マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

レフェルヴェソンス

2011年04月15日 | グルメ
半年ぶりに会う友人達と表参道でランチです。

名前も場所も分かりにくい(とお店の方も仰ってました!!)フレンチレストラン「レフェルヴェソンス」。

レフェルヴェソンスとは「泡」という意味だそうで、お店のあちらこちらに泡のモチーフが。

表参道から骨董通りをまっす~ぐ進み突き当たった高樹町交差点のそば。富士フィルムと長谷寺の間の辺りです。

大きな窓から見える木々の緑がいい感じです。



ランチのコースは、現在は、3コースで4800円と7500円(税込サ10%別)

コースの名前は「おでかけ」と「牧場」と「よりみち」。その名の通りのストーリー仕立てのコースになっているのも楽しくわくわくします。

迷った挙句¥4800の「牧場」をチョイス。

最初のアミューズは桜鱒の瞬間燻製と林檎の飲み物。



燻製は運ばれてきたときはショットグラスで覆われていて、それをさっと取るとフワ~ッと煙とスモークの香りが立ちのぼるという何とも心憎い演出でした。

もちろんお味もとっても良く林檎の飲み物も冷たくて今日のような暑い日にはピッタリでしたよ。

前菜は天使の海老のポワレ



海老もさることながら金針菜と白菜がとても美味しい。

野菜料理はシェフのスペシャリテのカブのロースト



黒い四角いお皿に載った白いカブと緑のパセリのソース、黄色のクルトンが石庭のようです。
カブは4時間もかけて低温調理したそうで、周りはパリっと中は歯ごたえある不思議な食感。
とっても美味しかったなぁ・・・

バターの模様も「泡」



パンもフランスパン・ライ麦パン・田舎風のパンと3種類ありどれも美味。
私の一番の好みはライ麦(左側の)でした。



メインは「牧場」らしく、岩手短角牛のロースト



少々歯応えあるお肉でしたが味は良かった。雪ノ下キャベツが甘いこと!ここのお野菜はどれもと~っても美味しい。
葉わさびがいいアクセント。

デザートは苺のスープ



苺のスープの中にはトコロテン状の苺のゼリー(驚き!!)と苺が隠れています。
白い丸いものはココナッツのゼリーで口に含むと中からジュワ~っとジュースがでてきてこれまたビックリ!
代官山のラシエットのヨーグルトのゼリーみたい。こういうの今のはやりなのかしら??
上に乗ってるトンカ豆のアイスクリームも美味しかった。
全体にさっぱりしていてコース料理のデザートに相応しいと思いました。

おしゃべりのお供



桜のマカロン  塩味の効いたマカロンです。真ん中にチョコレートがサンドされてます。
杏のゼリーとチョコレート 食べてビックリ。
チュッパチャプス 刺激的!

紅茶はポットでサービス。たっぷりいただきました。

そして・・・お土産まで頂きました。



こういうのって女性は弱いですよね

広々としてシックで落ち着いたインテリアでいながら遊び心もそこかしこにある、そんなお店でした。
生江シェフも精悍な外見とお料理のネーミングに見られるような可愛らしさとのギャップがいいですね。
パッション溢れるシェフなのに、お店のイメージはいい意味でとってもクールなんです。
サービスの方達も一生懸命こちらを楽しませようとしてくれているのが伝わってきましたよ。

美味しいレストランは沢山あるけど、1皿ごとにわくわく楽しませてくれるお店ってそんなには無いよね
震災後、出歩く事や消費することに罪悪感を感じてプチ引きこもり気味で欝っぽくなっていたという友人たちも「今日は楽しくて元気もらえた気がする~!」と。
それをお店の人に伝えると「そう言ってくださることが一番嬉しいです。」と喜んでくれました。

今日の集まりにここを選んで本当に良かったと心から思いましたよ。

カンテサンスやアニュ、ラシエットもうかうかしてられませんね。