とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2013天狗石山・智者山登山(後半)

2013-12-22 22:24:16 | 山登り
天狗石山から猿見石山に行くつもりであったが、山頂の標識は七ツ峰か智者山しか方向が示されておらず、猿見石山へのルートが全く示されていない。この周辺の山岳地図を持っていけばよかったのだが、ガイドブックの地図しかなく智者山からどこにつながっているのか分からない。スマホの地図アプリで、ルートを確認しようとも思ったが、圏外でスマホは使えない。本来は、2万5千分の地図も持参し、ルートを確認できるようにするべきだった。今回のルートを甘く見ていたと大いに反省する。

それでも、次の行動に移らなければ先が見えないので、天狗岩経由智者山方向に向かうことにした。これらのルートについては、標識がしっかり整備されている。雪の斜面を、滑らないように気を付けながら下って行く。


ほどなく天狗石の看板の前を通過する。このあたりの累々とした岩を天狗石と呼ぶようだ。看板の由来を読むと、この山は江戸期までは天狗石橋山と呼ばれていたそうだ。言い伝えでは、天狗たちが山麓の崩野という村里まで一夜で石橋を作ろうとした所であったらしい。しかしいつからともなく「はし」が脱落し、天狗石山と呼ばれるようになったという事が書かれていた。


途中の樹林帯からは、富士山が何とか見えるが枝が邪魔してはっきり見えない。ずっと歩いて行っても見通しがいい場所がなく、端正な富士山の姿を写真に撮ることはできなかった。左側に見える黒い山は、七ツ峰。


40分ほどで、智者山(1292m)に到着する。


一応到着したものの、猿見石山へのルートは結局わからず、ヤバい状態になったと危機感を感じる。智者山で、みんなの知恵を出し合い、今後の対応を相談する。携帯が通じるか見てみようと、もう一度携帯の通信状態を確認するとドコモだけが3本立ちだった。ソフトバンクやAUは使えなかったが、ドコモはやはり山では強い。N山さんの携帯で、川根の観光協会に連絡を取ってもらい、ルートの確認をする。しかし、観光協会では山に詳しい人がおらず、地元の山に詳しい人を紹介してもらい、再度連絡を取る。ほどなくして、紹介された人と連絡が取れ、話を聞くと、猿見石山への下山ルートは、現在ほとんど使われておらず、今から下山するのはやめたほうがいいとの助言を受け、智者山から智者林道を経由して千頭まで下りるルートを教えられる。確かに、午後1時半となり、道なき道を下っても暗くなってしまうと遭難の危険がある。もたもたしていたら、本当に遭難してしまうので、すぐさま教えられたルートをたどり急ぎ足で林道に向かった。


林道の入り口に到着し振り返ると、天狗石山が後方に見えていた。


下山のめどが立ったので一安心して、展望のいい場所で記念撮影だ。まだまだ先は長いが、もうゴールにたどり着いたようなみんなの笑顔に一安心だ。


林道の途中には、崖崩れの場所もあり小石がごろごろと落ちてきていた。非常に危険な場所を恐る恐る通過する。


舗装された林道歩きは、登山靴だと足にこたえる。スマホの地図アプリでルートを確認しながら先を急ぐ。


林道の中間くらいで、智者山神社入り口に到着する。この神社は、室町時代前期の建立だという。昔から雨乞い、授乳の神、最近では入試の神として崇められているそうだ。智者山神社から直接、智者山に登るルートがあり、頂上まで戻っていれば、智者林道を経由しなくてももっと早く下山できたのだが、今更思っても後の祭りだ。


智者山神社から千頭までの道のりはまだまだある。林道沿いには、番号が振られた幟旗と観音像が見られる。全部で33体あるそうで、下に行くほど番号が減っていく。以後、番号が減っていくのを楽しみにしながら歩いていく。


