とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

BS熱中スタジアム「ランニング」レース編

2011-12-13 22:27:35 | テレビ
BS熱中スタジアム「ランニング」の第2夜の放送が昨日あった。第2夜は、いろんなレースにまつわるランナーたちの熱き語らいだ。

まずは、国内最大のシティマラソンとなった東京マラソンの話題。第5回となった今年は33万を越える応募があり、倍率は9.6倍にもなったという。私も、第1回と第2回の連続出場はできたものの、それ以後は倍率が高くなりすぎて当ることをあきらめた大会だ。ランナーの数も多いが、ボランティアも国内最大規模だ。トイレや紙コップの量も半端じゃない。その東京マラソンの舞台裏の話は、走った事のない人には想像もつかないだろうが実際走ったことのあるランナーとしては、そうだね!判るよ!といちいち共感しながら楽しく見ていた。

まずは、実は42.195kmのレースじゃない!っていう話。つまり、後ろのランナーになるほどスタートラインから遠ざかるため、距離は43キロとか44キロになっているかもしれないのだ。しかも、一番後ろのブロックは、スタートラインに到達するまでに30分以上かかる。だから、後ろの人ほど関門時間の余裕が少なくなってしまう。まあ、7時間が6時間半になっても完走できるくらいじゃなきゃどうしようもない。

それにしても、5回目になると、応援もますますヒートアップしているようだ。歌舞伎町の辺りでは、6大学の応援団やチアリーダーが声援を送ってくれているらしい。初期の頃よりもさらにお祭り状態になっているみたいで、そんな話を聞いたらまた出たくなってしまう。しかも、ゴール後は足湯のサービスやマッサージもあるなんて知らなかった。回を重ねるごとに、いろんなサービスが充実してきているようだ。

東京マラソンの話題のあとは、ホノルルマラソンや大阪マラソン、NAHAマラソンが良かったという話。このあたりは、特に目新しい話ではない。その後に出たユニークな大会の話が面白かった。千葉県の富里スイカロードレース大会は、給水所ならず給スイカ所でスイカが食べ放題だという。スイカ大好きな私としては、真夏にこんなレースに参加してみたいくらいだ。また、江ノ島の人間塩出し昆布マラソンは、真夏に行なわれるが、競うのはタイムではなく体重だという。マラソンや運動で汗を流し、体重を最も減らした人が優勝だというのだ。でも、そこまでして体重減らしたくないような気もする。

最近は、仮装して走る人も多い。二人の奇抜な仮装の人がテレビに登場した。一人は、私も見かけたことがあるデビルマンの人だ。そして、もう一人はガッチャマン。二人とも、この格好でどんな大会にも出ているらしい。ここまで来ると、普通の格好では走ることはできなくなっているみたいだ。それにしても、全身コスチュームの仮装はかなりハードである。二人とも相当の実力者である。たくさんの人から、声援を受けるので仮装するのが快感になっているのだろう。

そして、過酷なマラソンとして、富士登山マラソン、スパルタスロン、南極マラソンなども紹介されていた。でも、これはホンの一例でしかない。まだまだ、凄い大会がごまんとある。動物の中でも、これだけの距離を走れるのは人間しかいない。人間は何処まで走れるのだろうか。時に、楽しみながら走り… 時に、自分を追い詰めながら走るランナー達の熱き思いに共感しつつ大いに楽しめた番組であった。