とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

小笠原諸島の「新島」が急速に拡大中

2013-12-16 21:38:25 | ニュース

                 (海上保安庁の写真より)

小笠原諸島・西之島近くの火山噴火で「新島」が誕生しているようだが、現在では初観測時の約5倍に広がっているそうだ。溶岩の一部は、西之島の方向へ流れており、西之島とつながって一つになり、新島でなくなる可能性もあるという。

当初は、新島ができて「日本の領海が広がる」なんて喜んでいた大臣もいたが、果たしてそんなおめでたい話だけでは終わらないような気がする。新島では、さらに噴火が続いており、火山活動は活発に続いている状態なのだ。新島が今以上に大きくなるようなことがあれば、さらに上のステージに入り、マグニチュード8クラスの巨大地震が起きる可能性が浮上するという説もあるようだ。

注意すべきことは、西之島が富士山から南に向かって、箱根、伊豆大島、三宅島、八丈島、さらに南下して鳥島へと続く火山列に属しているという事だ。近くは、4月の三宅島の群発地震、27年前の伊豆大島三原山の噴火、1605年の八丈島の噴火など、この火山列では、海底火山の爆発や地震が繰り返されており、富士山の火山活動にも影響を与える可能性があるという。今回、新島ができたエリアは、10年で1mもプレートが動き、巨大な地震エネルギーが蓄積されているのは間違いないそうだ。300年以上にわたって富士山は噴火していないが、今まで静寂だったことは極めて珍しいことであり、何時噴火してもおかしくない状態ともいう。

このところ、巨大地震や富士山大噴火を危惧する話題をよく耳にするようになってきた。やはり、今一度防災意識を高めておく必要がありそうだ。