茶畑の間を抜けていく。


やっと、千頭の街並みが見えてきた。でも、まだまだ先は長い。


観音様の番号も、だいぶ減ってきたが足もかなり疲れてきた。


やっと1番の観音様に到着し、これで終わりだねと記念写真を撮る。


ひょっとしたら0番があったりすると面白いねなどと言っていたら、そのまさかで0番が出てきた。呆れるやら笑えるやらだ。これが、本当に林道の始まりだったのだ。


千頭温泉「旬」前の吊り橋を渡ると、千頭駅は、もうすぐ近くだ。


橋の手前から、北のほうを見ると朝真っ白だった朝日岳が夕日に染まって赤くなっていた。


午後4時半、無事に千頭駅前に到着する。本当に長い林道歩きだったが、何とか日没前に下山できて一安心する。


最終の奥泉駅行きのトロッコ列車に間に合った。駅についてから10分後の発車だったので、本当にラッキーだった。列車の前には、クリスマスバージョンのモールが飾られていた。


トロッコ列車に乗ると、あっという間に夜になってしまった。山では、平地より日没が早い。30分後に、車を止めた奥泉駅に到着する。


駅員さんが切符に記念スタンプを押してくれる。切符は持ち帰っていいそうだ。


辺りは真っ暗になっていたが、車に戻ればホッとする。あとは、コンビニに忘れてきた財布だけが気がかりだった。さっそく、川根のコンビニまで車でひた走り、無事財布も受け取ることができた。まったく日本人は正直な人が多いもので、ありがたいことだ。お客の人が見つけ、店員さんに届けてくれていたようだった。終わってみれば、すべて満足できる結果だった。あとは川根温泉で汗を流し、無事帰宅する。長い一日でハプニングもあったが、楽しく充実した登山になった。山に行くときは、しっかりした地図を必ず持っていかねばならないという事と、山ではドコモが一番強いという事を再確認できたのが一番の収穫だったといえる。

参考:今回のコースマップ

2013天狗石山・智者山登山(前半)

2013-12-21 23:55:24 | 山登り
今年最後の山行として、本川根町にある天狗石山と猿見石山に登る事にした。先週の忘年ランの時、急遽、ラン友達を誘ってみたら、kazukawaさん、うっちゃん、N山さん、モコさんが参加してくれることになり5人で行くことになった。

朝6時我が家に集合した4名で、新東名経由でJR金谷駅まで向かう。7時過ぎに金谷駅に到着したN山さんを乗せ、大井川鉄道南アルプスあぷとラインの奥泉駅まで向かう。奥泉駅前の駐車場から正面に真っ白い山が見えた。ひょっとしてあの山を登るのかなと、内心ビビってしまった。あんなに雪が積もっていたら山頂まで行けないのではと弱気になってしまう。


奥泉駅前には、縄文時代の家屋を模したトイレや電話ボックス、バス停がある。この前に車を止めて、出発の支度を始めたのだが、ふと周りを見ると財布が見当たらない。ヤバいと思って、前の行動を思い出したら、途中に立ち寄ったセブンイレブンのトイレに置き忘れてきたことを思い出した。慌てて、スマホで「セブンイレブン ○○店」でグーグル検索をしたら、一発で電話番号が出てきてすぐさま電話をかけてみた。すぐに店員が出て、すでに財布を預かっていることを聞いて一安心する。名前を言って帰りに受けとることを伝え、予定通り登山に向かうことにした。


トイレの横の階段を下りていくと奥泉駅だ。駅員も二人いて奥大井湖上駅までの切符を買う。駅員に前の山の名前を聞いたら朝日岳だった。寸又峡の奥にある山で、目的の山ではないことがわかり少し安心する。それにしても、水曜日、木曜日と低気圧が通過してこのあたりでもかなり雪が積もっていたようだ。もちろん、今回の天狗石山にも積雪があることを予想し、全員アイゼンの装備だけは、持ってくるように伝えてあったので抜かりはない。


ホームで待っていると、南アルプスあぷとラインの可愛いトロッコ列車が入ってきた。


4両ほどの列車だったが、乗客は先頭車両に乗った我々5人以外には、数名しかいない。ほぼ貸し切り状態だ。


車内からは、赤い橋と雪山が見える。水面にも橋が映り、絶好の撮影ポイントだ。


アプトいちしろ駅で一旦止まり、後部車両にアプト式機関車を連結する。次の長島ダム駅までの約.5kmの坂道を登るためにアプト式機関車を連結し強力に押し上げていくためだ。アプト式機関車を使っているのは、日本ではこの南アルプスあぷとラインだけだそうだ。しかも鉄道では、日本一の急勾配を登り降りしている区間でもある。


