【試行錯誤の家庭菜園】

無農薬有機栽培をしていますが、「自然農法」に憧れています。

サラダ寿司の食材

2008年11月10日 | 畑作業全般
■採れたて野菜 2008年11月10日



岡山の今日の日の入りは、17時3分。

12月2日~12月8日の16時53分をピークに、それ以降は日の入りが遅くなる。


それまでの間は、夕方の野菜採りも懐中電灯が必需品。

これだけ採るだけでも、チョッとした時間が掛かる。



わさび菜・ちりめんちしゃ・チマサンチ・人参・サクサク王子・赤丸はつか・

サラダ水菜・ディル・チャービル・ナスタチューム・パセリ・ロケット・春菊。



採れたて野菜 2008年11月10日



今夜は、サラダ寿司にしよう!




少量の焼きすくも作り

2008年11月10日 | 畑作業全般
■焼きすくも(籾殻燻炭) 2008年11月10日



『 焼きすくも 』 も 『 すくも 』 も畑で使うつもりだったが、

下記記事の理由で、全部 『 焼きすくも 』 に加工することにした。



山に近い我が家では、広げて大量に作る事が出来ないので、

こんな方法で試してみる事にした。

『 少量の焼きすくも作り 』 ← クリック♪



昨日、夜中までかかって、時間をかけてかき混ぜながらじっくり燻した。

薄く広げて、夜露にあわせたら、炭になる事もなかったが、



周りに こぼれていた すくも(籾殻)と混ざってしまった。(反省点)



トタンの上で燻したので、袋にも入れやすかった。(利点)



焼きすくも 2008年11月10日




今回は、買い物袋1杯分程の少量燻しただけ。

次回は、混ざり合わない様に気をつけようと思う。


まだ、300ℓ分程のすくもを貰っているので、

休日に少しずつ作るつもり。





有機質・無機質

2008年11月10日 | 畑作業全般
■有機質・無機質



先日、発酵米糠を購入したところのオーナーのお話で、

とても気になる事があったので、少し記録することにした。



※有機物を畑にそのまま入れると、動物・虫がたくさん寄ってくるし増える。

 だからと言って、はじめから無機質のものを入れると土に悪い。

 有機物が無機化したものを入れるのが一番よい。




何だか、当たり前のことのようだが、話を伺うに従い、よく解った。
(とはいえ ここに言葉として書くと 理解しにくいかもしれないが…)




動物が有機物を食べて育つのと違い、植物は無機質(元素)を吸収して育つ。

自然界から取り入れられるののは、炭素(C)・酸素(O)・水素(H)で、

根や葉から吸収できる。



他にも植物が生長するために必要な元素があるが、

『 肥料の3要素 』 といわれる、窒素・リン酸・カリウムに焦点を当てると、

葉や根の生長に必要な窒素、根や花や実の生長に必要なリン酸、

根と植物の抵抗力をつけるのに必要なカリウム、という事になる。




では、この必要な要素を取り入れる為にどんな方法があるかと言うと、



①即効的に無機質の化学肥料を使う方法

②有機物を直接畑に入れて 土と混ざり合って有機物を分解させる方法

③有機物を予め無機化させた形に近い有機肥料を使う方法





①は言うまでもなく 多用すると様々な弊害がある
 土がかたくなる・河川の汚染・土の生態系を崩す・微生物を殺す…
 環境汚染の原因にもなる
 
②は動物や虫が寄ってきて 作物を食害する
 炭素率の高い有機物は 分解する時に土中の硝酸やアンモニア等の
 無機態窒素を利用するために 土中窒素が不足し かえって生育不足になる
 炭素率が低い有機物の場合は問題がない

③完熟堆肥・炭・勳炭・醗酵米糠等 一番いい方法




ざっと こんな話だったと思うが、

もっと簡単に書くと、



○糠は生のままで畑に入れてはいけない

○もみ殻は大事な米を守る為に、ガラス質組成物でできている

 その為炭素率はとても高くそのまま畑に入れるのはよくない 

 したがって 燻炭にしたものを畑に入れなくてはいけない

○藁は炭素率が高いので1年以上寝かせたものを使う

○未熟なバーク堆肥は炭素率が高く窒素饑餓を起こす
 
○落ち葉は炭素率が低いので直接畑に入れてもよい




こんなところだったか?

書いている内に、まだまだ解っていない事に気づく。



機会があったら、また伺ってみたいものだと思う。