報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

小説の途中ですが、ここで普通の日記をお送りします。 0820

2014-08-20 20:19:56 | 日記
 まだまだ暑い日が続いている。
 厳虎さんのブログによると、浅井会長は会員に対し、オウム事件のことは今の若い人は知らないだろうと言ったそうだ。
 ていうか、私の手元にある顕正新聞に載ってる。
 今から19年も前の話だ。
 私は知ってる。私が中学生の頃だ。
 だから、私は『今の若い人』ではないのだろうw
 それはさておき、更にそれより遡ること何年?創価学会の破門のことについては、私は知らない。
 いや、その頃には生まれているのだが、まだ小学生だし、実家の菩提寺が何宗かも分からない状態では、何の関心も無かった。
 なので今、宗門で行っている創価学会破折が何たらと言われても、私にはハァ?といった感じなのだ。
 創価学会畑を歩いたことがあるのなら、嫌でも関心を持って、ややもすれば宗門のその動きに乗らなくてはならないだろう。
 だが、私は元顕正会員であるからして、元顕正会員の学会歴ナシでありながら、学会破折をも手掛ける武闘派とは違うのである。
 私は顕正会ウォッチャーとして、あくまで顕正会の動きに注目していきたい。

 パラパラ茜さんのブログ、現時点での最新記事はAKB叩きである。
 私もAKB48などには殆ど関心は無い。
 あの集団には、“アイドルマスター”や“ラブライブ”を重ね合わせることは全く無理だ。
 とはいえ、あの叩きぶりに対しては、よっぴんさんや日本海夕陽街道さんのことは言えないのではないかな。
 私には40過ぎのオバハンが、20代、10代の若いコの「若さ」に嫉妬しているようにしか見えないのだが。
 何を書こうと、若さに勝てないことは自覚しているのかいないのか。
 もっと年相応の言動ができないものか、「痛さ」を感じるブログである。
 その点、彼女が「クミゴン」と非難する、法華講員の坂井久美子さん。
 私は面識が無いのだが、坂井さんのブログは……武闘派ならではだな、うん。
 とはいうものの、どちらが入信したい内容になっているかは言うまでもない。
 やはり私も登山したからには、バスターミナルでバスの写真を撮るのではなく、堂宇の写真でも撮らないとダメかな。
 皆やってることだし……。

 今の私に欲しいものは、やはり功徳だな。
 すぐ近くに、要領良く組織内を立ち回る人間がいて困るよ。
 そういうのは死ぬまで要領良く立ち回るものだから、私のような要領の悪い人間には都合が悪くて仕方が無い。
 いかにも、仏法をやっていても、全く幸せになっていないように見えてしまう。
 これが罪障消滅だと言われても、そろそろ弱音を上げてしまう段階だ。
 何とかならぬものか。

 宗教を必要としなくても、上手く立ち回れている人間。これが厄介だ。
 パラパラ茜さんはブログ上で爆発してしまっているが、多分ああいうタイプの人間のことだろう。
 我関せず、我が道を行きたいものだが、そうもいかない。
 四方塞がっている。
 全くもって、如何ともし難しだ。
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“アンドロイドマスター” 「秋田へ」

2014-08-20 00:16:33 | アンドロイドマスターシリーズ
[8月19日08:02.東北新幹線“やまびこ”41号9号車内 敷島、アリス、エミリー、キール]

 ちゃんと予定通り、列車に乗り込んで来たアリスとエミリー。
 だが……。
「タカオ……!エミリーに何を命令したの?」
 アリスの首には細いロープが括り付けられており、その先をエミリーが持っていた。
「敷島さんの・指示通り・首に縄つけて・お連れしました」
「確かに、参事はそう仰いましたね」
 キールは縁なしレンズの眼鏡(度は無い)を押し上げて言った。
「エミリーの命令解除できるの、アンタだけだから何とかしてっ!」
「あ、ああ。エミリー、アリスの縄を解いてやれ」
「イエス。敷島さん」
 エミリーにとって、オーナーである平賀太一の命令が第一優先である。
 そしてその次に優先順位が上位なのは、アリスではなく、ユーザー登録された敷島なのである。
 だから何度もアリスの命令を拒絶していたエミリーも、敷島の命令は素直に聞いた。
「あー……ヒドい目に遭った」
「まあ、目は覚めただろ?」
「アンタ、後で覚えておきなよ?」
「まあ、盛岡まであと1時間ちょっとあるし、着くまで寛ごうや。せっかくのグリーン車なんだし」
「それより、ダイナー(食堂車)は無いの?アタシ、まだ何も食べてないんだけど?」
「マジかよ。何も食わずに来たのかよ。今時、日本の新幹線に食堂車なんて無いよ。せいぜい、あるのは車販……」

 ガラガラ……。(←デッキから客室に入るドアが開く)