アプト式機関車の連結が終了する。


出発までのわずかな間に、記念写真を撮る。


再び動き出した列車からは、朝日が当たった水面がキラキラして見える。


奥大井レインボーブリッジを渡りはじめる。


水面に列車の影が映る。


誰もいない無人駅の奥大井湖上駅に到着し、下車する。長島ダムのダム湖である接岨湖にかかる奥大井レインボーブリッジに挟まれた湖の上に浮かぶ秘境駅である。


スタンドバイミーを思い出し、ちょっと線路の上を歩いてみる。


奥大井湖上駅の上をあがり、天狗石山への登山道に向かう。


看板のすぐ先にある鉄の階段を登りはじめる。


しばらくすると、南アルプスの前衛の山々が見えてくる。幸いなことに快晴で、風もほとんどない。絶好の登山日和で歩き出しもウキウキ気分だ。


川根中学卒業生の記念植樹帯の間を登っていく。


樹林帯を上っていくうちに、積雪がちらほら見えてきた。


さらに雪が増えてきた。


ひとつぽつんとあるお地蔵さんの前を通過する。


かなり雪が増えてきた。


樹林帯の間は、真っ白だ。


シカの足跡もいっぱい見つける。


ほどなく天狗石山山頂(1366m)に到着する。ほぼ2時間半で到着だった。


早速ビールで乾杯だ。


我々以外誰もいない静かな山頂で、昼食タイムだ。


天狗石山山頂で昼食休憩をしたあと、次の山を目指して歩き出す。
2013天狗石山・智者山登山(後半)に続く。



フェイスブックで大失敗

2013-12-20 22:35:19 | 呟き
フェイスブックは、どうも操作性になじめないのであまりやっていなかったのだが、
昨日珍しく友達リクエストをしたよという話があって、確認するためにスマホにアプリをインストールしてみた。
パソコンならまだ判りやすいのだが、スマホ版になると、小さいアイコンがならんでいるだけで、どんな操作ができるのかが判りにくい。
よくわからない状態で、いろいろタッチしているうちに、何故か友達リクエストが大量に一気に送られてしまったようだ。

しばらくして、友達リクエストを承認したというメールがどんどん入ってきた。
知っている人もいれば、まったく知らない人もいる。
昨夜から今日の間に、驚くほどの数のメールが届き、あたふたしてしまう。
一晩で数十人も友達が増えてしまったのだ。しかも、どれほどの人数の人にリクエストが送られたのかもわからない。
とにかく放っておくわけにもいかないので、メッセージやらコメントを送ってくれた人たちへの返信とお詫びの投稿をした。
インターネットは便利だけど、使い方を誤ると大変な事になると思い知らされた大失敗であった。

社会人大学有志で忘年会

2013-12-19 23:59:13 | 社会人大学
今日は、社会人大学の有志だけの忘年会があった。
メンバーの中のHさんの洒落た自宅が、会場だ。
大型テレビや暖炉もあってちょっとしたホームパーティができる素晴らしい居間に10人ほどの仲間が集まった。




みんな一品以上持ち寄ろうということで、店で買ってきたものや自分で作ってきた料理を持ち寄ったら、凄い豪華な忘年会となった。
持ち寄ったものは、こんな料理だ。










こちらは、ヒロボーさんがわざわざポルトガルから取り寄せたというワインだ。


いろいろ飲んで食べて喋っているうちに帰りが遅くなってしまった。
しかも、フェイスブックのアプリをスマホにインストールして触っているうちに、大量の友達リクエストが送られてしまった。
今日は、フェイスブック友達が大量に増えてしまった。

さてまだ、明日も仕事だ。

年末の紅白は、「あまちゃん」キャスト総出演

2013-12-18 21:53:03 | テレビ
年末のNHK紅白歌合戦に、NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」のキャストが総出演することが決まったそうだ。
いろいろ交渉が難航していたようだが、最終的に全キャスト陣の出演が決定したという。
ということは、アキの能年玲奈をはじめ、小泉今日子、薬師丸ひろ子、宮本信子らの主要キャストや、
GMTやアメ横女学園のメンバーなど全員登場することになるようだ。
通常の歌合戦とは別に、午後9時以降の第2部で「あまちゃんコーナー」が設けられ、劇中歌が披露されることになる。

