今度のジャック・ライアンは？

１９６０年１２月１０日北アイルランドのベルファスト出身のケネス・ブラナー。シェークスピア劇『ヘンリー五世』を最年少で演じ、天才と評され、演出も手掛けてきました。

映画デビューは、Ｊ・Ｒ・カー原作、パット・オコナー監督、コリン・ファース主演「ひと月の夏」（８７）。脚本、主演、監督した「ヘンリー五世」（８９）でアカデミー賞の主演男優賞と監督賞にノミネート。

その後も「から騒ぎ」（９３）「オセロ」（９６）「ハムレット」（９６）「恋の骨折り損」（９９）などシェークスピア劇の他、「愛と死の間で」（９１）「フランケンシュタイン」（９４）

「世にも憂鬱なハムレットたち」（９５）「リチャードを探して」（９６）「相続人」（９７）「ワイルド・ワイルド・ウエスト」（９９）「舞台よりすてきな生活」（００）「ハリー・ポッターと秘密の部屋」（０２）

「ワルキューレ」（０８）「マリリン ７日間の恋」（１１）などにも出演。監督としても活躍していて、最近作にはマーベル・コミック原作「マイティ・ソー」（１１）がありました。意外でしたね。

最新監督主演作は、「エージェント・ライアン」（１４）。昨年１０月１日亡くなったアメリカの作家トム・クランシ―のジャック・ライアン シリーズ！これまでジョン・マクティアナン監督…

「レッド・オクトーバーを追え！」（９０）では、アレック・ボールドウィン。フィリップ・ノイス監督「パトリオット・ゲーム」（９２）と「今そこにある危機」（９４）では、ハリソン・フォード。

フィル・アルデン・ロビンソン監督「トータル・フィアーズ」（０２）では、ベン・アフレックが主人公を演じました。４作目は…キャラクターのみ活かした新作です。ウォール街の投資銀行で…

コンプライアンスを務める、ジャック・ライアン（クリス・パイン）。ところが、ロシアで全世界を標的とした大規模テロ計画が発覚。ＣＩＡは真相を暴くため、ライアンをスカウトし捜査を開始。

スパイ経験ゼロのライアンを待ち受ける巨大な陰謀とは？ＣＩＡ上官ハーパーにケヴィン・コスナー、ロシアの実業家チェレヴィンにブラナー、フィアンセのキャシーに キーラ・ナイトレイ。見ましょ。

デリーは首都です、はい。

さすがインド映画、年間製作本数が千本越え。ちなみに２００９年は１２８８本（総務省）、２０１０年は１３１６本、２０１１年は１３４７本。ともにＪｏｕｒｎａｌ ｏｆ ｔｈｅ Ｆｉｌｍ Ｃｈａｍｂｅｒ出典。

世界一だそうです。ハリウッドにちなみ“ボリウッド”と呼ばれているのは、ご存じの通り。さらにインドはヒンディー語、タミル語、テルグ語、カンナダ語と言語で映画が分かれます。

シャー・ルク・カーンはヒンディー語映画の、ラジニカーントはタミル語映画のスターですね。ところでインドの首都は、ニューデリー。デリー首都圏の行政区だそうです。

そのデリーをひたすら目指す、ロードムービーが登場。シャーシャント・シャー監督「デリーに行こう！」（１１）です。予告編は、ｙｏｕｔｕｂｅのこちらから、どうぞ。

投資銀行の敏腕社長ミヒカ（ララ・ダッタ）は、仕事でムンバイから首都のデリーに向かうことに。しかし、機体トラブルによって目的地手前のジャイプール空港に到着します。

予想外のトラブルに見舞われたミヒカは、タクシーを使おうとするのですが運転手がどうも頼りなさ気…。するとそこへ機内で見かけた布屋の男マヌ（ヴィネイ・パタック）が、現れます。

