新国立劇場小劇場で「骨と十字架」を観てきました。
舞台を囲むようにコの字型に客席がありセンターの最前列だったので目の前で繰り広げられる迫真のお芝居に自分も参加しているような感覚に。
朝日の劇評によると、カトリック総本山での高位の聖職者たちが繰り広げる尋問劇、と書いてあったので専門用語が飛び交う暗くて難しいお芝居を想像していたのですが・・・全然違いました。面白かったですよ。
小林隆さんや近藤芳正さんの人柄から来るのか意外にもクスッと笑える場面もありそんなに身構えなくても大丈夫でした。
司祭でありながら古生物学者でもあるテイヤールのジレンマや苦悩が司祭たちとの会話劇の中で鮮やかに浮き彫りになっていきます。立場や時代は違ってもこういう苦しみを抱えている人は今もいるのかもしれません。共感できる事もあり面白かったけどずっしり重いお土産を貰ったような気がする舞台でした。
皆さん熱演でしたが、一番気になったのが伊達暁さんという方。滑舌がいいのにとても自然体ですーっとセリフが心に入ってくるようでした。
舞台美術も音楽も素敵でした。
欲を言えば途中休憩が入るのですが短いお芝居なので休憩は無い方が緊張の糸が切れなくてより面白かったのでは?と思いました。
舞台を囲むようにコの字型に客席がありセンターの最前列だったので目の前で繰り広げられる迫真のお芝居に自分も参加しているような感覚に。
朝日の劇評によると、カトリック総本山での高位の聖職者たちが繰り広げる尋問劇、と書いてあったので専門用語が飛び交う暗くて難しいお芝居を想像していたのですが・・・全然違いました。面白かったですよ。
小林隆さんや近藤芳正さんの人柄から来るのか意外にもクスッと笑える場面もありそんなに身構えなくても大丈夫でした。
司祭でありながら古生物学者でもあるテイヤールのジレンマや苦悩が司祭たちとの会話劇の中で鮮やかに浮き彫りになっていきます。立場や時代は違ってもこういう苦しみを抱えている人は今もいるのかもしれません。共感できる事もあり面白かったけどずっしり重いお土産を貰ったような気がする舞台でした。
皆さん熱演でしたが、一番気になったのが伊達暁さんという方。滑舌がいいのにとても自然体ですーっとセリフが心に入ってくるようでした。
舞台美術も音楽も素敵でした。
欲を言えば途中休憩が入るのですが短いお芝居なので休憩は無い方が緊張の糸が切れなくてより面白かったのでは?と思いました。