【試行錯誤の家庭菜園】

無農薬有機栽培をしていますが、「自然農法」に憧れています。

苗の水遣りは

2015年03月23日 | 育苗
■腰水 2015年3月23日


グリーンハウスの育苗庫で育てている苗に、

いつもは噴霧器で水遣りをするが、時々 ↓ こうして腰水をする。

今朝は、冷たい山水と沸かしたお湯と竹エキスを混ぜてひと肌にして容器に入れ、

苗を浸ける、いわゆる腰水をした。(うちでは どぶづけと言っているが…)


浸けた苗は、上に渡した稲の育苗箱で水切りをし、

バットに戻して元あったように並べる。


腰水 2015年3月23日

( 写真をクリックすると拡大画像になります )



この頃では、晴れると、ハウスの中の気温が35度まで上昇するので、

扇風機を回して中に風を送り込む事もあるが、

取り敢えず、午前11頃~午後2時頃までは、こうして黒の寒冷紗を被せて

電力を使わないで対処してみる。


20度台に落ち着く。


グリーンハウスに黒の寒冷紗 2015年3月23日


↓ 昨日の作業で、ピオーネの棚の下に幅広の畝を作り、

黒マルチを張った。


数日置いて、苗を植え付ける予定。

畝の方向は、前回と変更している。


ピオーネの畑 2015年3月23日

( 写真をクリックすると拡大画像になります )








光合成の役割とミネラルの関わりについて①

2015年03月23日 | 有機農業
■光合成の役割とミネラルの関わりについて


一般社団法人日本有機農業普及協会岡山支部の大林先生の講義より。

テーマ【光合成の役割とミネラルの関わりについて】

先ず、1951年の野菜の栄養価と2001年の栄養価とを比較して

50年経ってどうしてこれだけ減少しているか?


光合成の役割とミネラルの関わりについて

( 写真をクリックすると拡大画像になります )



そして、味がどちらが美味しいか?


昔の野菜の方が美味しかった。

今の野菜は、野菜の甘みや旨みが少ない薄い。


病害虫に対する抵抗力も、昔の野菜の方が強い。

今の栄養失調になった状態の野菜は抵抗力がないので、

農薬や化学肥料を使わないと育たない。


これを戻せば、農薬や化学肥料を使わないでもいい野菜が育つ。


たとえば、美味しいほうれん草や人参は甘いが、

その甘さをつくる原料は何か?


講習会に来ている方の意見はこんなものだった。


なたね・草木灰・米糠・漬けものの塩水を薄めたもの・

米のとぎ汁・生ゴミ抽出液・EM菌生ゴミ・乾燥残渣・

柿やミカンの皮を干して微塵切りにしたもの…。

色々と出てきたが、もっともっと基本的なものがある。


皆さま、その甘さの原料は何かと思いますか??


つづく