仲裁に入ったマヌは、『自分も一緒に行く』とタクシーに乗り込んで来るのでした。マヌに嫌悪感を抱いていたミヒカは、仕方なく相乗りしてデリーを目指すことになります。

本来なら１人旅で心細い時に心強いはずなのに、美人セレブ社長とルーズなお気楽男とでは、トラブル続きの旅は目に見えてます。あ～あ～。もちろん、インド映画、踊ります。

ララ・ダッタは、ファルハーン・アクタル監督、シャー・ルク・カーン主演「闇の帝王ＤＯＮ ～ベルリン強奪作戦～」（１１）に出演。元ミス・ユニバースなんですって、きれいなわけです。

ヴィネイ・パタックは舞台出身の俳優だそうで、達者な演技が大いに楽しめそう。どうやら「デュー・デート ～出産まであと５日！史上最悪のアメリカ横断～」（１０）が元ネタなんだとか。

インド諜報局ＲＡＷのヴィノッド、登場！

ヒューマントラストシネマ渋谷と有楽町は、東京テアトル系のミニシアター。お世話になっています。特に現在開催中の“未体験ゾーンの映画たち ２０１４”は、マイブログに度々登場。

危うく未公開になりそう、でもやっぱりＤＶＤスルーになるだけある！の映画たちが続々公開中。だって面白いんだもん！中にはちゃんと一定期間上映される作品もあるので、要チェック。

ところで六本木と新宿にあるシネマートは、株式会社エスピーオーの直営映画館。大阪心斎橋にもあるそうです。うむ。ここは、アジア系の映画が多く上映されるのが特長。

韓国、中国、インドなどの映画です。劇場ロビーには、韓流スターやアンディ・ラウ、トニー・レオン、レスリー・チャンなどの中国映画スターの雑誌なども販売しています、はい。

昨年は「ボリウッド４」が上映され、「きっと、うまくいく」（０９）は今も上映中。スーパースター・ラジニカーント「ムトゥ 踊るマハラジャ」（９５）の大ヒット以来、インド映画ブーム再来です。

先日もウェイン・クラマー監督「スティーラーズ」（１３）を見に行って、インド映画のポスターを発見！それが、「エージェント・ヴィノッド 最強のスパイ」（１２）なんです。

９つの名前を持つインド諜報局ＲＡＷのスパイ、ヴィノッド（サイフ・アリ・カーン）。世界中を駆け巡る彼は、アフガニスタンでの潜入捜査で捕えられ、パキスタン北西部にいました。

パキスタン諜報局ＩＳＩによって拷問されていたヴィノッドは、間一髪のところ同僚のラジャン（ラヴィ・キーシャン）に救出されます。その後、ラジャンはロシアの犯罪組織に潜入。

しかし、『２４２』という数字を言い残して殺害されてしまいます。果たして、『２４２』の意味は？謎の美女ルビー（カリーナー・カプール）とは？監督は、シュリラーム・ラガヴァン。

カリーナー・カプールは「きっと、うまくいく」（０９）「ラ・ワン 」（１１）などに出演。２０１２年１０月、サイフ・アリ・カーンと結婚。スパイ映画だって踊ります。うふふ。

アドバイスに注意しましょう。

相変わらず、ヒューマントラストシネマ渋谷で開催中の“未体験ゾーンの映画たち ２０１４”のお話。面白そう～と思うものの上映期間が短いものもあり、見逃してしまう…。悔しい～。

中にはヒットが予想されるので上映期間延期予定の作品や、はじめっから通常の上映期間になっている作品もあります。（スケジュールを確認しましょう！）見たい映画はどれですか？

先日「オンリー・ゴッド」（１３）を見に行った時も、上映予定の予告編上映にニンマリ。それはさておき、『おやっ、なんとはじまってるじゃないですか！』という作品をご紹介。

マーティン・スコセッシ監督「アフター・アワーズ」（８５）で、主役を務めたグリフィン・ダン。ジャン＝マルク・ヴァレ監督「ダラス・バイヤーズクラブ」（１３）にも出るので、チェックよろしく。