「車内販売でございます。お弁当にサンドイッチ、ジュースにお茶……」
「! タカオ!」
「おー、ちょうどいい所に来たな。あ、すいません。お弁当を1つ……ん!?」
 敷島が車内販売員を呼び止め、駅弁を注文していると、アリスが指で敷島の口を塞いだ。
「3個Please?」
「ちょっと待て!俺はもう食ったから要らんぞ」
「何言ってるの。全部アタシが食べるに決まってるじゃないの」
「食い過ぎだっつの!」
 それでも健康診断で肥満と出ないのは、実はそこそこ運動もしているからだろう。

「ありがとうございましたー」
 妥協案、駅弁2個にサンドイッチ1個。
「全く。とんでもない科学者だ」
 敷島はボリュームたっぷりの、アメリカ人女性科学者の朝食ぶりを見て呆れた。

[同日09:19.JR盛岡駅新幹線ホーム→IGRいわて銀河鉄道ホーム 敷島、アリス、エミリー、キール]

 敷島達を乗せた始発列車は、一番早く盛岡駅に着くわけではなかった。
 途中で後発の速達列車に抜かれながら、それでも定刻通りに着いた。
「それじゃ、ここで乗り換えだ」
 多くの乗客と共にホームの上を歩くが、殆どが改札口に向かう者で、敷島達はその流れから離れなければならなかった。
 といっても、厳密にはこの4人も改札口は通ったのだが。
 乗換改札口という、改札口を。

 JRとは違う制服を着た駅員のいるホームへ向かう。
 新幹線ホームから少し離れたホームに辿り着くと、ちょうど列車がホームに入線してくるところだった。
 2両編成のディーゼルカーだった。
 そこから、多くの乗客達が降りて来る。

〔「……1番線に到着の列車は、折り返し、10時ちょうど発の普通列車、大館行きとなります」〕

「これで行くと、現場の町に着くのは昼過ぎか」
「そんなに掛かるの!?」
「財団も、何でこんなルート指定してきたかな……」
 敷島は首を傾げながら、前の車両に乗り込んだ。
 折り返し列車でも、首都圏の中距離電車のように、一旦ドア閉めはしないようである。
「まだ発車まで時間がある。多分、花輪線内だと駅弁もなかなか売ってないかもだから、今のうちにここで買っておいた方がいいかもしれないな。……といっても、アリスはさっき新幹線の中で食べたから、今さら……って、おい!」
 スタコラサッサとホームに降りるアリスだった。
「タカオ。駅弁ハヨ」
「ネット掲示板みたいな言い方するな!……ってか、さっき食ったばっかだろ!?」
「ランチ抜きなんて考えられないわ。今のうちに確保しておけって言ったじゃない」
「いや、言ったけどさ……」
「じゃ、早く行きましょう!」
「へーへー」
 2人が駅弁の売ってる店まで行く様子を見ていたキール。
「本当に仲いいな。あのお2人は」
「そうでないと・困る」
 キールの言葉に、真顔で頷くエミリーだった。
「こういう・牧歌的な・場所を・走るからこそ、この装備が・許される」
 エミリーのコスチュームの下には、交換用の重火器や銃弾が隠されていた。
「飛行機と違って、手荷物検査が無いのがいいね」

[同日10:00.JR花輪線キハ110系・前部車両 敷島、アリス、エミリー、キール]

「ふぅーっ!危ない所だった……」
 敷島とアリスの2人は発車案内放送が鳴る中、暑い駅構内から涼しい車内に戻って来た。
「お帰りなさい。ギリギリでしたね」
 キールが言葉を掛けると、2人は確保したボックスシートに座った。
「アリスが意外と優柔不断だったんだ」
「タカオこそ、美味しそうな物なのに値段でビビってんじゃないよ」
 何だかんだ言って列車はディーゼルエンジンを吹かしながら、排気ガスの黒い煙を噴き出しながら、ゆっくりと盛岡駅を発車した。
 2両編成でワンマン運転用の設備も見掛けるが、この列車ではワンマン運転はしていないようで、

〔「お待たせ致しました。本日もご乗車ありがとうございます。10時ちょうど発、花輪線普通列車の大館行きです。……」〕

 という車掌の肉声放送が流れて来た。
 放送によると、終点大館着は12時50分とのこと。
 確かに、昼過ぎに到着するダイヤだ。
「救助とかに向かう割には、随分とゆっくりなんだな」
「タカオ、向こうに着いたらどうするの?」
「県境付近に向かうわけだからな、どこかで車でも借りて、そこから向かう形にした方がいい」
「OK.じゃ、アタシは本部にメール送っておくわ」
「ああ」
 先遣隊の救助を担う4人を乗せた列車は、ディーゼルエンジンの唸り声を鉄路に響かせ、まずは嘗て東北本線だった鉄路を北に進んだ。
コメント (9)
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