報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

本日の雑感 0812

2014-08-12 18:19:12 | 日記
 日がな一日、平和に過ごす。
 ごく当たり前のことが実にありがたい。
 今日のさいたま市は雨だったが、台風と違って涼しい日であった。
 普通の低気圧による雨は、台風やゲリラ豪雨よりも涼しくしてくれるようだ。
 今年の夏は冷夏になるだろうということで期待していたのだが、期待外れでガッカリだ。
 1994年に米騒動を引き起こしたほどの冷夏は、もう来ないのだろうか。
 あれからもう20年経つ。実に月日が経つのは早い。……ということを20年後も言ってたら面白いけど。

 実は先ほどの“アンドロイドマスター”のくだりは、とあるホラーアクションゲームのパロディである。
 半分ぐらいでドラマの部分は終わらせて、その後は都内のラジオ局で収録した所で終わりにしたかったのだが、思いの外、ドラマ撮影部分がおしてしまった。
 いかに私の文章の整理がなっていないかということだ。
 しばらく紹介していなかった“アンドロイドマスター”だが、けして終了になったわけではないということをPRする目的もあっただけだ。
 やっぱりボカロを使ったホラーアクションは、ちょっと微妙だね。実験的な意味合いもあったのだが。
 やっぱりああいうのは、“ユタと愉快な仲間たち”のどこかで使うべきか。
 もっとも、今度はクリーチャーを倒す為の銃火器が殆ど使えない(日本には銃刀法があるから)という欠点があるのだが。

 まあ、もう少し煮詰めてみることにしよう。
コメント (6)
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“アンドロイドマスター” 「新プロジェクト」

2014-08-12 15:23:51 | アンドロイドマスターシリーズ
[2019年10月14日夜間 大西洋上に浮かぶ豪華客船のメインデッキ MEIKO&KAITO]

 大西洋上に浮かんでいた豪華客船は、現役の船ではなかった。
 かつては栄華を誇った豪華客船も、2000年代に起きたリーマンショックによって顧客を次々と失い、ついに運航会社の経営破たんを以て廃船になったはずだ。
 “クイーン・クレオパトラ”号。
 運航会社の経営破たんによって、この世から消えたはずの豪華客船が、何故いまこの大西洋上にて“運航”しているのか。
 しかもそこの乗員・乗客は、人間達ではない。
 今や『招かざる乗客』に対して牙を剥く、殺人ロボット達の巣窟だった。
 日本からのエージェントとして船内に潜入したMEIKOとKAITOのコンビは、船内の惨状に辟易しつつ、“ゾンビ化”したロボット達の攻撃をかわしながら、船内の奥へと進んでいった。
 また1台、ヒト型のロボットが2人の前に立ちはだかったので、2人は持っていたショットガンなどで破壊した。

「この船、放置されてから何年も経つのよね?」
 MEIKOとKAITOは何とか船橋(デッキ)に辿り着いた。
「ああ、そのはずだ。実際に何人かの乗員と思われる人間を確認したが、死後既に何年も経った腐乱死体もしくは白骨死体ばかりだったじゃないか」
「そうね。さっきの船長室にいた、船長と思われる人間の遺体も、虫がたかっていてグロテスクだったわ」
「人間があの状態なのに、どうしてロボット達はあんなに元気に稼働しているのか」
 KAITOは船橋にある機器の状態を確認した。
「やっぱりだ。この船はここ1年、“漂流”している」
「漂流!?1年も!?」
「船内の電力は非常予備電源でしばらく持ちそうだが、そもそもメイン動力が落ちていて、これでは航行できるわけがない」
「あいつらは非常予備電源で充電していたってこと?」
「バッテリーを相当食いそうな連中だが、そもそも何故奴らがこの船にいるのかが問題だな。とにかく、予備電源だけではラチが明かない。メイン動力を起動させないとダメだ」
「船内図からして、動力室は船底にあるみたいね。そこに行きましょう」
「ああ。何としてでも、この状況を本部に報告しなくては……」