そのグリフィン・ダンは監督もしていて、“未体験ゾーンの映画たち ２０１４”で彼の「Ｎｅｗ Ｙｏｒｋ 結婚狂騒曲」（０８）が公開。しかも出演者がステキ！舞台は大人の恋が似合うＮＹ。

ラジオの人気番組を持つ女性パーソナリティー、エマ（ユマ・サーマン）。彼女には、最高にステキな婚約者リチャード（コリン・ファース）がいて、人々が憧れる生活を送っています。

ある日の番組でのこと。女性の恋愛相談で『別れた方が良い』とアドバイス。そして女性のお相手、消防士のパトリック（ジェフリー・ディーン・モーガン）は婚約破棄となってしまいます。

怒ったパトリックは、エマと自分が結婚しているようにネット上で戸籍を改ざん。（どうやって？）何も知らず婚姻届を提出しに行ったエマは、びっくり！自分が既婚なんですもん。

エマはパトリックに会いに行くことに。リチャードとは全く違うパトリックに振り回されるエマでしたが、次第に彼に惹かれてしまうのでした…。果たして、この三角関係は？

コリン・ファースの英国紳士ぽっい役、大～好き。モーガンは、大好きなＴＶ「スパナチュ」の父親役。サム・シェパード、イザベラ・ロッセリーニ、ケア・デュリア共演。ＤＶＤまで待ちましょう。

ホビット、待望の第２弾！

ターセム監督２作目の「落下の王国」（０６）は以前にもマイブログに出てきましたが、その年のマイベストワンになったほど大好きな作品。ターセム監督の１作目「セル」（００）も好きです。

インド出身の映画監督ですが、見事な映像にいつも魅せられます。「落下の王国」で初主役を務めたのが、リー・ペイス。ジェームズ・アイヴォリー監督「上海の伯爵夫人」（０５）でデビュー。

ＴＶシリーズ「プッシング・デイジー 恋するパイメーカー」（０７～０９）をご存じの方もいらっしゃるかも。見たいなぁ～。トム・フォード初監督「シングルマン」（０９）やビル・コンドン監督…

「トワイライト・サーガ／ブレイキング・ドーンＲａｒｔ２」（１２）、スピルバーグ監督「リンカーン」（１２）など、意外な作品にも出演。見つけた時は、ニン～マリ。ファンなので。

「落下の王国」もでしたが、リー・ペイスはメイクするとすごっくきれい！Ｊ・Ｒ・Ｒ・トールキン原作、ピーター・ジャクソン監督「ロード・オブ・ザ・リング」（０１、０２、０３）の前日譚…

「ホビット 思いがけない冒険」（１２）に続く第２弾、「ホビット 竜に奪われた王国」（１３）に出演しています。「ＬＯＴＲ」もだけど、「ホビット」３部作も期待でいっぱい。

主役がマーティン・フリーマンなのもうれしいのに、ベネ（ディクト・カンバーバッチ）が“スマウグ”という竜の声とモーションキャプチャで出演。２人はＴＶ「ＳＨＥＲＬＯＣＫ」（１０～ ）で共演中。

そんなわけでキャストだけでも、わぁ～きゃ～言ってます。さて、物語は…臆病なホビット族のビルボ・バギンズ（フリーマン）は、灰色のガンダルフ（イアン・マッケラン）に誘われ…

１３人のドワーフ（リチャード・アーミティッジ他）と一緒に、ドワーフの王国を取り戻すための旅に出ました。奪ったのは、一頭の竜。さらに、旅の行く手を阻む獰猛な巨大なクモたち。

そしてドワーフたちと因縁のある森のエルフとの遭遇、急流を下りながらのオークとの死闘。果たして、無事にはなれ山に辿りつけるのか？リーは、エルフのスランドゥイル役。きれい…。

