの天才」(03)で、全米批評家協会賞助演男優賞受賞。ロベルト・シュヴェンケ監督「フライトプラン」(05)、サム・メンデス監督…

「ジャーヘッド」(05)、ジャウマ・コレット=セラ監督「エスター」(09)、ロネ・シェルフィグ監督「17歳の肖像」(09)、ロブ・エプスタイン監督「ラヴレース」(12)

エドワード・ズウィック監督「完全なるチェックメイト」(15)、マイケル・アルメレイダ監督「アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発」(15)などがあります。

色んな作品でサースガードに出会っているんです。最新作は、パブロ・ラライン監督「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」(16)です。

本来ならナタリー・ポートマンを紹介すべきですが、彼女は超~有名なので今回は…。1963年11月22日、テキサス州ダラス。ジョン・F・ケネディ大統領…

(キャスパー・フィリップソン)は、パレードの最中、妻ジャクリーン(ナタリー・ポートマン)の横で暗殺されます。ファーストレディのジャッキーことジャクリーンは…

悲しむ間もなく葬儀の準備、副大統領の就任式の立ち会い、ホワイトハウスからの立ち退きとやるべきことに追われます。しかし、彼女はある決意をするのです。

果たして、それは?サースガードは、ロバート・F・ケネディ役。他にグレタ・ガーウィグ、リチャード・E・グラント、ビリー・クラダップ、ジョン・ハート共演。ぜひ。
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『ミス・サイゴン』を映画館で

2017-02-24 21:31:29 | 映画
お気に入りのミュージカルは何ですか?「オペラ座の怪人」 「キャッツ」 「コーラスライン」 「レ・ミゼラブル」 「マンマ・ミーア」 「南太平洋」 「マイ・フェア・レディ」

「サウンド・オブ・ミュージック」 「ラ・カージュ・オ・フォール」 「屋根の上のバイオリン弾き」 「ラ・マンチャの男」 「シカゴ」 「エビータ」 「ウィキッド」「レント」

「ジーザス・クライスト・スーパースター」 「ウエスト・サイド・ストーリー」 「ミー・アンド・マイガール」 「アニー」 「ライオン・キング」…まだまだありすぎて。

日本でも東宝や劇団四季などで主なミュージカル作品は上演されるので、ファンにはうれしい限り。1989年9月20日、ロンドンのウエスト・エンドの…

ドルリーリーン劇場で開幕したのが、「ミス・サイゴン」でした。製作:キャメロン・マッキントッシュ、作曲:クロード=ミシェル・シェーンベルク

作詞:アラン・ブーブリル&リチャード・モリトビーJr。モデルになったのは、プッチーニのオペラ『蝶々夫人』。1970年代、ベトナム戦争末期のサイゴン。

売春バーで働くベトナム人少女キム(エバ・ノブルザダ)と、アメリカ大使館で軍属運転手を務めるクリス(アリスター・ブラマー)の悲恋を描かいています。

2014年9月、ロンドンのプリンス・エドワード・シアターで上演された舞台を劇場で公開。それが「ミス・サイゴン 25周年記念公演 in ロンドン」(16)です。

スペシャル・フィナーレには、特別ゲストとしてオリジナル・キャストのジョナサン・プライス:エンジニア役、レア・サロンガ:キム役、サイモン・ボウマン:クリス役が登場。

1991年のNYブロードウェイ公演で、ジョナサン・プライスのエンジニアを見ました。素晴らしかったです!あの感動をもう一度!ですね。、
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スラヴ叙事詩、初来日!

2017-02-23 15:51:39 | 展覧会
アルフォンス・ミュシャの作品を始めて見たのは、いったいいつ?思い出せないくらい昔です。渋谷のザ・ミュージアム「「アルフォンス・ミュシャ 生涯と芸術展」(1995年)。

上野の東京都美術館「ミュシャ財団秘蔵ミュシャ展 プラハからパリへ 華麗なるアール・ヌーヴォーの誕生」(2005年)。六本木の森アーツセンターギャラリー…

「ミュシャ財団秘蔵ミュシャ展 パリの夢 モラヴィアの祈り」(2013年)など。ミュシャ作品は主にリトグラフ、つまり版画の一種なので多くの複製画が販売されています。

他にも油絵やポスター、装飾パネル、カレンダーなども。中でも『スラヴ叙事詩』(1910~28年)は、素晴らしい!なんと、その全20作が来日します。

開館10周年を迎える六本木の国立新美術館で開催の「ミュシャ展」で、本国以外世界初公開です。1『原故郷のスラヴ民族』 2『ルヤーナ島でのスヴァントヴィート祭』

3『スラヴ式典礼の導入』 4『ブルガリア皇帝シメオン1世』 5『ボヘミア王プジェミスル・オタカル2世即位』 6『東ローマ皇帝として戴冠するセルビア皇帝ステファン・ドゥシャン』

7『クロミェジージュのヤン・ミリーチ』 8『グリュンヴァルトの戦いの後』 9『ベトレヘム礼拝堂で説教をするヤン・フス師』 10『クジーシュキでの集会』 11『ヴィートコフ山の戦いの後』

12『ヴォドニャヌイ市近郊のペトル・ヘルチツキー』 13『フス派のポジェブラディとワンシュタートのイジー王』 14『ミコラーシュ・シュヴィッチ・ズリンスキーによる…

シゲットの対トルコ防衛』 15『イヴァンチツェの兄弟団学校』 16『ヤン・アーモス・コメンスキーのナールデンでの最後の日々』 17『聖アトス山』

18『スラヴ菩提樹の下でおこなわれるオムラディナ会の誓い』 19『ロシアの農奴制廃止』 20『スラヴ民族の賛歌』 感動的です。行かねば!
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デレク・シアンフランス監督、3作目!

