マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

マリー・アントワネット展

2016年11月05日 | 凰稀かなめ様
日テレで午前中にやっていた「マリー・アントワネット」の番組を見ました。

ソフィア・コッポラ監督の映画に描かれているような派手好きで高慢ちきで馬鹿っぽいアントワネットが一般人のイメージに近いと思うのですが、それってどうなの?ってずっと思ってました。

何故かと言うと、子供の頃「悲劇の王妃」という本を読んで以来マリー・アントワネットにとても親近感を抱いていたからなんですが。きっとその頃の私も彼女と同じように孤独だったのかな・・・遙か昔のことなので記憶も定かではないけど。

だから実際のマリーは、派手な宮廷生活を嫌い、子供達をとても可愛がっていて一緒に過ごす時間を大切にしていた、という話を聞くとちょっと安心したりするのです。

あることないことでっち上げられて、庶民の憎しみを王妃に向けさせるための道具として「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」という言葉も使われたんですよね。本当は彼女が言った言葉じゃないのに。

だから(「1789」ではヒーローですけど)ロベスピエールって大嫌い

でも、処刑前に残した遺言書?にマリーはこう書いているそうです。

「私は無実の罪で処刑されるのだから、なにも恥ずべきところはない。だから私の死に復讐しようと考えるな。」

流石です。