エルヴィスがいっぱい！？

２１キロの激ヤセの末、主演した「ダラス・バイヤーズ・クラブ」（１３）で、第７１回ゴールデングローブ賞主演男優賞（ドラマ部門）を受賞したマシュー・マコノヒー。お見事でした。

この作品では、アカデミー賞主演男優賞にもノミネートされています。今年、第８６回アカデミー賞授賞式は３月２日発表。初受賞なるか！？そんなマシューに期待を込めて…

ヒューマントラストシネマ渋谷で上映中の、ジェフ・ニコルズ監督「ＭＵＤ マッド」（１２）を見ました。ところで「ＭＵＤ」もそうですが、“未体験ゾーンの映画たち ２０１４”は、要チェック。

劇場にはズラ～ッと上映作品のポスターやチラシが飾られ、映画好きはワクワクもんでした。なんでも全作品（２８作）を見ると、抽選で１名様のみ１ヵ月間フリーパスが当たるとか。

よっぽど時間のある人だなぁ～。それはともかく“未体験ゾーンの映画たち ２０１４”には、見たい作品がいっぱい。ではその１本ををご紹介。「ガンズ・アンド・ギャンブラー」（１１）です。

脚本、監督はマイケル・ウィニック。知らないですよね、いいんです。１００万ドル相当もするネイティブ・アメリカンの仮面が盗まれます。店のオーナーが犯人とにらんだのは…

その夜ポーカーをしていた者たち。まずは、カジノで一夜にして有り金すべてを失ったギャンブラー、ジョン・スミス（クリスチャン・スレイター）。彼は翌日の朝、突然命を狙われます。

オーナーは金髪美女の殺し屋や警官を雇い、ジョンやゲーム参加者を次々に殺すために向かわせるのです。いったい誰が１００万ドルのお宝を盗んだのか？そして生き残るのは誰？

こんなＢ級ぽいのに、キャストが豪華！エルヴィス（ゲイリー・オールドマン）、ハッチンス保安官（デイン・クック）、ブロンド（ヘレナ・マットソン）、ランチャー（パワーズ・ブース）、カウボーイ（ジェフ・フェイヒー）

ゲイ・エルヴィス役（クリス・カタン）、シンディ（ミーガン・パーク）、カウリー保安官（サム・トラメル）、エルヴィス（トニー・コックス）、アジア・エルヴィス（アンソニー・ウォン）、うふふ。

スカヨハとムーア、お好みは？

ロバート・レッドフォード監督「リバー・ランズ・スルー・イット」（８２）で、輝くような美しさと若さを見せつけたブラッド・ピット。惚れ惚れしました。レッドフォード、監督３作目でした。

１９１２年モンタナ州の田舎町ミズーラを舞台に、牧師の父（トム・スケリット）を持つ兄弟の確執と絆を描いた作品。フライ・フィッシングが印象的に描かれ、美しかった…。

ブラピの兄を演じたのが、クレイグ・シェイファー。兄弟の幼い日を演じた俳優を覚えてますか？弟ポールをヴァン・グラヴェイジ。うむ。これしか出てないんですね。

兄ノーマンを演じたのが、ジョセフ・ゴードン＝レヴィットでした。へぇ～、でしょ？もう１回見なくてはいけませんね。ゴードン＝レヴィットは、１９８１年２月１７日ロサンゼルス出身。

ライアン・ジョンソン監督「ＢＲＩＣＫ ブリック」（０５）で初主演し、マーク・ウェブ監督「（５００）日のサマー」（０９）、スコット・マクギー監督「ハーフ・デイズ」（０９）を経て…

クリストファー・ノーラン監督「インセプション」（１０）で、有名に。ジョナサン・レヴィン監督「５０／５０ フィフティ・フィフティ」（１１）のガンと宣告された青年役も良かったですねぇ～。