2017-02-22 21:28:37 | 映画
アカデミー賞を前に、今最高に注目されている俳優と言えば、ライアン・ゴズリングですね。デビュー作品から見ていますが、個人的には…

クレイグ・ギレスピー監督「ラースと、その彼女」(07)で大注目。ミシェル・ウィリアムズが共演した「ブルーバレンタイン」(10)や、ブラッドリー・クーパーと…

共演した141分の大作「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」(12)のゴズリングは、すごいです。なにしろ、監督がデレク・シアンフランスですから。

監督、撮影監督、脚本家、編集技師でもあるシアンフランスは、この2作でゴズリングと組みましたが、久々の脚本、監督ではマイケル・ファスベンダーを起用。

光をくれた人」(16)の原作は、M・L・ステッドマン著『海を照らす光』。1918年、元軍人トム・シェアボーン(マイケル・ファスベンダー)は、英雄として帰国。

心に深く傷を負った彼は、すべてを拒むようにオーストラリア西部のバルタジョウズ岬から160kmも離れた孤島ヤヌス島に渡り、灯台守の仕事に就きます。

3ヶ月後、正式採用となったトムは契約のため町に戻ると、そこで土地の有力者の娘イザベル(アリシア・ヴィキャンデル)と出会い、やがて結婚します。

幸せも束の間、2度の流産を経験する2人。そんな時、島にボートが流れ着きます。中には、すでに亡くなった男性と女の赤ん坊が…。イザベルにとって…

赤ん坊を手放すことなどできず、2人はルーシーと名付け育てることに。2年後、洗礼式のため町に戻ると教会の墓の前で泣いている女性を見かけます。

ハナ・ポッツ(レイチェル・ワイズ)でした。果たして、彼女は?ブライアン・ブラウン、ジャック・トンプソン共演。本作も133分の大作。見応えあり!
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製作総指揮は、リドリー・スコット

2017-02-20 21:39:06 | 映画
1947年5月25日オーストラリアのシドニー出身のベテラン女優、ジャッキー・ウィーヴァー。日本では、ピーター・ウィアー監督「ピクニック at ハンギング・ロック」(75)や…

マーク・ジョフィ監督「ハーモニー」(96)に出演後、デヴィッド・ミショッド監督「アニマル・キングダム」(10)で、アカデミー賞助演女優賞にノミネート。

デヴィッド・O・ラッセル監督「世界にひとつのプレイブック」(12)、パク・チャヌク監督「イノセント・ガーデン」(13)、ピーター・ランデズマン監督「パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間」(13)

アラン・ホワイト監督「ミッシング・デイ」(14)、ウディ・アレン監督「マジック・イン・ムーンライト」(14)、マルジャン・サトラピ監督「ハッピーボイス・キラー」(14)などに出演。

最新作がドレイク・ドレマス監督「ロスト・エモーション」(15)で、<未体験ゾーンの映画たち2017>での上映。人類史上最大の世界戦争が起こり…

陸地の99.6%が破壊された近未来。生き残った人たちは人類破滅の原因は感情にあるとし、人類生存のために遺伝子操作した感情のない人間の共同体…

<イコールズ>を作り、人々は保健安全局の監視下に。ところが、愛情や欲望などの感情を“発症”した者は隔離施設に強制連行され、安楽死させられるのです。

サイラス(ニコラス・ホルト)とニア(クリステン・スチュワート)は出会い惹かれ合います。そして外の世界へ脱出することを決意します。果たして?

共演のガイ・ピアースとジャッキー・ウィーヴァーは、生存者役。世界的建築家の安藤忠雄の建築物が撮影に使用され、日本でもロケが行われたとか。見たい!
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サバイバル・シスター

2017-02-18 21:26:00 | 映画
エレン・ペイジのお話。1987年2月21日、カナダのノヴァスコシア州ハリファックス出身で、もう30歳。TVやTVMに出演後、デヴィッド・スレイド監督…

「ハード キャンディ」(05)のハードなティーンエイジャーを演じ、デビュー。一気に覚えました。ブレット・ラトナー監督「X-MEN:ファイナル ディシジョン」(06)の後…

脚本家ディアブロ・コディがアカデミー賞脚本賞を受賞した、ジェイソン・ライトマン監督「JUNO/ジュノ」(07)に主演。妊娠した16歳の高校生役。

ドリュー・バリモア初監督の「ローラーガールズ・ダイアリー」(09)、クリストファー・ノーラン監督「インセプション」(10)、ジェームズ・ガン監督「スーパー!」(10)