「潮騒のメモリー」は、潮騒のメモリーズ、天野春子、鈴鹿ひろみのそれぞれのバージョンで聞きたいし、
GMTの「地元に帰ろう」やアメ横女学園の「暦の上ではディセンバー」も楽しみだ。
ひょっとしたら「南部ダイバー」も歌われたら面白いだろうな。

1年の締めくくりとして、「あまちゃんコーナー」で大いに「あまちゃん」の思い出に浸りたいものだ。

今まで勘違いしていた

2013-12-17 21:42:48 | 呟き
図書館に予約してあった本をとりに行ったのだが、何気なく置いてあった雑誌を手に取ってみてびっくりだ。
「図書館戦争」「県庁おもてなし課」「空飛ぶ広報室」等、映画化やテレビドラマ化されてる作品をいくつも書いている“有川 浩”とは、女性だったのだ。
写真が記事と一緒に載っていたので、何だ!と思ってみたのだが、間違いなく女性だった。

名前の読みは“ありかわ ひろ”と読むそうで、“ありかわ ひろし”ではなかった。
念のため、ウィキペディアで調べてみたら、 “名前の浩が「ひろし」と読めるため男性だと勘違いされることも多い”と書いてあった。
やはり、私と同じような勘違いをしている人は多いようだ。
何冊かの作品は読んでいたが、作者のプロフィールを知る機会がなかった。
有川 浩の愛読者たちに知られたら、笑われてしまいそうだ。

そんなわけで、一気に気になる作家のひとりになってしまった。
自衛隊三部作など数々の作品を片っ端から予約リストに追加したので年末はいろいろ読めそうだ。

小笠原諸島の「新島」が急速に拡大中

2013-12-16 21:38:25 | ニュース

                 (海上保安庁の写真より)

小笠原諸島・西之島近くの火山噴火で「新島」が誕生しているようだが、現在では初観測時の約5倍に広がっているそうだ。溶岩の一部は、西之島の方向へ流れており、西之島とつながって一つになり、新島でなくなる可能性もあるという。

当初は、新島ができて「日本の領海が広がる」なんて喜んでいた大臣もいたが、果たしてそんなおめでたい話だけでは終わらないような気がする。新島では、さらに噴火が続いており、火山活動は活発に続いている状態なのだ。新島が今以上に大きくなるようなことがあれば、さらに上のステージに入り、マグニチュード8クラスの巨大地震が起きる可能性が浮上するという説もあるようだ。

注意すべきことは、西之島が富士山から南に向かって、箱根、伊豆大島、三宅島、八丈島、さらに南下して鳥島へと続く火山列に属しているという事だ。近くは、4月の三宅島の群発地震、27年前の伊豆大島三原山の噴火、1605年の八丈島の噴火など、この火山列では、海底火山の爆発や地震が繰り返されており、富士山の火山活動にも影響を与える可能性があるという。今回、新島ができたエリアは、10年で1mもプレートが動き、巨大な地震エネルギーが蓄積されているのは間違いないそうだ。300年以上にわたって富士山は噴火していないが、今まで静寂だったことは極めて珍しいことであり、何時噴火してもおかしくない状態ともいう。

このところ、巨大地震や富士山大噴火を危惧する話題をよく耳にするようになってきた。やはり、今一度防災意識を高めておく必要がありそうだ。

2013浜名湖半周忘年ラン

2013-12-15 22:15:01 | マラソン
今年も1年の走り治め(本当は、年末まで走る予定はあるのだが…)ということで、いつものラン友たちと浜名湖半周する忘年ランに参加してきた。なんやかんやでしょっちゅう会っている人たちばかりだが、一同会する機会は、やはり年末の忘年ランが一番だ。

今年は、今まででも最高の50名弱のランナーが集まった。もうほとんど顔なじみの仲間たちで、顔を見ればいろんな話が出て会話が弾む。スタート30分前には会場についたが、いろいろ喋っているうちに、スタート時間間際となり、あわてて支度をしてスタート地点に集まった。弁天島海浜公園広場で、赤い大鳥居をバックにスタート時の集合写真を撮ってスタートする。


弁天島から、ガーデンパーク前を通り浜名湖自転車道をひた走り、舘山寺港までの約12キロが前半のコースだ。横殴りに強風が吹き付ける中での自転車道は、なかなかきつかったが結構いいペースで走れたので、自分では満足できる走りができたと思った。舘山寺のうどん屋で昼食をとってから舘山寺港に集合する。ここからは、いつものように船で浜名湖を横断して浜名湖の西岸に移動するのだ。乗船する前に、もう一度集合写真を撮る。50名近くもいるので、貸し切り状態に近い。