３０代になったゴードン＝レヴィットは、「ダークナイト ライジング」（１２）「ＬＯＯＰＥＲ／ルーパー」（１２）「リンカーン」（１２）と大作、話題作で大活躍。すっかりハリウッドの人気スター。

そんなレヴィットが、いよいよ初監督した作品が「ドン・ジョン」（１３）です。脚本も書いてます。タイトルは“ドン・ファン”のもじり？当然！ジョン・マテーロ（レヴィット）の宝物は…

鍛え上げられた身体、甘いマスク、オシャレな家と車、家族、仲間、教会…。そしてポルノ！そんなジョンが全く違うタイプの女性と出会います。セクシー美人のバーバラ（スカーレット・ヨハンソン）

年上の女性エスター（ジュリアン・ムーア）。う～む、手強そう。でもどうなるか楽しみ。共演は父ジョン・シニアにトニー・ダンザ、母アンジェロにグレン・ヘドレー。レヴィットのセンス、拝見！

５０歳の息子に会うために

「メイジ―の瞳」（１２）は、もうすぐ公開。楽しみです。この作品に６歳の娘メイジーの父親役で出演のスティーヴ・クーガン。１９６５年１０月１４日イングランドのマンチェスター出身。

未公開作品や声の出演作が続いた後、認識したのがフランク・コラチ監督「８０デイズ」（０４）。あのジュール・ヴェルヌ原作『８０日間世界一周』のリメイクで、主人公フィリアス・フォッグ役。

主役はパスパルトゥー役のジャッキー・チェン。過去にもマイケル・アンダーソン監督のオールスター映画、デヴィッド・ニーヴンとカンティンフラス主演「８０日間世界一周」（５６）が有名。

バズ・キューリック監督のリメイクは、ピアース・ブロスナンとエリック・アイドル主演「新８０日間世界一周」（８９）。未見の方は、見比べてみては？主にイギリス映画で活躍するクーガン。

ショーン・レヴィ監督「ナイトミュージアム」（０６）で演じた、ローマ初代皇帝オクタヴィウスを覚えている方も多いかも。「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン！」（０７）とか…

「トロピック・サンダー／史上最低の作戦」（０８）「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」（１０）「ルビー・スパークス」（１２）を経て、いよいよクーガンの本領発揮作が公開！

原作者マーティン・シックススミスが体験した実話を、クーガンが脚本（ジェフ・ポープと共同脚本）を書き、スティーヴン・フリアーズが監督した、「あなたを抱きしめる日まで」（１３）です。

ある日、イギリスの田舎で暮らす主婦のフィロミナ（ジュディ・デンチ）は娘のジェーン（アンナ・マックスウェル・マーティン）に、５０年間秘密にしていたことを打ち明けます

１９５２年アイルランド。フィロミナは１８歳で未婚のまま妊娠し、修道院に入れられて出産。３歳になった息子アンソニーは、お金と引き換えにアメリカに養子に出されてしまったのです。

ジェーンは、元ジャーナリストのマーティン（クーガン）に話を持ちかけます。フィロミナは息子を探すため、落ち目のマーティンは再起をかけ、２人はアメリカへ。絶対見なくっちゃ！

繰り返す、１９８５年のその日

イライジャも天才子役と言われ、数々の作品に出演、主演していますが、アビゲイル・ブレスリンもそう。１９９６年４月１４日ＮＹ出身。３歳の時に、“トイザラス”のＣＭでデビュー。

すごいですね。映画デビューは、Ｍ・ナイト・シャマラン監督「サイン」（０２）でメル・ギブソンの娘ボー・へス役でした。ＴＶシリーズにも、たくさんゲスト出演しています。

日本では、なんと言っても「リトル・ミス・サンシャイン」（０６）でしょう！マイケル・アーントの脚本を、ジョナサン・デイトンとヴァレリー・ファリスの２人が監督。黄色のバスに乗って…

