とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2009天竜ウルトラマラニック

2009-09-27 21:56:08 | マラソン
ほぼ4ヶ月ぶりに、まともに走った話題を記事にできる。5月、6月はコースボランティアの話をアップしたが自分が走ったことは、本当に久しぶりである。こんなにも走る話題がなかったことも過去にはなかったので、書くことができて嬉しい

今日は、毎年参加している「天竜ウルトラマラニック」を走ってきた。コースは、遠州鉄道の西鹿島駅を8時にスタートして岩水寺、浜北森林公園、石神、熊、横山、船明ダムを経て天竜下りの乗船場までの約50キロの道のりである。今回も顔なじみのメンバーを含めて20名ほどのランナーが参加した。スタート前に西鹿島駅前で集合写真を撮り出発だ。


今日も、絶好の行楽日和で暑くなりそうな気配であった。ただ、ときおり爽やかな風が流れ秋の気配は感じていた。咲き出したコスモスの花や、

彼岸花がきれいだった。

最初の13キロほどは、みんなのペースに合わせて走ることが出来たが、のぼり気味の山道に入りだすと、じわじわ遅れだした。4ヶ月のブランクはやはり大きい。このところ一日10キロほどは走っていたが、それ以上となるとやはりキツイ。前半で泣きが入りそうになった。しかもお腹が早速空きだし力が出なくなっていた。やはり何か食べないといけないと思い、コンビニで買ったおにぎりを早くも食べて中間点の道の駅「くんま」まで頑張った。

道の駅「くんま」では、既に先着していたランナーたちが蕎麦等を食べていた。かろうじてみんながいる時間までには中間点までたどり着くことが出来てホッとする。ここでは、先ず最初にビールを飲んだ。暑い日差しの中、ビールを飲むことだけが楽しみで走ってきたといってもいい。このとき飲んだビールは本当にうまかった。ごくごくと水のように喉の奥に入っていった。その後、蕎麦と五平餅を食べ、腹ごしらえは十分出来たので、後半を頑張ろうと道の駅を後にした。

しかし、一気にビールを飲んだので、酔いが回りしばらくはふらふらと歩いて前に進んでいた。しばらくは歩くことにする。一本杉トンネルが最高標高地点であり、ここを過ぎると、10キロ以上の長い下り坂である。下り坂は膝に堪える。しかし、ずっと歩いていくと時間が厳しい。歩きも入れながら走り、余裕時間を確保した。長い下り坂が終わる頃、“がんもどき”さんがエードを開いて待っていてくれたので助かった。冷たいスポーツドリンク、饅頭そしてビールも軽く頂く。横山の街を過ぎると、あとは天竜川の西岸の道をひたすらゴールに向かって進むだけであるが、この道も小刻みなアップダウンがありほとんど歩いた。今回は走っている時の精神的余裕がなく、後半はほとんど写真も撮らずに来てしまった。

赤い橋が見えると、直ぐに船明ダムとなる。

ここまでくれば残り数キロである。残りはなんとか走っていった。ゴールは前回と同様、天竜下りの乗船場がゴールである。8時スタートでゴールに着いたのは15時40分ころであった。7時間40分かかったが、無事ゴールできてよかった。

お風呂はないので、水道水をホースで頭からかけてもらい全身シャワーですます。寒くないのでとても気持ちよかった。着替えをしてから、乗船時間までビールと摘みで歓談していた。

船下りは、今回も貸切である。船明ダム下流部から二俣までの6キロ50分の船旅であり、2名の船頭の軽快なオール捌きとおしゃべりで今回も楽しい船旅となった。

途中、カラスの大群

やら青鷺、

カワセミなど珍しい鳥を見たり、お城の謂れ、天竜川の歴史の説明、船頭歌の熱演などサービス満点だった。途中、この後の宴会場となる「納涼亭」の下を通ると、従業員が総出で我々の船に手を振ってくれたのも良かった。

みんなも手を振り回し応えていた。また、日が暮れ、天竜川川下りで見た夕暮れ時の景色は美しかった。



久しぶりに走ったウルトラマラニックだったが、時間内完走できたし、久しぶりにランナー仲間と同じ話題に入ることができて嬉しかった。これから、走るほうも順調にこなせるといいな。