漫画「クレヨンしんちゃん」の作者、臼井儀人(うすい・よしと)さんが群馬・長野県境の荒船山(1423メートル)の崖下で遺体で発見されたという先日のニュースにはビックリした。私が昨年の6月に登ったばかりの山である。
荒船山は、遠くから見ると巨大な軍艦が突き進んでいくような風格があり、巨大な岩の塊のような山である。その形に圧倒され、どうしても登りたかった山だ。臼井さんも、そんな思いで登りに行ったに違いない。
遺体が発見された場所の上部は、荒船山の登山道の途中にある艫(とも)岩という場所だ。ここが荒船山の最大の絶景ポイントであるとともに、最も危険な場所である。手摺などなく、一歩足を踏み出せば、奈落のそこにまっしぐらだ。
私が行った時も、恐ろしさで立って下を覗きこむことはできなかった。這いつくばって恐る恐る下を覗きこんだ覚えがある。好奇心旺盛な人なら怖くても下を覗きたくなる。臼井さんも、そんなことで下を覗きこみ誤って滑落したのではないだろうか。
現在、「クレヨンしんちゃん」を実写化した映画「BALLAD(バラッド)―名もなき恋のうた―」が上映されており、なかなかいい映画らしい。謹んで原作者のご冥福を祈る。
荒船山は、遠くから見ると巨大な軍艦が突き進んでいくような風格があり、巨大な岩の塊のような山である。その形に圧倒され、どうしても登りたかった山だ。臼井さんも、そんな思いで登りに行ったに違いない。
遺体が発見された場所の上部は、荒船山の登山道の途中にある艫(とも)岩という場所だ。ここが荒船山の最大の絶景ポイントであるとともに、最も危険な場所である。手摺などなく、一歩足を踏み出せば、奈落のそこにまっしぐらだ。
私が行った時も、恐ろしさで立って下を覗きこむことはできなかった。這いつくばって恐る恐る下を覗きこんだ覚えがある。好奇心旺盛な人なら怖くても下を覗きたくなる。臼井さんも、そんなことで下を覗きこみ誤って滑落したのではないだろうか。
現在、「クレヨンしんちゃん」を実写化した映画「BALLAD(バラッド)―名もなき恋のうた―」が上映されており、なかなかいい映画らしい。謹んで原作者のご冥福を祈る。