乗船して椅子に座っていたら、何だかみんな同じ“かっぱえびせん”を持って入ってきたので、気になって聞いてみたら、カモメの餌づけ用に買ってきたとの事だった。船が動き出し、しばらくすると“かっぱえびせん”を持ってデッキのほうにみんな出ていったので、わたしも後を追った。“かっぱえびせん”を放り投げると面白いようにカモメが群がって集まってきた。




カモメもわきまえたもので、デッキに人が集まっただけで餌を期待して集まってきたようだ。“かっぱえびせん”を放り投げている人やら、それをカメラで撮っている人を撮るのも面白い。




浜名湖コスタ港に到着すると、仕切り直しで後半のコース約24キロを走る。一旦休憩してしまっているから、走り出しは風が冷たく体も冷えてしまっている。それでもしばらくすれば体も温まってくるので、前半と同じペースを保ちながらゴールまでひた走る。弁天島にゴールしたのは3時35分くらいだろうか。ほぼキロ6分ペースくらいで走れたようなので、自分としては思ったよりいいペースだったといえる。

風呂から上がり、ホテルのロビーから外を眺めていたら、いい感じに夕日が沈んできた。


なかなかいい色の夕日なので、絶好のアングルを狙うため慌てて屋外に出て行った。いいポイントにつくと、みんな考えることは同じようで、大勢のカメラマンが夕日を狙ってカメラを構えていた。


こちらは、ホテル内のメリークリスマスの文字。室内の照明が、ガラスに反射して写っているのと、夕日と赤い鳥居の配置がいい感じだった。


さて、こちらは5時半から始まった忘年会の様子だ。今後の大会予定の紹介や、ジャンケン大会で盛り上がった。




そして、最後も集合写真を撮らないと会は終わらない。何台ものカメラが出てくるので写真撮影も一苦労である。みんな自分のブログやフェイスブック用に使いたいのだろう。もちろん私もそんな理由でカメラを構えていた。


走ることを始めて、こういった宴会に何度も出るようになったが、多くの仲間たちと知り合えた事が一番うれしくて楽しい。やっぱり、何時までも走れるよう健康でいたいし、これまで走ることが続けられた事を神に感謝したいと改めて思った。

みかん切りボランティアに参加

2013-12-14 21:53:04 | ボランティア
静岡県ボランティア協会から東日本大震災で未だに仮設住宅で生活している人たちに、静岡のみかんを届けようとの呼びかけがあり、みかん切りのボランティアに参加してきた。みかん切りは、若いころアルバイトで小遣い稼ぎに行って以来だ。知り合いにも声をかけたところ、M子さんとH子さんが来てくれることになり、3人で三ヶ日IC前の集合場所に向かった。

集合場所につくと、大勢の参加者が集まっていた。今日は、かなり寒くなるという予報だったので、みんな防寒対策はしっかりしてきていたようだ。その後、みかんを提供してくれる方のみかん山まで移動する。みかんは、日当たりがいい場所に植えられているので、思ったより寒くなく、主催者から作業の説明を受ける。


作業する場所に散らばり、さっそくみかん切りが始まる。切るのは、青島みかんという種類で、早生みかんより一回り大きく見栄えがあり扁平で平べったくなっている。早生みかんよりは、皮が厚いが手ではむきやすく貯蔵に向いているみかんだ。


みかんを切る場合は、ヘタの上1~2センチの場所で切り、もう一度ヘタのすぐ上で切る。いわゆる二度切りをしてほしいという事だった。最終的には、ヘタのすぐ上で枝が飛び出ないように切らなければならない。飛び出ている部分があると、箱に入れたときにみかんに傷がついてしまうからだ。こんな感じで切ったみかんを籠にどんどん入れていく。