美少女コンテスト出場を目指す、崩壊寸前の家族のロードムービー。ちっとも美人ではない幼児体型のオリーヴ・フーヴァーを演じたのが、アビゲイルでした。撮影当時、９歳。

マーク・レヴィンとジェニファー・フラケット監督「幸せの１ページ」（０８）、ニック・カサヴェテス監督「私の中のあなた」（０９）、ルーベン・フライシャー監督「ゾンビランド」（０９）など。

ブラッド・アンダーソン監督「ザ・コール 緊急通報指令室」（１３）では、しっかりティーンエイジャー役でした。最新作は、ヒューマントラストシネマ渋谷で開催の“未体験ゾーンの映画たち ２０１４”

「ハウンター」（１３）です。公式ＨＰはありません、残念ながら。監督はヴィンチェンゾ・ナタリ！「ＣＵＢＥ」（９７）「カンパニー・マン」（０２）「ＮＯＴＨＩＮＧ ナッシング」（０３）「スプライス」（０８）

代表作だけ見ても、ＳＦ、サスペンス、ホラーと監督の得意分野がわかるはず。「ハウンター」はホラー。１５歳の少女リサ（ブレスリン）はある朝、奇妙なことに気付きます。

朝からすべての出来事が、昨日の繰り返しであることに…。弟のモーニングコール、母の作る朝食のメニュー、調子の悪い洗濯機、ガレージで車を修理する父。いったいなぜ？

共演はピーター・アウターブリッジ。予告編はこちら。最近、怖い映画を見てない気がするなぁ～。「インシディアス 第２章」（１３）もレイトショーだし。レンタルすればよいけど…。

その曲、間違えてはいけません！

あのイライジャが、３２歳だなんて。ああ～、自分も年をとるわけです…。１９８１年１月２８日アイオワ州シダーラビッズ出身。１９８９年（ということは８歳）ロスで開催された国際モデル大会に出場。

ここでスカウトされたイライジャは、同年ロバート・ゼメキス監督「バック・トゥ・ザ・フューチャーＰＡＲＴ２」（８９）で、デビュー！カフェ８０’ｓで、ビデオゲームで遊ぶ少年を演じてました。

バリー・レヴィンソン監督「わが心のボルチモア」（９０）、メアリー・アグネス・ドナヒュー監督「愛に翼を」（９１）、リチャード・ドナー監督「ラジオ・フライヤー」（９２）、スティーヴ・マイナー監督…

「フォーエヴァー・ヤング／時を越えた告白」（９２）と、超～カワイイ天才子役でした。当時人気のマコーレー・カルキンと共演した、ジョセフ・ルーベン監督「危険な遊び」（９３）と違い…

子役の定石を踏まず、その後も順調に映画に出演。ピーター・ジャクソン監督「ロード・オブ・ザ・リング」（０１、０２、０３）の主役フロド・バギンズを演じたのが、２０歳の頃。

リーヴ・シュレイバー監督「僕の大事なコレクション」（０５）のような作品にも出演し、もうすっかり大人の俳優。最新作もすごく興味あり。エウヘニオ・ミラ監督「グランドピアノ」（１３）です。

サブタイトルが“狙われた黒鍵”。物語は…若き天才ピアニストのトム・セルズニック（イライジャ・ウッド）は、ある出来事をきっかけにステージ恐怖症に陥っていました。

妻で人気女優のエマ（ケリー・ビシェ）の勧めもあり、５年ぶりに恩師パトリック・ゴーダルーの追悼コンサートに出ることに。舞台には恩師の遺品のグランドピアノが置いてあります。

それは、ベーゼンドルファー“インペリアル”というピアノ。いざコンサートが始まる時、譜面に『一音でも間違えるとお前を殺す』…という謎の文字が。果たして、誰が？そして、なぜ？

難曲『ラ・シンケッテ』は、世界中でパトリックとトムの２人以外は演奏不可能と言われた作品。結末が知りたい！スナイパー役に、ジョン・キューザックというのもうれしい！わくわく。