とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

アイがなくてもラブがある

2013-12-12 22:29:21 | サイエンス
今年の漢字は、「輪」になったそうだ。五輪とか、支援の輪が広がったということから1位になったようである。2位が「楽」で、3位は「倍」だった。しかし、「輪」は意外だったというか、まったく頭に浮かんでこなかった。

さて、話は変わってまたもや彗星のお話だ。期待のアイソン彗星は、太陽の熱で消滅してしまったようだが、まだまだ別の彗星が近づいているという。それは、今年の9月オーストラリアの天文家が見つけた「ラブジョイ彗星」だ。12月23日に太陽に最接近し、3等級程度まで明るくなる可能性があり、日本では12月いっぱい観測が可能で、その後は遠ざかり再度戻って来ることはないそうだ。

「ラブジョイ彗星」を観測するなら、12月17日が満月なので、その前の14日~15日くらいまでが月明かりの影響を受けずに観測できるチャンスである。12月14日は三大流星群のひとつであるふたご座流星群のピークにもあたり、うまくすれば彗星と流星のツーショットをものにできるかもしれない。ラブジョイ彗星は午前3時を過ぎると東の低い空に姿を現し、徐々に高度を上げていくので、明け方の5時~6時あたりが見頃になる。まさに「アイがなくてもラブがある」とはこの事だ。ちょっと頑張って早起きしてみようかな。