[それから約1時間後 クイーン・クレオパトラ号 船員居住区 MEIKO、KAITO、神威がくぽ]

「お前達、他にうちのエージェントを見なかったか?お前達より先にこの船に潜入しているはずだ。あいつも動力回復が必要だから船底に向かうと言ったまま、連絡が途絶えた」
 幽霊船のような豪華客船に潜入していたのは、日本のエージェントだけではなかった。
 アメリカのエージェントも潜入していたのだ。
 ここでMEIKOとKAITOは二手に分かれる。
 KAITOは船底に行くルートの確保、そしてMEIKOは巡音ルカに会いに。
 最初にこの船に潜入し、KAITOと分かれて船内を探索していたところ、辛うじて人型は保ってはいるが、ほとんどクリーチャーのようなロボットに破壊されているガイノイド(女性型アンドロイド)を発見した。
 駆け付けた時には既に機能停止してしまっていた。
 あれ以外にガイノイドは発見していない。

「!?」
 現場周辺にもまだ何体かのクリーチャーロボが存在した。
 しかしMEIKOの手に掛かればザコ同然。クリーチャー達は鉄塊と化せられた。
 そうしてピンク色のロングヘアーが特徴のルカと思しきガイノイドが破壊された現場に到着したが、そこにルカの“遺体”は無かった。
 ルカが破壊された際に流出させたオイルは残っている。……誰かが回収した?
「!」
 代わりに1つのUSBメモリーが落ちていたのを確認した。
 これは最初にルカの“遺体”を確認した時には無かったものだ。彼女が持っていたのだろうか?
 MEIKOはそのメモリーがウィルスに汚染されていないことを確認し、そのメモリーを自分の左耳に差した。
 それはルカの手記のようなものだった。

 どうやらルカは半ば強引にこの船の調査に付き合わされたらしい。
 MEIKO達の前に何体もわらわらと現れたクリーチャーロボ達は、わざと自分の体をバラバラにし、あっという間に修復することができる。
 その特性を生かし、狭い所からでも敵の潜伏先に侵入して、どこまでも執拗に追い続けることができるのだと、船内の別の場所にあったファイルで知ることができた。
 戦う術を失ったルカはそんなにクリーチャーから逃げることしかできなかったが、クリーチャー達は自分達の特性を生かしてルカをこの部屋に追い詰め、そして窓越しにMEIKOの前で“惨殺”した。
 だがMEIKOは、このメモリーの時系列がおかしいことに気づいた。
 MEIKOがルカの“死亡確認”をしてから、そのルカ本人がこの手記を記したことになっている。そんなバカな!?

 ゴンッ……!

「!?」
 部屋から廊下に面した強化ガラス。
 そこから音がしてMEIKOがそこに目をやると、
「見ィつけたぁぁぁぁ……!!」
 血のように赤いオイルが全身に付着したまま、クリーチャー化しつつあるルカが狂気の顔を浮かべてMEIKOを見た。
「きゃはははは………!!」
「くっ!」
 ルカは一旦、廊下の向こうに消える。
 それを追おうとするMEIKO。
{「どうした、MEIKO?」}
 そこへKAITOから無線連絡が入った。
「目標に遭遇したわ。でも恐らく彼女はもう……」
{「彼女も感染していたってのか。あのファイルに書かれていた、“イレギュラー・ウィルス”。電子頭脳が破壊されても自己修復させるものの、“自我”までは修復できず、まるで“ゾンビ”のように生きてる者を襲うコンピューター・ウィルスだ」}
「とにかく追うわ」
{「頼む。どうやら船底に行くエレベーターの鍵は、巡音ルカが持ってる」}
「そのようね」
「私のぉぉぉぉ……えものぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「来たわ。また後で連絡する」
{「了解。俺もそっちへ向かう」}
 MEIKOは体が半分壊れ、機器や配線が剥き出しになっているルカに銃を向けた。
「バッテリーを食うから、か……」
 マシンガンをルカに発砲する。
 ルカの動きは素早く、MEIKOはそれ以外にも手りゅう弾を足元に投げつけた。
「キャアアッ!」
「許してね」
 顔の右半分は髪で隠れていたが、隠れていない左目はカメラ(眼球)が取れたのか、空洞状態であった。
 それが尚、不気味さを増す。
「いた゛いよ゛ぉぉぉ……!いた゛い゛よ゛ぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 MEIKOの攻撃により、ルカは体中から火花を散らして床に崩れ落ちた。
「やっぱり……!」
 動かなくなったルカの体を調べると、中からエレベーター・キーが出て来た。
「やはり彼女が巡音ルカだったのね」

