マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

お家さん

2014年05月10日 | ドラマ
5月9日に日テレで放映された「お家さん」面白かったです。

金子直吉が知人のご先祖様ということで、鈴木商店のことはおぼろげには知っていたのですが、こんなに凄い会社だったとは・・・びっくりです。

そしてその先見の明と剛毅な人柄にも。

鈴木商店が三井・三菱などの財閥を凌ぐほどの巨大商社にのし上がっていく痛快さと、そんな鈴木商店を疎ましく思う者等の誹謗中傷によって衆愚の民が鈴木商店を襲い焼き討ちにいたるという悲しさ、色んな物が詰まった見応えあるドラマでした。

ただ残念だったのは、あらすじを追うだけのようになり随分はしょったような感があったこと。

もっとじっくりと深い人間ドラマで見せてもらいたかったです。

それでも天海祐希さんのよねと小栗旬さんの直どんとの主従というか同志の関係がとても素敵でした。

よねは大らかにどんと構えて、部下のやりたい様に思う存分やらせ、失敗した時には自分が責任を取るという理想の上司の姿で天海さんにピッタリ。

鈴木商店がさも米を買い占めているような報道をして世論を扇動し、焼き討ちにまで至らせたのは当時の大阪朝日新聞だそうですが、本当に酷いとしか言いようがありません。勿論、商売敵も絡んでいたそうですが。腸が煮えくり返る思いで見ました。

今も昔も、こうやって栄光の座から引きずり降ろされた人や企業は数知れず・・・なんでしょうね。

嫉妬は恐ろしや。

直どんが土佐弁を喋っていたせいか、はたまた栄光の絶頂で悲劇に見舞われたせいか、その生き方が竜馬と被って見えました。

玉岡かおるさんの原作も読んでみたいと思います。






宝塚花組「ラストタイクーン」

2014年05月09日 | 宝塚
蘭寿とむさんのサヨナラ公演を観に東京宝塚劇場に行ってきました。



席は1階14列下手側でしたが、良く見えました。

ハリウッドの辣腕プロデューサーの栄光と挫折を描いたこの作品。

サヨナラ公演の作品としてはどうなんだろう?ちょっと微妙。

華やかなんだけど中身が無いというか・・・

ラスト近くにモンローが歌う歌詞がそっくりそのまま今の蘭寿とむさんの心情に重なって聞こえました。

蘭寿とむさんは最後まで男前でした。

他にはブロンソン役の望海さんが目立っていました。




レディべス3回目

2014年05月08日 | ミュージカル
吉沢梨絵さんのメアリーを観に行ってきました。

破壊的にパワフルな未来優希さんのメアリーを観た後だったので、物静かで冷徹な印象のメアリーでした。

でも一言一言がグサリと胸に突き刺さるような鋭さがありました。

それだけに和解の時のベスとのやり取りには、うるっときてしまいました。

イクティーロビンは、前回よりも和樹さんに近づいて、大人っぽくクールな表情に変わっていたような気が。

でもやっぱり可愛いです。

これで全キャスト観ましたが、今回は誰を選んでも外れなしですね。

平野×山崎 花總×加藤 が私にはしっくりくるように思えました。


美味しいイタリアン

2014年05月07日 | グルメ
千石にあるイタリア料理の店「ヴォーロ・コズィ」に行ってきました。

とってもコスパが良くて美味しいイタリアンです。今日いただいたのは、3800円(税込・サ別)のランチ

先ずはアミューズが次から次へと


グリッシーニ


フォカッチャ


パルミジャーノを焼いたの


ホワイトアスパラのオランデーズソース


チーズのクッキー、なすのマリネ、ミニピッツァ




そら豆、ピクルス


生ハム、キッシュ
ここまでがアミューズです。ワインがすすみます。



前菜盛り合わせ


ポレンタの入ったチーズのラビオリ 


子羊のロースト


デザート盛り合わせ


小菓子 コーヒーのチョコレート ホワイトチョコのケースに入ったキャラメル


ハーブティー(カモミール)

重厚でとっても素敵なインテリア、感じのいい対応、そして綺麗で美味しくボリュームあるお料理に大満足です。
是非また伺いたい

近くには六義園、小石川植物園、古河庭園があるのも魅力的。
お天気が良かったので六義園をお散歩して帰ってきました。今はツツジがきれいでしたよ。




近くの道に咲いていた花 マロニエらしいです。


レディ・べス2回目

2014年05月02日 | ミュージカル
レディべス2回目の観劇です。奇しくも席は前回とほぼ同じ。


ロビーには、こんな写真が。

入場時には、こんなプレゼントも戴きました。ロビンのクリアファイル。


本日のキャスト


メインキャストはメアリー以外は、前回とは全員違います。

前回見た時は、皆さん上手いし音楽もいいんだけど微妙~と思ったこの舞台、進化していました。

ストーリー展開がすでに頭に入ってるので純粋に音楽を楽しめたというのもあるのかもしれませんが、とても良かったです。

石丸幹二さんのロジャーはとても知的で厳格なんですが、ベスを何としても女王にするのだという強い意志が感じられました。

旅立つ姿のロジャーの衣装が素敵で、端正なお顔の石丸さんに凄く似あっていました。絵に登場するヘンリー8世なんかも似合いそう。

花總さんのベスは、歌は平野綾さんと同じくらいお上手で、可愛らしいだけではなく気品がありました。

長髪顎髭の石丸ロジャーと花總ベスを観ていたら、「モンテ・クリスト伯」を思い出してしまいました。

あの時の二人も美しかったなぁ~

前回の山口×平野よりもしっくり感じられたのは、そのせいもあるかもね。

山崎育三郎君のロビンは、ベスに一目惚れしてのぼせ上がってる様子が可愛かったです。加藤和樹さんはカッコイイんですが、ちょっとクールで斜に構えているように見えたので、情熱的な育三郎くんの方が好みでした。

フェリペ皇太子の古川君は端正な顔立ちでとても品がありますが、ちょっと固い感じ。平方君のやんちゃっぽい皇太子の方が好みでした。

今日は、涼風さんと和音さんのソロナンバーにうるうるしてしまいました。

メアリーの吉沢さんも評判がいいので観てみたいのですが・・・

今日は、ロビンのクリアファイルプレゼントが全員にありました。そして終演後にはメインの9人が選んだおやつの抽選会がありました。

育三郎くんは、トップスのチョコレートケーキでした。 欲しかった~

それにしても、禅さん・圭吾さんの濃い~コンビの、ベスを消せっ~というフレーズが耳について離れません。