マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

桜華に舞え ・ロマンス

2016年10月25日 | 宝塚
北翔さんのサヨナラ公演を観てきました。



今日のお席は超良席。10列ど真ん中。なんて観やすいの!こんないい席で観るの初めてかも。かなめちゃんの公演もこんな席で観たかったなぁ~

舞台の両脇には桜の大木。素敵なセットです。

さて「桜華~」ですが・・・退団公演は駄作が多いけど久々の佳作かも?なんていう感想を見たため期待しすぎたのでしょうか、ちょっと期待はずれ。あまり心に残るようなお話ではなかったな。残念です。

維新の後の新政府と志士たちとのゴタゴタは、「るろ剣」でも描かれていましたが、この辺の話はイマイチよくわからないというのが本音。

桐野利秋という名前も今まで聞いたことなかったし、「日本の未来のために」と言いながらも自分たちが武士としての死に場所を求めていただけのように感じられてしまいました。

それでも最後の紅ちゃんと北翔さんの場面ではちょっとウルウルしちゃったけどね。

あとね、桐野利秋が母親に孝行出来なかったことを詫びた時母親が言った言葉、「生まれてきてくれてありがとう」にもウルウル。

武士の格好したカイちゃんのあまりのカッコよさに、オペラでマジマジと見てしまいました。カイちゃんのブリドリで下級生たちに「ひろきのお兄さま」と呼ばれ、「何でそんなに綺麗なんですか?」なんて聞かれてた時、(持ち上げ過ぎなんじゃない?)と思ったけど、今日見て納得。そう言えばパーソナルブックの番組ででヨン・ホゲやミーマイのビルに扮装した時もとてもかっこよかったですよね。ビルなんてかなめちゃんのビルよりずっとカッコよかったもん。(かなめちゃん、ごめんなさい^^;)流石、天海祐希さんのミーマイに憧れて宝塚に入っただけのことあるなあ、かいちゃん。

西郷どんの美城れんさんは、風格があって包容力があってまさにはまり役でしたね。

「ロマンス」はとっても美しかったです。ただ何となく古くさい感じも。ラテンの場面が一番好きでした。
礼真琴ちゃんとカイちゃんの女役が見られます。

実を言うと前回の「Entertainer」の方がサヨナラに相応しかったように思います。北翔さんの魅力満載だったもの。

北翔さん、紅ちゃん、琴ちゃん、カイちゃん、で常に出ていたからカイちゃんは4番手→3番手ってことでいいんでしょうかね?

来月もう一度観てきます。感想、良い方に変わるといいな。