[2014年8月12日15:00.東京都区内のスタジオ MEIKO、巡音ルカ、KAITO]

「……はい、OKでーす!」
 遠くでディレクターの声が聞こえる。
 薄暗かった船内を模したスタジオが明るくなった。
「ふう……。立てる、ルカ?」
「ええ……」
 MEIKOはクリーチャー化している最中の……役をやっていたルカに手を貸した。
「いやあ、良かったよ。皆」
 ディレクターがやってきた。
「ありがとうございます!」
「思わず自分も手に汗握っちゃったよ。こりゃいいドラマになりそうだ」
「はい!」

[同日16:00.東京都区内の道路 敷島孝夫、MEIKO、ルカ、KAIO]

「今日の撮影、べた褒めだったな」
 敷島はハンドルを握りながら言った。
「よくホラーアクションの仕事取ってこれたねぇ……」
 助手席に座るMEIKOが感心した様子で言った。
「それだけお前達が伸びて来たってことだよ。じゃあ、この後はラジオ局に行って、トーク番組の収録だ。歌も歌うから、着くまで充電しておいてくれ」
「はーい」
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キナ臭い話

2014-08-12 00:23:47 | 日記
 そろそろ小説を再開しようと思っていたのだが、珍しい所からコメントがあったので、また今度にしよう。
 法華講員にも怪しげなブロガーはいるけど、顕正会員の比ではない。
 何しろ彼らは、完全に正体を隠しているからだ。
 この辺はある程度、正体を明かしてブログ運営している法華講員に劣るかもしれない。
 一番偉いのは正体をさらけ出している学会員・沖浦克治さんだと思うが、自信家たる彼の真似は到底できそうにない。
 実名を出してしまったが、氏はネット界でも実名で活動しておられる方であり、ハンネで活動している信仰者に否定的だ。従ってその思考に敬意を表し、ここでも実名を挙げさせて頂いた。
 法華講員にも私が知る限り、2名ほど実名で活動しておられる方がいる。
 その1人、連絡先まで掲載することがブログの規約違反ではないかとの指摘が顕正会員サイドから発せられているのだが、未だに連絡先を掲載し続けているということは、特に問題は無いということでよろしいか。
 どちらも私から見て急進的な武闘派で、私とは正反対に法論を募集しているくらいだ。
 こちらも、私はマネできない。
 というわけで、私は私の道を行くだけである。
 あっつぁブログ在りし頃は、秘密警察のような輩が出入りしていたのだが、一体どこへ行ったのやら……。

 暑い日が続いていて、こりゃ本当に納涼ホラーでも書くかと思ったが、どうしても“バイオハザード”のイメージが頭から離れず、とても今手掛けている作品の続きに合いそうに無い。
 “ユタと愉快な仲間たち”はどちらかというとファンタジー系?で、“アンドロイドマスター”はSF系ではあるものの、ロボット工学や電子工学の類の話ばかりで、とても生物兵器が出て来そうな生物化学について入り込めそうにない。
 かといって、オリジナルの話をまた一から作るのは物凄い労力が掛かる。
 四方塞がったな。
 もう少し、ネタ帳と資料を探してみるか……。
 え?もし今日書くとしたら、何だったのかって?
 “ユタと愉快な仲間たち”で、まだ続く主人公達の夏休みをまったり感たっぷりでお送りしようと思っていただけだ。
 駄作の増産、誠に申し訳無い。
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