マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

1789かなめマリー大千秋楽

2018年07月20日 | 凰稀かなめ様
7月18日、博多座でかなめマリーが大千秋楽を迎えました。

前楽での加藤ロナンの素晴らしい演技がまだ記憶に残っていて、否が応でも期待が高まります。

始まってすぐ思ったのは、やっぱり徹平君は歌が上手い!元々完成度が高いロナンだったので帝劇で観た時と表情や演技にそれほど変化は感じられなかったけど、目をつぶっていてもその感情の迸りが胸に訴えかけてくるように感じられました。

国王、王妃、フェルゼンの場面での廣瀬さんの演技はやはり博多座に来て変わったようですね。今日もとても雄々しいフェルゼン伯爵でした。

ロナンが撃たれて死ぬ場面で、それ迄一貫してクールで無表情だったロベスピエールが大地を叩いて号泣するのが意外でした。東京でもこんな風だったかな?よく覚えてない。

ダントン、ペイロール伯爵、アルトワ伯、サカケンさんたちの秘密警察トリオ皆さん安定の上手さ。

ソニンソレーヌは益々熱くエネルギッシュに、渡辺大輔さんのデムーランは歌唱力と熱さがますますパワーアップ。

アンサンブルの皆さんも負けてはいません。群衆芝居でも後ろにいても端っこにいても客席から登場する時でも全力で声を張り上げて歌い、喋り、アクロバティックなダンスや戦闘シーンでは舞台から転げ落ちたり・・・と体を張ったパフォーマンスに痺れました。
民衆の皆さん、一人欠けてもこのお芝居、は成立しなかったでしょう。
本当に素晴らしかったです。

続く