ウディ・アレン監督「ローマでアモーレ」(12)、ザル・バトマングリッジ監督「ザ・イースト」(13)、ピーター・ソレット監督「ハンズ・オブ・ラヴ」(15)などに出演。

3年前に同性愛者であることをカミングアウト。最新公開作は、<未体験ゾーンの映画たち2017>で上映される、パトリシア・ロゼマ監督「スイッチ・オフ」(15)。

原作は、ジーン・ヘグランドのSF小説『森へ 少女ネルの日記』。ペイジは製作にも参加。ネル(エレン・ペイジ)と姉のエバ(エヴァン・レイチェル・ウッド)は…

父親と一緒にカリフォルニア北部の森の中で暮らしていました。ある日、突如世界中の電力がなくなる事態が…。原因は不明で、しかも一向に復旧しないのです。

ところが父親が、事故で大怪我をし亡くなってしまいます。自分たちの力で自給自足の生活をし、必至に生き延びようとするネルとエバ。やがて2人の…

運命を変える事件が起きるのでした。果たして?マックス・ミンゲラ共演。エヴァン・レイチェル・ウッドは、「アクロス・ザ・ユニバース」(07)のルーシーね。
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サラエヴォ事件から、100年

2017-02-17 21:07:22 | 映画
1914年から1918年に起きた人類史上初の世界大戦、第1次世界大戦。そのきっかけは、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都、サラエヴォで起きました。

1914年6月28日、オーストリア=ハンガリー帝国の皇位継承者フランツ・フェルディナント大公と妻ゾフィー・ホテクがボスニア出身の…

青年ガヴリロ・プリンツィプによって暗殺されます。暗殺グループは7名。その後、オーストリア=ハンガリー帝国政府はセルビア政府を非難します。

その結果、戦争が勃発したのです。「汚れたミルク」(14)のダニス・タノヴィッチ監督の最新作が、「サラエヴォの銃声」(16)という作品です。

タイトルで分かるように、サラエヴォを舞台にあの事件が蘇ります。原作は、ベルナール=アンリ・レヴィの戯曲だそうです。2014年6月28日のこと。

サラエヴォ事件のあった現場からほど近いホテル・ヨーロッパでは、事件から100年の記念式典を行うため、準備に追われていました。

ホテルの屋上では、ジャーナリストたちが戦争と結果についてインタビューを行い、式典に招待されたVIPは演説のリハーサルをしています。

さらに賃金未払いをめぐり、ストライキを企てるホテルの従業員たちと、それを阻止しようとする支配人。そして100年前の暗殺者と同じ名を持つ謎の男。

そんな混沌とするホテルに、一発の銃声が鳴り響きます。同時進行する、それぞれの登場人物たちの運命が、大きく交錯していくのです。果たして?

出演者はジャック・ウェバー、スネジャナ・ヴィドヴィッチ、イズディン・バイロヴィッチ、ヴェドラナ・セクサン、ムハメド・ハジョヴィッチ。群像劇ですね。
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世界最高の粉ミルクの正体は?

2017-02-15 21:31:52 | 映画
ユーゴスラビア(現在のボスニア・ヘルツェゴビナ)出身の映画監督、ダニス・タノヴィッチの公開作品には、「ノー・マンズ・ランド」(01)、「美しき運命の傷痕」(05)

「鉄くず拾いの物語」(13)などがあります。タイトルは知っていましたが、未見。コリン・ファレル主演「戦場カメラマン 真実の証明」(09未)という未公開作もあり…

見たくなりました。監督の名前を憶えてなかったのですが、またまた気になるタイトルの作品が公開されます。それが「汚れたミルク」(14)です。

脚本は、監督と「レイルウェイ 運命の旅路」(13)のアンディ・パターソンの2人。このタイトルを見て『もしや?』と思ったけど、あれは中国でした。

こちらは、パキスタンで実際に起きた出来事をテーマにした社会派ドラマです。製薬会社に勤めるアヤン(イムラン・ハシュミ)は、ある日、妻の勧めを受け…

多国籍企業のセールスマン募集を知り、大手グローバル企業に就職します。赤ん坊の粉ミルクを手に、病院に売り込む毎日。そしてとうとうアヤンは…

トップセールスマンとなるのです。ところが強引に粉ミルクを販売したことで、不衛生な水で溶かした粉ミルクを飲んだ乳幼児が死亡する事件が起こります。

責任放棄する企業。自分が販売した粉ミルクが、子供たちの命を奪っていることを知ったアヤン。責任を感じた彼は、たった1人で巨大企業を訴えようとします。

アヤンの前に立ちはだかる巨大な権力の壁。ついに愛する家族と離れることに…。人生のすべてを投げうって立ち向かうアヤンは、果たして?

本作はインド、フランス、イギリス合作映画。ザイナブ役にギータンジャリ、アレックス役にダニー・ヒューストン、ビラル役にアディル・フセイン共演。ぜひ。
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