切り集めたみかんは、形や色の具合を見ながら選別して箱に分けていく。みかん切りも大変だが、選別作業も次から次にみかんが持ち込まれてくるので大変だ。


選別して段ボールに入れられたみかんがトラックに積み込まれていく。これらのみかん箱が被災地の仮設住宅の人たちに送られることになるのだ。


この日は、午後も作業する予定だったのだが、ボランティア参加者が頑張りすぎたおかげか、午前中で予定したみかん山のみかんを全部切り終わってしまっていた。やはり大勢の人が参加すると仕事も早いものだ。結局、駐車場まで戻ると、お土産用のみかんを一袋貰って現地解散となった。一日ボランティアで頑張ろうと思っていたので、ちょっと肩すかしとなってしまった。そのまま帰るのもつまらないので、景色がいい場所まで行って山歩きでもしようという事になった。

移動中に立ち寄ったグリコの工場直売店。ハムやウインナが格安で売られている。お馴染みポッキーも安く売っていたので、ついつい買いこんでしまった。


奥浜名自然歩道の尉ヶ峰直下の駐車場で持ち寄った弁当を食べる。午後2時近くになっていたので、お腹が相当すいてしまっていた。結局、グリコで買ったポッキーも全部食べてしまった。


駐車場から、直登で尉ヶ峰まで登りはじめる。車でかなり上まで来ているので、頂上まではそんなに時間はかからないが、獅子落しと呼ばれる急坂は息が切れる。




ほどなく尉ヶ峰(423.9m)の頂上に到着する。頂上にはイノシシの像と東屋がある。


前を眺めると浜名湖の景色を一望できる。


尉ヶ峰からは、そのまま帰路につき我が家で解散する。みかん切りは、明日も別のみかん山で行い、二日間で集まったみかんを来週末「クリスマスサンタ隊」として岩手県釜石市と大槌町の仮設住宅の人たちに直接届けることになっているそうだ。来週は参加できないが、我々が採ったみかんを食べてもらえるのは嬉しいことだ。

映画『ゼロ・グラビティ』

2013-12-13 23:55:14 | 映画


今日から封切りの新作映画『ゼロ・グラビティ』をさっそく見に行ってきた。ゼロ・グラビティとは、無重力空間のことである。ストーリーは、メディカル・エンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)とベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)が地球から600キロ上空で周回しているスペースシャトルで船外ミッションを行っていが、突然人工衛星の破片が飛んできて二人は宇宙に放り出される。漆黒の闇の中で地球との交信手段も絶たれた二人は無事帰還できるのかどうかというサバイバル映画だ。

この映画の登場人物は、ほぼ二人しかいない(最初は数人いるのだがセリフはない)。しかも二人一緒なのは最初のほうだけで、あとの登場人物は一人だけだ。ネタばれに近いかもしれないが、ほとんどサンドラ・ブロックの為に作られた映画といってもいいくらいだ。ジョージ・クルーニーにおいては宇宙服だけで登場し、顔が見えるのは僅かで、声しか聞こえないシーンが多かった。舞台は、宇宙空間という場所であり、複雑なストーリーはない。絶望の淵から抜けだし、何とかして生きて地球に帰ろうとする姿を描いただけのシンプルな話だからこそ、登場人物の演技力が大きくものをいう。どんな状況になっても最後まであきらめない気持ちを持ちことが必要だと改めて思い知らされた映画でもあった。サンドラ・ブロックは、この映画ではズバリはまり役だったといってもいいだろう。

内容もさることながら、やはり宇宙空間の映像は素晴らしい。全くどうやって撮ったのだろうかと思うくらいリアルな感じの宇宙空間が描かれている。実際に宇宙でロケするなんてことは、まだできないわけで、すべて特殊装置とCGで作られているそうだ。宇宙空間を漂ったり、人口衛星の破片(デブリ)が飛んでくる様子は3Dだからかなり迫力がある。今地球の周りには、デブリだらけとなっていて、この映画のようなことが将来起こりそうな危険性があると聞いている。これからの宇宙飛行士は、こんな事故に遭わないよう注意しないといけないのかとも思ってしまう。

漆黒の闇の中、時折青い地球が映し出されると、やはり美しいと感じてしまう。水平線から太陽が上ってくるシーンも素晴らしい。だが、そこには誰もいないし、空気もなく、音もない。そんな場所に一人放り出されたら、どんなにか恐ろしいものだろう。そんな宇宙のロマンと恐ろしさや怖さも感じさせてくれた映画でもあった。とにかく驚異の無重力空間の映像と、サンドラ・ブロックの演技を見る価値は十分ある。